見出し画像

グローバリゼーションによる負の利点

こんにちは。それでは、文章をここに書かせていただきます。

 地球規模で複数の資本、情報、人の交流や移動が行われる現象であるグローバリゼーションは、今日の世界の多くの社会において多様性の増大を促進している。中国で発生したコロナウイルスが日本に持ち込まれ、リモートワークが普及し、日本国民の生活が大幅に変化したのがいい例だろう。多様性は、良くも悪くも変化を加速させ、より多くの機会と進歩を生み出す一方で、差別、暴力、対立などの悪影響をもたらす緊張を引き起こす。このような悪影響を回避し、すべての人にとって平和で公正な世界を築くために、多様性には、異なる文化的背景や異なる立場に置かれているすべての人が社会、職場、組織などで公平な分配と機会を獲得することができるような、考え方や態度の「インクルージョン」つまり包括が必要不可欠である。異なる文化同士では当然、受け入れられる才能と受け入れられない才能がある程度違ってくる。元いた文化では受け入れてもらえなかった者たちも別の文化では受け入れてもらえるケースもあるし、逆に元の文化が合っていた者たちはグローバリゼーションによって、別の文化が入ってきたときにそれらの文化がノイズに感じることもあるかもしれない。しかし、ノイズが多少あるからこそ、受け入れてもらえることによる充足感をより鮮明に得ることができるかもしれないと自分は考える。紅葉に緑葉を少し加えることで紅葉が映えるのと同じ理屈である。そうでなければ、すべての人が、年齢、人種、性的指向、性別、その他の特性に関係なく、社会の様々な活動に参加し、貢献し、恩恵を受けることによって、歓迎され、評価され、尊敬され、力づけられることを実感することはできない。
 総括すると、これからの新生活は新しい出会いが待っているが、それに伴って不満やストレスなども出てくるだろう。しかし、それらを受け入れることで、今、受け入れられていることの素晴らしさをより感じることができるだろうと自分は考えている。

この記事が参加している募集

多様性を考える

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?