「年末なので5日間だけ箱根駅伝チームをします。箱根駅伝の1区を5キロくらい走って、田町駅くらいで朝食を食べます」
12月某日、R&BのFacebookグループにあちこちチームのTerryさんからこんな投稿がありました。12/24〜31にかけて、箱根駅伝の1区から5区を走るという新春先取り企画！ 年末に箱根駅伝のコースを走って、年始に箱根駅伝を見るなんて最高のお正月を迎えられそう……！ というわけで、その様子について参加者の投稿をもとにしたレポートをお届けします✏️

1区：読売新聞社前〜鶴見中継所

世間はクリスマスイブですが、箱根駅伝チームにとっては1区を走る日！
箱根駅伝同様、スタート地点は読売新聞社前です。
朝は冷えこみましたが、走っているうちにだんだんあったかくなりました。
1区は大都会エリアからなので、道が広くて走りやすい。

立会川まで走って、朝ごはんは「すき家」！
何はともあれあったかい味噌汁！
そして、ダブル目玉焼き定食を目玉焼き丼にしました。サラダも加えて、紅しょうがを足して、フレンチドレッシングをかけると……何だか悪いことしてるような、でもすごくおいしい背徳感のあるサラダになるんです。
すき家でエネルギーチャージをした後は、鶴見中継所まで走りました。

2区：川崎駅〜鶴見中継所〜戸塚中継所

12/25のクリスマスは、花の2区を走る日！
仲間が増えて、3人で川崎からスタート。1区の終盤から鶴見中継所を通って、襷をつないだ気分を満喫して朝ごはんを目指すコースです。

予定していたロイヤルホスト横浜店は朝はビュッフェメニューのみだったので、予定を変更して星乃珈琲店へ。
ゆったりソファー席であったかいコーヒー☕️とトースト🥪など。
お店は朝から賑わってました。ロイヤルホストはリベンジします🔥

3区：戸塚駅〜戸塚中継所〜平塚中継所

3区を走る12/29、戸塚駅から出発しました。最初から上り坂です。
20kmくらい権之助坂を越えてきて、そのうえでこの坂を登る箱根駅伝の選手達、凄すぎやしませんか……。ひたすら走って、戸塚中継所まで来ました。思ったより広くないですが、心の中で襷を繋ぎます。3区は細かいアップダウンがあって大変なコースです。

朝食会場のロイヤルホストに到着！と思ったら9:00開店とのこと。
Iさんの「エンジンかかってきたとこよ！」のカッコイイ一言により、平塚のデニーズに会場変更。タイで流通しているノースフェイスのバッタ物の話や、ドラマ『エルピス』の話をしながら遊行寺の坂を下ります。それからまたちょっと上り坂。あー3区は坂だらけ、と思いながらデニーズに到着。

あの朝ごはん、ドリンクバー付きで660円ってすごくないですか？
何かの表彰をすべきだと思います。
そこから先は、皆さんから心の襷を受けて平塚中継所まで走りました。
左富士に驚いたり、茅ヶ崎に近づくと道が平らでひらけて走りやすくなって気持ちいいところです。

4区：平塚中継所〜小田原中継所

平塚駅に集合して、3区の終わりからスタート。4区は3人で走りました。
平塚中継所には、既に中継所カメラの撮影台が設営してありました。Wさんと話していて、平塚だけ側道や駐車場ではなく道路上での襷中継になることに気づきました。人と走ると、倍のことを見れていいですね。
コースは平塚中継所からちょっと内陸に入って少し狭くなります。この辺はコースと民家が思った以上に近い。3区までの賑やかな区間と違って、静かで走りやすいですね。

Terryさん曰く、4区の注目ポイントは近所のみかん農園さんが道路沿いに出している直売所だそう。スーパーで売ってるミカンと違って、ゴツくて外も中も皮が厚くて酸っぱいのだけど、そういうミカンが一番贅沢でおいしい！とのこと。みかん屋のおばちゃんもニコニコ小売り(3個で100円！)してくれたり、もー大好き！と愛が溢れてやみません🍊

朝食は小田原駅近くの松屋で朝定食。なぜかお揃いの豚汁定食。
温かくて、美味しくて、安いって最高じゃないですか。
小田原駅で心の襷を受け取って、小田原中継所まで走りました。
最後のところは微妙な上り坂が続くのだけど、そこでラストスパートする学生さん達、リスペクトです。

帰りに小田原の早瀬幸八商店で干物のお弁当を買って帰りました。
香ばしくて、アジは頭もがりがり食べられる！

5区：小田原駅〜芦ノ湖

箱根駅伝チーム最終日、5区は5人もの勇者が集まりました。年末に早起きして、5区間延べ18人も集まってくれたなんて天才集団です。
小田原を8:00に出発して、小田原中継所まで3㎞、朝食会場の箱根湯本駅ルノアールまで5㎞弱、5区の上り坂を5㎞というコースでした。一部の方は折り返して小田原、芦ノ湖まで走るという猛者も……！凄すぎます。

箱根湯本のあたりは気温7度くらいだったのが、芦ノ湖付近では3度でした。
箱根を走る選手たちは、体温調整も大変なんですね。箱根駅伝チームで全区間を走って、上ったり下ったり、晴れたり曇ったり、橋を渡るときに海が広かったり、箱根の山とその向こうの空がくっきりしてたり、汗ばむ区間もずっと寒い区間もあったり、ますます箱根駅伝が楽しみになりました。
自分で走って、そのあとに箱根駅伝を見ると駅伝がテレビ画面の向こうの話ではなくて、立体感や空気感を脳内再生できるようになるのがロマンチックで楽しみです。それもランニングと朝食の魅力の一つだと感じました。

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