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自己紹介

はじめまして、「なまけ弁当」です。
「開発コンサルタント」として複数の企業を渡り歩き、大小多くの依頼を受け、その課題を解決し成功へ導いてきました。

ある企業で20年間解決できずにいた課題を3年あまりで解決するような仕事です。当然その課題は既存技術では解決できないため、新しい技術(特許)を創りそれが稼働するまでをサポートします。

馬車馬のように働いてきましたが、難病に掛かったことを機にいまでに得た「実用性の高いノウハウ」をまとめることにしました(読者を気持ちよくさせるための啓発本とは異なり、重い話も含みます)。

仕事柄で文字書きはニガテなため、お手柔らかにお願いします。


ネームについて

ネームの「なまけ弁当」は私の故郷の童話、吉四六さんに出てくる小話の1つです。「何かを成すのは現場の人、その人は自身の自由意志で働いているのである。

決してお金・権力・思想・指示を発する人のためではないということ」経営者・リーダーへのバイブルとも言える話ではないでしょうか。

難病になって考えたこと

病気にならなかったら淡々と仕事をして人生終わっていたかもしれない。
気づきも多く、弱った人間をたたきたがる人はやっぱりいるのだとか勉強になったよ。

ピンチはチャンスです、折角もらったこの機会を最大限に活かしてみたい。
 
人との違いを感じながらも、あえて気づかぬ振りをしてきた人生・・
この世の中への「違和感」を1つずつ整理していこうと思う。

大事なこと(最初に読んでもらいたいこと)

情報があふれ、フェイクが絡み合い、何が正しい情報なのか分からない時代。まずは「全ての情報を疑いましょう」そして「自身が選択した情報も常に疑いましょう」。

信じるのは「自身で実践して効果のあった情報のみ」
つまり、私の書く内容も疑ってください。それはあなたが生き残る上で大事なことです。

「俺を信じろ!俺が正しい!」という人を私は信じない。なぜなら私は彼ではないのだから。

教育で受けた「正」が、社会では「正ではない」という違和感

学生時代の成績が良いとは主に「暗記力」のある人のことを指している。しかし社会に出ると「何かアイデアを出せ」と言われ暗記力は何の役にも立たない

日本では「自身で考える」という創造性に対する教育はほぼされていない。正解はどこかに「1つ」あるから「探しなさい」つまり「自身で考えることを放棄」することを「正」(自身で新し答えを出すことはムダ、知識を入れることを正)と教えられてきた

そのためほとんどの人はネットに答えを探すが誰にでも手に入る情報なので「新しいアイデア」は見つからない。

今まで「正しい」とされてきたものが社会で通用しないという現実の壁にぶつかり、傷つき疲弊していく。これは丸腰で社会という「戦」に出るようなものなのだから、傷つき疲弊するのは当たり前なのである。

おそらく対策はいくつかあると思うが、私の人生で「実践し効果のあった生き残り戦略」を紹介したいと思います。

今後noteで書いていきたいこと「私の生き残り戦略(就職・転職)」

今、年功序列・終身雇用・退職金制度の無い企業が増えてきており、正社員なら安泰だという考えは消えつつあると思います。

私は2000年初頭、大学院卒業時このような時代がくるだろうと考え、就職先にあえて中小企業を選び転職を重ねステップアップしてきた、いわゆる先駆者の1人です。

当時この選択をするのはリスクでしかありませんでしたが、これを選択したもう1つの理由は「極度の人見知り」だったこともあります。

大企業で必要な「術」である「人の顔色を伺いながらゴマをする能力」は皆無で、それなら「明日、会社が無くなっても平気で生きていける」人材になろう!ということを就職時の目標(生き残り戦略)としました。
 
この考えが基にあったので、私は他の人よりも早い段階で「武器」を手にし、それを「磨く」ことができました。

また面白いことに転職を重ねて気づいたのは企業が欲しいのは「その企業に馴染む」人材よりも「明日、会社が無くなっても平気で生きていける」人材でした。

それは企業が転職者に「即戦力」と「新しい風」を望むからで、リーマンショック時の転職も直ぐに決まりました。

一匹狼の生き方のように見えますが、この「武器」を使い「問題解決型のリーダー」として実績を積むことで「プロジェクトを成功へ導くコンサルタント」へと成長することができました。

これは特定の企業内でしか使えない狭い「術」ではなく、世の中で通用する「武器」のため定年後も有効な生涯の「稼ぎの種」となります。
 
私の選択(生き方)は正直しんどいためお勧めできませんが、何かの参考になればと思いここに「ノウハウ」を書き残していこうと思います。
どのように「武器」を選択するのか、そもそも「武器」とは何なのか・・から

noteをはじめた本当の理由


人生の答え合わせに使った本

 私は「まず自分で考え答えを出す」ことに重点を置いて生きてきたので、一般的な啓発本は一切読まず(参考にせず)に生きてきました

 一度、会社で啓発本を読まされたことがあるのですが、あまりにも現実離れした内容(スポーツ系)で参考にならなかったこともありますが・・。
【後日、記事にしました】


 今回、私の半世紀におよぶ人生の選択・成果の答え合わせに選んだのは1980年代に書かれた海外の書籍で、いまだに発行されている本です。おそらくこのような本が本質をついていると思います。

 著者もエンジニアで共感できることも多く、私の生き方は概ね間違っていないことを確認できました(生き方としては当然、彼の方が上ですが・・)。

 よい本なのですが、難解で実経験がないと共感できないので学生が読んでもピンとこないのが残念なところです。

 この辺りを私の実経験をもとに補足し、加えてAIが浸透した未来の企業の組織構造についても推論を述べたいと考えています。

<参考書籍>
 ・GMワインバーグ著:「コンサルタントの秘密」「スーパーエンジニアへの道」
 
 最後まで、お読みいただきありがとうございました。
 
「なまけ弁当」

「なまけ 弁当」のお話

むかし むかし 、 吉 四六 さん と 言う 、 とても ゆかいな 人 が い ました 。 吉 四六 さん は 庄屋 ( しょうや ) さん に お 金 を 借りた ので 、 その 代金 の 代わり に しばらく の 間 、 庄屋 さん の 畑 で 畑 仕事 を する 事 に なり ました 。
ある 日 の 夕方 、 吉 四六 さん が 畑 から 帰って 来て 言い ました 。 「 庄屋 さん 。 今日 は 草 を 残らず 刈り 取り ました 。 お 弁当 を こしらえて いただいた おかげ で 、 大変 はかどり まして 、 ありがとう ございます 」 する と 、 庄屋 さん が 言い ました 。 「 はかどった と いって も 、 何も お前 が 仕事 を した わけじゃ ない 。 弁当 が 仕事 を した まで の 事 じゃ 」 「 は あ 、 弁当 が です か ? 」 吉 四六 さん は 、 首 を 傾げて 家 に 帰り ました 。

その 次の 日 、 吉 四六 さん は 庄屋 さん に 弁当 を もらって 、 裏山 の 畑 に 出かけて 行き ました 。 そして 畑 の 真ん中 に クワ を 突き刺す と 、 クワ の 柄 の 先 に 弁当 を しばり つけ ました 。 そして 自分 は 涼しい 木 の 陰 ヘ 行って 、 手足 を 伸ばして 寝ころび ました 。 やがて お 昼 過ぎ に なる と 、 庄屋 さん が 見回り に やって 来 ました 。 「 おや ? 」 見る と 、 畑 の 真ん中 に クワ が 突き刺さって い ます 。 「 こんな 所 に 、 大事な 畑 道具 を 置き っぱなし に して 。 ・・・ おや ? 畑 仕事 は 何一つ 手 を つけて おら んじゃ ない か 。 いったい 吉 四六 さん は 、 どこ ヘ 行った んじゃ ? 」 庄屋 さん が その 辺り を 探して みる と 、 吉 四六 さん は 大の 字 に なって 、 グーグー と 大 いびき を かいて い ます 。 庄屋 さん は 、 カンカンに 怒って 、 「 吉 四六 ! その ざま は 何事 じゃ ! 」 と 、 怒鳴り つけ ました 。 すると 吉 四六 さん は 、 寝た まま で 目 を 開けて 、 「 ありゃ ? 庄屋 さん でした か 」 「 でし たかい も ない ! この いい お 天気 に 、 朝 から 何一つ 仕事 も せ んで ! 」 「 へい 、 ですが 」 「 ですが 。 何 じゃ い ? 」

吉 四六 さん は 、 落ち着いて 言い ました 。 「 昨日 、 庄屋 さん が おっしゃり ました 。 畑 仕事 は 弁当 が する んじゃ と 。 それ で あの 通り 、 弁当 に クワ を 持た せて 、 畑 に 出して やり ました 」 「 何 じゃ と ! 」 カンカンに 怒って いる 庄屋 さん を 見あげて 、 吉 四六 さん は 、 「 はて 、 ここ から 見て おり ます と 、 弁当 の 奴 め 、 いっこうに 仕事 を し ませ ん な 。 仕事 は 弁当 が する もん じゃ のに 。 ねえ 、 庄屋 さん 。 弁当 の やつ は 、 怠け者 です な 」 「・・・・・・」 庄屋 さん は 、 返す 言葉 が あり ませ ん でした 。おしまい

Fairy Tales, なまけ弁当 (lingq.com)

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