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マンガ家を目指しています。将棋が好きです。 読んだ本のことも記事にしています。

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  • 柳田國男読書記録

    日本民俗学の柳田國男さんの全集を読んだ記録を残します。

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遥か想望の竜王

    • 貧乏神の将棋 リンク

      企画「わたしのマンガを見て」用のリンクです。

      • 宮古島旅行記

        宮古島での体験は、私にとって異様なものだった。常に、草むらや森の暗がりから、何かがこちらを伺っているような、そういう異様さがあった。 旅行の企画をしたのは、妻だった。私は旅行が嫌いなのだが、それでも宮古島には興味があった。元々日本には属さず、それどころか、歴史書によれば、琉球王国とも言葉が通じない、離れた時代があったという。これは、行ってみるしかないと思った。 私には、子供が二人いる。 もうすぐ5歳になる長男と、もうすぐ1歳になる二男だ。 彼らの世話だけで相当苦労したのだ

        • 昔よく読んだ本について

          高校生から大学生時代、よく永井均氏や京極夏彦氏の著作を読んだ。 永井氏は哲学者、京極氏は小説家。違うジャンルの人だが、共通点がある。 彼らの書いた文章にハマってしまうと、その枠組みの中でしか考えられなくなる、ということだ。 永井氏の独我論、京極氏の妖怪シリーズは、難解だが魅力的な思弁が、幻覚パウダーのような文体で書かれていて、それに酔ってしまって、他の考え方が出来なくなってしまう。 だが、今、私は彼らの著作を全く読まない。 歳をとって、いろいろ人生経験を積んで、心の中に

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          イマイチうまくいかなかったイラスト

          イマイチうまくいかなかったイラスト

          わたしの画力は、4年でどの程度上がったか。

          そこそこ納得のいく絵が描けるようになってきました。何年も漫画模写を続けて、苦節8年。まだまだ、プロには及びませんが、少しずつ進歩しています。 自分が進歩しているとわかっているのなら、描き続けることができる、そう思います。 過去に描いた絵を見ると、ずいぶん変わったな、と思います。 以下は、4年前に描いた漫画の一コマ。 これはこれで、面白い絵です。ギャグ漫画としてなら、これは悪くない絵でしょう。ですが、漫画雑誌の編集者には認められなかった。 次の絵は、今日描いたもの。 だ

          わたしの画力は、4年でどの程度上がったか。

          このままだと、漫画も妖怪研究も数学もその他諸々、中途半端なままになってしまう。 ただ、やりたくない仕事を生きるためにするような姿だけを、子供に見せたくない。 やはり、同人誌を出すか。

          このままだと、漫画も妖怪研究も数学もその他諸々、中途半端なままになってしまう。 ただ、やりたくない仕事を生きるためにするような姿だけを、子供に見せたくない。 やはり、同人誌を出すか。

          漫画を描いてます。

          漫画を描いてます。

          「宗歩の角行」読書記録

          谷津矢車「宗歩の角行」を読んだ。 まさに、「天才の栄光と挫折」だろう。天才は、普通の人とは違う世界に住んでいて、すごい実績を残しても、結局孤独のうちに死んでいく。そういう話だ。 谷津さんはずっと歴史小説を書いている。全てを読んだわけではないが、その多くの作品で、才能ある人と、そうでない人の対比が鮮やかに描かれている。 「宗歩の角行」の主人公、天野宗歩は幕末の将棋指しだ。後に「棋聖」「実力十三段」と称される天才棋士。 わたしは小学校時代から将棋を指していたから、名前は知っ

          「宗歩の角行」読書記録

          遠野物語と南米の鬼女

          令和5年度 佐々木喜善賞 落選作 を公開します。 遠野物語と似通った神話が南米にあり、驚いたことがあります。 そのことをイラストにしました。 作品の主題 遠野物語と南米の神話 作品解説 柳田國男の遠野物語を初めて読んだのは2021年〜2022年だったと思う。当時私は、「定本 柳田國男集」を最初から読んでいこうと計画しており、その中に遠野物語が含まれていた。 レヴィ=ストロースの「神話論理 Ⅰ」を読んだのは、その少し前だった。構造主義とは何か、

          遠野物語と南米の鬼女

          柳田國男「遠野物語」

          「遠野物語」の模写が終わった。 ノートにシャーペンで写していた。半年以上かかったかな。 仕事の休み時間とか、家に帰って子供が寝た後とか、時間を見つけて模写していた。 それで、俺の中で何か変わったかな? 少しは成長したかな。 文章は上手くなったと思う。 よく、小説家になるために「小説を丸写しにする」練習方法があると聞くが。 それの、ごく短いバージョンだね。 それでも、半年かかった。 さて、模写していて色々気がついたことがある。 遠野物語は、「お化け話」が多い。名前のないお化

          柳田國男「遠野物語」

          酒呑童子描きました。

          酒呑童子ってのは、いろんなフィクションやゲームの題材になっている、鬼の頭目ですな。 わたしがここでダラダラ説明を書くより、Wikipediaを読んだ方が、適切な知識が得られるでしょう。 最近も、某ゲームに登場しているそうですが、それとは関係なく、自分の想像するままに描きました。 データを書き出ししてから、なんかデッサン狂ってるなと思いましたが、もう、修正する気力はありませんので、ここにアップします。 まだまだ修行は必要ですが、下手なりに頑張って描きました。よろしくお願いい

          酒呑童子描きました。

          それで結局、子供の頃会ったあの妖怪はなんだったんだろう?

          小松和彦 2015「妖怪(大人の探検シリーズ)」を読んだ。 多分、小松先生の今までの研究のエッセンスを分かりやすく書いた本だろう。 面白かった。 小松和彦さんは、文化人類学・民俗学の分野で、ずっと妖怪の研究をしてきた人のようだ。つまり、妖怪について学問的なアプローチについて書かれている。 自分なりにまとめると「妖怪」っていうのは、「理不尽な出来事(病気だったり、自然災害だったり、ひどい人間関係)」が起こった時に、それを説明して納得する手段だった。 水難事故は水の妖怪のせい

          それで結局、子供の頃会ったあの妖怪はなんだったんだろう?

          絵描いたよ

          また絵描けた。 電車で通学中の高校生。 下手だけどね。 描くの、やたら時間かかったし。 もっと、解剖学の勉強しないとダメだね。 あと、絵を描き続ける気力がない。その辺もなんとかしないとね。 毎日ちょっとずつ上手くなってるように思う。努力はしてる。 その点は、自分を褒めてあげようかね。

          絵描いたよ

          水木しげるの妖怪人類学

          水木しげるさんの本を、久しぶりに読んだ。 「水木しげるの妖怪人類学」という本だ。 人類学というのは、おそらく文化人類学のこと。ある人々の持つ文化伝統を「他者の目」から見るように、研究する学問だ。 「妖怪」というのも、人間の文化に属することだから、文化人類学の研究の範疇に入るのかもしれない。 (民俗学という学問もあって、こちらは自分たちの文化を「自分たちの目」で見るように研究する分野。ただ、水木しげる先生にとって、この二つの学問の差にこだわりはないように思う) 妖怪がいるのは、

          水木しげるの妖怪人類学

          妖怪の友達と通学する

          学生の頃、妖怪の友達がいたらいいなと思っていた。 一緒に通学して、遊んで、学校で起きた難事件を解決して。 時々、悪い妖怪とバトルして。 そんな日常は、永遠に訪れなかったが。 いつか、そんな夢をマンガにできたらと思う。

          妖怪の友達と通学する