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料理に含まれる”旨味”について。アミノ酸総和を計算・検証しました

旨味の調査

うま味の適正量を調査しました。

ここでは「美味しく感じる総合量」を定義することが目的です。

料理が美味しいと感じる場合、その料理に含まれる旨味の総和を数値化することに意味があります。

今回は、それを検証しました。

ソムリエやその他スタッフも交えて、計3名で検証を行いました

この検証に至った理由は、まず上記の美味しいと感じる料理の旨味の総和を知ることが挙げられます。

あとから添加するうま味調味料の適性量ではなく、料理全体に含まれる旨味の総合量がどれくらいかを数値化することが目的です

もう一つの理由は、旨味成分である「グルタミン酸」を大量に摂取した場合でも、砂糖の600倍の甘さを持つ人工甘味料スクラロースを摂取した場合でも、感じる飽和限界値があり、許容量があると仮定したからです。


検証内容

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