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マンガ家を目指しています。将棋が好きです。 読んだ本のことも記事にしています。

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    日本民俗学の柳田國男さんの全集を読んだ記録を残します。

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固定された記事
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遥か想望の竜王

radicalmannta
2年前
23

歴史物、歴史ファンタジーものが描きたい

はい、表題のとおりなんです。 漫画家を志している以上、壮大な話が描いてみたいんですね。 色々、アイディアはあります。それぞれ、一言ずつ書いていきますね。 「モン…

radicalmannta
6日前

貧乏神の将棋 リンク

企画「わたしのマンガを見て」用のリンクです。

radicalmannta
2か月前
1

宮古島旅行記

宮古島での体験は、私にとって異様なものだった。常に、草むらや森の暗がりから、何かがこちらを伺っているような、そういう異様さがあった。 旅行の企画をしたのは、妻だ…

radicalmannta
2か月前
7

昔よく読んだ本について

高校生から大学生時代、よく永井均氏や京極夏彦氏の著作を読んだ。 永井氏は哲学者、京極氏は小説家。違うジャンルの人だが、共通点がある。 彼らの書いた文章にハマって…

radicalmannta
3か月前
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イマイチうまくいかなかったイラスト

radicalmannta
4か月前
2

わたしの画力は、4年でどの程度上がったか。

そこそこ納得のいく絵が描けるようになってきました。何年も漫画模写を続けて、苦節8年。まだまだ、プロには及びませんが、少しずつ進歩しています。 自分が進歩していると…

radicalmannta
4か月前
6

このままだと、漫画も妖怪研究も数学もその他諸々、中途半端なままになってしまう。
ただ、やりたくない仕事を生きるためにするような姿だけを、子供に見せたくない。

やはり、同人誌を出すか。

radicalmannta
5か月前
2

漫画を描いてます。

radicalmannta
5か月前
5

「宗歩の角行」読書記録

谷津矢車「宗歩の角行」を読んだ。 まさに、「天才の栄光と挫折」だろう。天才は、普通の人とは違う世界に住んでいて、すごい実績を残しても、結局孤独のうちに死んでいく…

radicalmannta
6か月前
9

遠野物語と南米の鬼女

令和5年度 佐々木喜善賞 落選作 を公開します。 遠野物語と似通った神話が南米にあり、驚いたことがあります。 そのことをイラストにしました。 作品の主題 遠野物語と…

radicalmannta
8か月前
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柳田國男「遠野物語」

「遠野物語」の模写が終わった。 ノートにシャーペンで写していた。半年以上かかったかな。 仕事の休み時間とか、家に帰って子供が寝た後とか、時間を見つけて模写していた…

radicalmannta
9か月前
8

酒呑童子描きました。

酒呑童子ってのは、いろんなフィクションやゲームの題材になっている、鬼の頭目ですな。 わたしがここでダラダラ説明を書くより、Wikipediaを読んだ方が、適切な知識が得ら…

radicalmannta
9か月前
8

それで結局、子供の頃会ったあの妖怪はなんだったんだろう?

小松和彦 2015「妖怪(大人の探検シリーズ)」を読んだ。 多分、小松先生の今までの研究のエッセンスを分かりやすく書いた本だろう。 面白かった。 小松和彦さんは、文化人…

radicalmannta
9か月前
2

絵描いたよ

また絵描けた。 電車で通学中の高校生。 下手だけどね。 描くの、やたら時間かかったし。 もっと、解剖学の勉強しないとダメだね。 あと、絵を描き続ける気力がない。そ…

radicalmannta
9か月前
3

水木しげるの妖怪人類学

水木しげるさんの本を、久しぶりに読んだ。 「水木しげるの妖怪人類学」という本だ。 人類学というのは、おそらく文化人類学のこと。ある人々の持つ文化伝統を「他者の目」…

radicalmannta
9か月前
4
歴史物、歴史ファンタジーものが描きたい

歴史物、歴史ファンタジーものが描きたい

はい、表題のとおりなんです。
漫画家を志している以上、壮大な話が描いてみたいんですね。

色々、アイディアはあります。それぞれ、一言ずつ書いていきますね。

「モンゴル帝国時代に転生した男子高校生が、その気象知識を活かしてクビライ・カアンの覇業を支える話」

「王国を牛耳る老獪な宰相の不正を暴くよう名門貴族から依頼を受けた下級士族の主人公。しかし、調べれば調べるほど、宰相は質素な生活をしていて、む

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宮古島旅行記

宮古島旅行記

宮古島での体験は、私にとって異様なものだった。常に、草むらや森の暗がりから、何かがこちらを伺っているような、そういう異様さがあった。

旅行の企画をしたのは、妻だった。私は旅行が嫌いなのだが、それでも宮古島には興味があった。元々日本には属さず、それどころか、歴史書によれば、琉球王国とも言葉が通じない、離れた時代があったという。これは、行ってみるしかないと思った。

私には、子供が二人いる。
もうす

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昔よく読んだ本について

昔よく読んだ本について

高校生から大学生時代、よく永井均氏や京極夏彦氏の著作を読んだ。
永井氏は哲学者、京極氏は小説家。違うジャンルの人だが、共通点がある。

彼らの書いた文章にハマってしまうと、その枠組みの中でしか考えられなくなる、ということだ。

永井氏の独我論、京極氏の妖怪シリーズは、難解だが魅力的な思弁が、幻覚パウダーのような文体で書かれていて、それに酔ってしまって、他の考え方が出来なくなってしまう。

だが、今

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わたしの画力は、4年でどの程度上がったか。

わたしの画力は、4年でどの程度上がったか。

そこそこ納得のいく絵が描けるようになってきました。何年も漫画模写を続けて、苦節8年。まだまだ、プロには及びませんが、少しずつ進歩しています。
自分が進歩しているとわかっているのなら、描き続けることができる、そう思います。

過去に描いた絵を見ると、ずいぶん変わったな、と思います。
以下は、4年前に描いた漫画の一コマ。

これはこれで、面白い絵です。ギャグ漫画としてなら、これは悪くない絵でしょう。で

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このままだと、漫画も妖怪研究も数学もその他諸々、中途半端なままになってしまう。
ただ、やりたくない仕事を生きるためにするような姿だけを、子供に見せたくない。

やはり、同人誌を出すか。

「宗歩の角行」読書記録

「宗歩の角行」読書記録

谷津矢車「宗歩の角行」を読んだ。
まさに、「天才の栄光と挫折」だろう。天才は、普通の人とは違う世界に住んでいて、すごい実績を残しても、結局孤独のうちに死んでいく。そういう話だ。

谷津さんはずっと歴史小説を書いている。全てを読んだわけではないが、その多くの作品で、才能ある人と、そうでない人の対比が鮮やかに描かれている。

「宗歩の角行」の主人公、天野宗歩は幕末の将棋指しだ。後に「棋聖」「実力十三段

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遠野物語と南米の鬼女

令和5年度 佐々木喜善賞 落選作 を公開します。
遠野物語と似通った神話が南米にあり、驚いたことがあります。
そのことをイラストにしました。

作品の主題 遠野物語と南米の神話

作品解説

柳田國男の遠野物語を初めて読んだのは2021年〜2022年だったと思う。当時私は、「定本 柳田國男集」を最初から読んでいこうと計画しており、その中に遠野物語が含まれていた。
レヴィ

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柳田國男「遠野物語」

柳田國男「遠野物語」

「遠野物語」の模写が終わった。
ノートにシャーペンで写していた。半年以上かかったかな。
仕事の休み時間とか、家に帰って子供が寝た後とか、時間を見つけて模写していた。

それで、俺の中で何か変わったかな? 少しは成長したかな。
文章は上手くなったと思う。
よく、小説家になるために「小説を丸写しにする」練習方法があると聞くが。
それの、ごく短いバージョンだね。
それでも、半年かかった。

さて、模写し

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酒呑童子描きました。

酒呑童子描きました。

酒呑童子ってのは、いろんなフィクションやゲームの題材になっている、鬼の頭目ですな。
わたしがここでダラダラ説明を書くより、Wikipediaを読んだ方が、適切な知識が得られるでしょう。
最近も、某ゲームに登場しているそうですが、それとは関係なく、自分の想像するままに描きました。

データを書き出ししてから、なんかデッサン狂ってるなと思いましたが、もう、修正する気力はありませんので、ここにアップしま

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それで結局、子供の頃会ったあの妖怪はなんだったんだろう?

それで結局、子供の頃会ったあの妖怪はなんだったんだろう?

小松和彦 2015「妖怪(大人の探検シリーズ)」を読んだ。
多分、小松先生の今までの研究のエッセンスを分かりやすく書いた本だろう。
面白かった。
小松和彦さんは、文化人類学・民俗学の分野で、ずっと妖怪の研究をしてきた人のようだ。つまり、妖怪について学問的なアプローチについて書かれている。

自分なりにまとめると「妖怪」っていうのは、「理不尽な出来事(病気だったり、自然災害だったり、ひどい人間関係)

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絵描いたよ

絵描いたよ

また絵描けた。
電車で通学中の高校生。

下手だけどね。
描くの、やたら時間かかったし。
もっと、解剖学の勉強しないとダメだね。

あと、絵を描き続ける気力がない。その辺もなんとかしないとね。

毎日ちょっとずつ上手くなってるように思う。努力はしてる。
その点は、自分を褒めてあげようかね。

水木しげるの妖怪人類学

水木しげるの妖怪人類学

水木しげるさんの本を、久しぶりに読んだ。
「水木しげるの妖怪人類学」という本だ。
人類学というのは、おそらく文化人類学のこと。ある人々の持つ文化伝統を「他者の目」から見るように、研究する学問だ。
「妖怪」というのも、人間の文化に属することだから、文化人類学の研究の範疇に入るのかもしれない。
(民俗学という学問もあって、こちらは自分たちの文化を「自分たちの目」で見るように研究する分野。ただ、水木しげ

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