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【繊細さん】HSPならではの文章術:敏感な気づきを活かす方法【心理学】


感受性の高い人(HSP:Highly Sensitive Person)と呼ばれる人がいます。
人よりもいろいろな気づきがあり、敏感で、生きづらいといったネガティブな印象があるようです。
しかし、実はそのネガティブな特性は上手に使うと、ものすごく文章を書くことに活かすことができます
なぜなら、HSPと呼ばれる人は普段よりも多くのことに気づくからです。
当然、気づかないことは書くことができませんが、HSPは、自分の感情や周りのことに鋭敏で、それを文章にすることができます。

HSPは敏感、ということは気づきが多い

HSPの人たちは、普通の人よりも環境や感情に対して敏感です。音や光、他の人の感情など、細かいことに気づきます。
これが、文章を書くときに役立ちます。
普通の人が見落とすことに気づき、それを文章にすることができます。

気づきをストックする

HSPの人たちは、たくさんのことに気づきます。
当たり前に生きづらいと思っているかもしれませんが、その一つ一つを箇条書きでメモしましょう
Google keepやメモアプリなどがおすすめです。
それらの気づきは後で文章を書くときに役立ちます。
日々の生活からインスピレーションを得て、それを文章に組み込むことができます。

ネガティブな感情は共感を得やすい

ネガティブな気づきは共感を得やすく、いいね!やスキを得やすいです。
「当たり前になっていたけど、よく考えたら不便だったな」
という気づきを周りに与えることができます。
しかし、ネガティブなアカウントはフォロワーが増えにくいです。
読んでいる人までネガティブになってしまいそうですからね。

ネガティブな気づきをポジティブに変換して発信する

ネガティブな気づきをポジティブなメッセージに変えて発信しましょう。
具体的には、こうなってほしい、みたいな希望を添えるといった感じです。
そういった声が関係者に届くと、改善される可能性が高まります。
そして、さらに共感を得る機会が増えると思います。
ポジティブに変換するのが苦手な人はGPTのようなツールを使って、

  • ポジティブな文章に変換して

  • 解決策をいくつか提案して

みたいな形で聞いてみるのがいいと思います。

書くのがしんどい、という本にこの概念が書いてあったので紹介しました。

CHAPTER1 書くことがなくてしんどい――書く以前の「取材」と「思考法」
CHAPTER2 伝わらなくてしんどい――「わかりやすい文章」の基本
CHAPTER3 読まれなくてしんどい――文章を「たくさんの人に届ける」方法
CHAPTER4 つまらなくてしんどい――商品になる「おもしろい文章」はこうつくる
CHAPTER5 続かなくてしんどい――書くことを「習慣」にする方法
CHAPTER6 書けば人生は変わる――「しんどい」の先にある新たな自分

書くのがしんどい


HSPに関するエビデンスの不足

HSPに関する科学的な証拠はまだ不完全です。
科学的なエビデンスが不足しており、HSPということば一人歩きしているのが実情です。
おそらく医師から「HSPです」と診断されている人はいないと思います。
診断基準も存在しないくらいエビデンスが不足している領域なので、解釈の幅も広いです。
いわゆる診断テストも学会や論文ベースではないと思います。
誰が、どのような根拠で診断テストを作成しているのか、という点も注意しましょう。


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