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個人の「問い」を共有するということ(新規インタビュアー募集)

こんにちは。
問いをカタチにするインタビューメディア「カンバセーションズ」の原田です。

チャット取材企画を終えて

前回の投稿で、チャット取材を使ったカンバセーションズの特別企画についてお知らせしましたが、
各インタビュアーたちのコロナの時代における「問い」が出揃ったので、まずはそのご報告です。(諸事情あり、だいぶご報告がおそくなってしまいました…)

(下の画像をクリックすると、chatcastのカンバセーションズのアカウントページから、各インタビュアーの「問い」に関する記事をご覧になれます↓)

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それぞれのインタビュアーがいま抱えている「問い」を、
テキストチャットというクイックなコミュニケーションツールを使って採集していく感覚はなかなか面白かったです。
そもそもの企画の動機については前回のnoteでも触れましたが、
コロナ禍において、未来に対する明確な「答え」を誰も持ち合わせていないいまだからこそ、
「問い」にフォーカスしてきたカンバセーションズらしく、
現在みんなが抱えている「問い」と向き合い、
それを共有することで未来の可能性を考えていきたい
という思いがありました。
(各々の「問い」を共有・議論する場は未だセッティングできていないのですが…汗)

いま、「問い」を共有することの重要性

昨今のコロナ禍において、多くの人たちが一旦立ち止まり、
個々の生活や社会全体、あるいは企業活動のあり方などと向き合うことを余儀なくされました。
その中で、with/afterコロナの議論もさまざまなテーマ、レイヤーで行われてきましたが、
いまなお新型コロナウイルスの収束が見通せない状況が続く中で、
今回のチャット企画に限らず、
いかにこのコロナ禍において多様な個人の「問い」にフォーカスし、
これらについて共に考えていけるかということが、
これからの社会や生活、仕事のあり方を大きく左右する
のではないかと思っています。

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「インタビュアーにスポットを当てる新感覚インタビューサイト」として、2002年にスタートしたカンバセーションズでは、
個人が「問い」を立てることの重要性を、メディアのメッセージとして発信してきました。
そして、「問いをカタチにするインタビューメディア」としてリニューアルした2018年からは、
個人の「問い」を深め、文字通りカタチにするということをメディアのミッションにしているわけですが、
そんな中で起きた昨今のコロナショックによって、
個人の「問い」を共有・議論していくということに、メディアとして取り組んでいきたいと考えるようになりました。

カンバセーションズの新企画、始動します!

…と、前置きが長くなりましたが、カンバセーションズでは、
個人の「問い」を共有していくための新企画に挑戦することにしました。

その心強いパートナーとなってくれるのは、
デニム産業が集積する岡山県倉敷市の児島を拠点とするブランド・EVERY DENIM改め「ITONAMI」の山脇耀平さんです。
(つい先日、ブランド名を「EVERY DENIM」から「ITONAMI」に変更することが発表されました!)


(↓)過去にも山脇さんはカンバセーションズに、「インタビューされる側」として参加して頂き、その際は「クラウドファンディング」をテーマにお話し頂きました。

(↓)そして、このインタビューの「インタビューする側」だった「ゆっくり おいしい ねむたいな」代表の熊野森人さんは、先日クラウドファンディングをスタート。すでに目標金額をはるかに超え、調達金額100万円に到達しています!

本企画でもこれまでと同様に、山脇さんがインタビュアーとなり、
プロジェクトの実現に向けてインタビューを重ねていくことになるのですが、
今回はさらに2名(組)の“同期”インタビュアーを募り、
計3名(組)が共通の大きな「問い」のもとで問題意識や知見などを交換しながら、
各々のプロジェクト実現に向けて進んでいくような関係性
がつくれないかと考えています。


これからの「ものづくり」はどこに向かうのか?

今回掲げる大きな問いは、「これからのものづくりはどこに向かうのか?」です。
詳しくはすでに公開されている山脇さんのインタビュー記事を読んで頂きたいと思いますが、
岡山と東京を行き来しながらものづくりをしてきたEVERY DENIM改め「ITONAMI」の山脇さんが現在抱えている問題意識に端を発する「メーカーとユーザー」「個人とモノ」「ブランドと地域」などのこれからの関係性といったものを、
それぞれの立場や視点から考えてくれる仲間を募集します。

カンバセーションズリニューアル後の“第一期”インタビュアーとなってくれた3人が以前に語ってくれたように、
同期インタビュアーは、お互いにさまざまな刺激を与えてくれる存在であり、実際にコラボレーションも生まれやすくなるという“効用”があります。
特に今回の企画では、共通の「問い」を抱えているいわば“同志”が集うことで、より深い横のつながりが生まれるのではないかと期待しています。

求む!問いを共有するインタビュアー

ということで、今回カンバセーションズでは初めて、インタビュアーの公募を行います。
詳しくは、下記応募フォームに記載された募集要項をお読みの上、我こそはと思う方はぜひご応募頂ければと思います。
「問い」を共有し、共に未来を創る仲間となってくれる方たちのご参加をお待ちしています!

下記に、山脇さんの本企画に対するコメントも転載しておきます。

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(↑)インタビューに応じてくれたITONAMI(旧EVERY  DENIM)の山脇さん。

横並びで共通のテーマについて考えていける人たちがいるのはとても心強いです。
例えば、「地域に根ざす」と言っても僕らのように出身地ではない地域で活動している人間と、その土地に生まれ育ち、家業を継いだような方では立場も考え方も大きく異なると思いますし、そうした人たちの問題意識や考え方に触れられることも非常に楽しみです。
(中略)
さまざまなメディアが読者との関係やマネタイズの方法などを模索している中で、今回のカンバセーションズの取り組みはひとつの新しいやり方になると思います。自分たちも主体的に関わりながら、メディアと読者の新しい関係性を世の中に示していきたいですし、こうしたチャレンジにもワクワクしてくれるようなものづくり企業やメーカーの人たちが手を上げてくださるといいですね。

山脇さんの後半のコメントにもあるように今回の企画では、
インタビュアーとなる3名(組)ないしカンバセーションズの取り組みに対する支援を募るためのクラウドファンディングの活用
さらにそこから派生する形で、支援者/読者の方たちも参加でき、
インタビュアーたちと共に学び、成長していけるようなオンラインコミュニティの運営も見据え、
「共創のプラットフォーム」としての新しいメディアのあり方や運営方法についても考えていきたいと考えています。
この辺りの話については、ぜひ次の投稿をお待ち下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

【オンライン説明会開催決定!!】
カンバセーションズの第3期インタビュアー募集にあたり、ITONAMIの山脇さん、そして第1期インタビュアーとして「22時のカレー」の製品化を発表した「ゆっくり おいしい ねむたいな」代表・熊野森人さんをゲストに迎えたオンライン説明会を開催します。参加申込みはこちらから↓


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