顧客の価値は、必ず顧客に聞け【経営者に贈る5つの質問】
最近、ドラッカーに関する本を読んでいます。
特に、この「経営者に贈る5つの質問」は
中々本質的で、応用が効きそうだなぁ
…と、感じているところです。
今日は、この本で私が
最も大事だ…と思った点である
「顧客の価値は、必ず顧客に聞け」
という話を例を含めて紹介します。
答えを想像してはならない
顧客から直接答えを得よ
これがドラッカーの教えです。
ドラッカー自身も
これを実践していたそうです。
実際の顧客にヒアリングをするというのは
私も採用担当として大事にしたいことだと
感じています。
ついつい、勝手に想像して
勝手な施策をやりがちだったなぁ…と
多いに反省しているところです。
とあるホームレス用施設の例
この例は、まさに
「直接聞いたからこそ」成果につながった例として
非常に印象的でした。
「ホームレス用施設なんだから
食べ物と泊るところの提供が価値だろう」
…と考えるのはとても自然で
実際、ホームレスたち自身にも
評価されていました。
しっかりと「本当の価値」を聞くということを
やらなかったら、きっとこの
「ホームレス状態から抜け出すこと」
という価値には
たどり着けなかっただろうと思います。
ただの食べ物と泊るところを
与える施設から
生活の立て直しを実現し
ホームレスからの脱却を
与える施設になった
…というわけです。
これを、私自身の採用の仕事に
置き換えてみると
もしかすると、学生が求めているのは
単なる「安定」とか
「住みたい場所」に住めて
「やりたい仕事」ができる とか
…ということだけではないのかも?
もっと先の「本当の価値」が
あるのかもしれない…と
思うようになってきました。
これは、今のところは
単なる想像なので
「顧客」にしっかりと向き合い
直接話す機会を取っていきたいと思います。
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