「本当の」富豪とは? 老子
こんにちは、らるです。
沢山の富をもっているひとに
憧れることってありますよね。
お金があれば、今みたいな苦労もなく
好きなように生きられるのに…と
ですが、「本当に」豊かになるための条件に
「お金」は関係なさそうです。
老子の言葉を見ていきましょう。
他人を知る者は、智慧者であるが、
自らを知る者はそれを凌ぐ明智である。
人に勝つ者は、有力者であるが、
自らに勝つ者はそれを凌ぐ強者である。
足るを知る者が富豪である。
kindle位置No.530
自分自身のことを知り
自分の満足をしっかりわかっている人が
本当の富豪である。
という話です。
お金もちでも、まだまだお金を欲しがっていたり
欲しい人間関係がえられていなかったり
贅沢な生活をしすぎて健康を害したり…
結局のところ、
お金があっても満足できるかどうかは
わからない、ということです。
自分はどこまであれば満足できるか
それがしっかり見えていない限り
「真の豊かさ」を感じることは
できないということです。
…
他人に目を向けることより
他人に勝つことより
自分に目を向けて
自分に勝つことを目指しましょう。
私たちはもっと
「自分のことを知るべき」です。
…
自分を知るには問い続けること
何かを考えるときには
「問い」を行うことが有効です。
たとえば、
「仕事がイヤだ」と
感じているとしましょう。
そういうときは
それを「問い」の形にして
「問う」→「答える」→更に「問う」→…
をくりかえしていくのです。
Q1 具体的にどの仕事がイヤなのか?
A1 この前の担当した仕事でリーダーをやったのがイヤだった
Q2 リーダーの仕事の何がイヤだったのか?
A2 残業続きのメンバーに更に仕事を指示をするのがイヤだった
Q3 指示したとき、何を感じていたのか?
A3 自分がイヤなことを相手に押し付けるように感じていた
それがイヤだった。
このように問いと答えを繰り返していくと
自分の思考がより明確になってきます。
今回の場合は
最初は単に「仕事がイヤだ」
と思っていたものが
実際には
「自分がイヤだと思うことを、
他人に強制するのがイヤだ」
であったことが、わかったわけです。
すると、
「仕事の全部がイヤなわけではない」ことや
「避けるべき仕事」が見えてくるわけです。
…
まとめ
真の豊かさは
「自分を知る」ことで見えてくる
「自分を知る」には
問いを立てることが有効
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