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営業マンを1年半で辞めて、今は先生②

①は25スキ♡以上いただき有難うございます。①のリンクを貼っておきます。転職を考えていらっしゃる方のお力になることができれば幸いです。

前回は営業マンと教師の仕事内容の違いについて3つ挙げました。今回は営業マンから教師に転職した私が感じた営業マンをやっていて教育現場で活かすことができたことを3つ挙げたいと思います。そもそも営業マンと言っても様々な仕事内容がありますが私が行っていたのは広告(HPやフリーペーパーなど)営業で、俗に言うプッシュ型の営業マンでした。これはテレアポ、飛び込み営業など自ら販路を拡大していく営業スタイルです。それに対してプル型営業という自動車のディーラーや住宅展示場での営業のようにお客様が来店するのを待って営業をするものがあります。

①トーク力・プレゼン力

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授業も営業と通じるところが多くあります。営業トークのオープニングから本題、そしてクロージングという流れが、授業では導入⇒展開⇒まとめに言い方は変わっていますが本質的には同じです。お客様に納得し、商品を購入してもらうためのトークを生徒の納得をもらえるように授業作りや実際の授業に転用すれば良いのです。私は地歴・公民(社会)の教師なので営業マンの時に体感したことを導入などで話すと、とても興味を持って生徒たちは話を聞いてくれます。さらに「発問」つまり「生徒との対話」で展開するように授業や面談を行う際は、心掛けています。これは営業マンの時に得たスキルで話す割合が相手:こちら(8:2)といなると、相手が一番納得感を得やすいということを知っているので実践しています。また営業で資料などを使ったプレゼンも多く経験したため会議であまり困ったことはありません。


②メンタルコントロール

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よくnoteの記事の中でも「先生しんどい」や「学校辞めたい」という精神的に追い詰められたものを目にします。確かに教師という仕事は様々なプレッシャーや生徒や保護者の心無い言葉に傷つくことで気持ちが滅入ることがあります。私は前職でテレアポ(お店に電話を掛け合う約束を取り付ける)を1日500本、飛び込み営業で塩を撒かれるなどを経験し、それを思い出すことである程度のことは精神的にコントロールできるようになりました。ブラックに近い会社だったと感じていますが成長もできました。どんな仕事だって大変です。それを知ることで今の仕事の良さを知ることができました。


③コスト意識

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基本的に何でも値切ります。あまり学校へ営業に来られる方も先生から値切り交渉をされることがないそうで最初はとても驚かれます。会話の中で「実は前職営業マンで・・・」ということを伝えると多くの営業マンの方が心を開いて、話を聞いて下さいます。生徒募集で来校される大学の広報の方や教材・テスト関係の会社の方、ChromebookなどのICT機器の販売会社の方などその全てが営業マンです。他校では横柄に対応する先生も多いということも聞きますが私はそれができません。なぜならば自分も営業として飛び込んでいた経験があるのでその時、厳しい対応をして来られた時の思いは今でも忘れられません。誰に対しても礼儀を持って接する姿勢が大切です。されにコスト意識を持つことはとても重要です。生徒の授業料は保護者の方の懸命に仕事をされた給料から捻出されています。そのことを考えると1,000円でも500円でも安く教材を購入したいと日々思っています。


またスキ♡15以上いただければ追加の記事を書きたいと思います。大雨で外出ができませんがこんな時だからこそできることを見つけて自分や家族のために時間を使って行きましょう!

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