水木しげるの妖怪人類学
水木しげるさんの本を、久しぶりに読んだ。
「水木しげるの妖怪人類学」という本だ。
人類学というのは、おそらく文化人類学のこと。ある人々の持つ文化伝統を「他者の目」から見るように、研究する学問だ。
「妖怪」というのも、人間の文化に属することだから、文化人類学の研究の範疇に入るのかもしれない。
(民俗学という学問もあって、こちらは自分たちの文化を「自分たちの目」で見るように研究する分野。ただ、水木しげる先生にとって、この二つの学問の差にこだわりはないように思う)
妖怪がいるのは、