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ヨーグルトジャーマニー

怖くて怖くて

悲しくて悲しくて堪らない

ヨーグルトジャーマニーを喉に押し込んで

酸味で誤魔化していく。

甘いだけのものは苦手だから。


傘を挿さないで。

水滴は濁ってる。

嘘だった。

涙腺がカビついて、いつも濁らすの、瞳を。

ぼやかして殺した。

壊して欲しかった。

一つ一つ骨をへし折って、

破れたビニールが綺麗だね。

綺麗だね。

綺麗だね。

おかしい。

オカシイ。

わたし、

逃げたい。

空に天に逃げたい。

浮かんで、飛びたい。

俯瞰して見下ろしたい。

その中で淡く光る小さな灯りを守りたい。

柔らかく包めるなら、

この手が少し大きいことも、肉づいてることも、


よいものに感じれるかもしれない。


だから、だから、

鎖を解いてください。

束縛を解いてください。

私は私に願うだけで、何もできない。