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【心理学】自分が正しいということにこだわらないというマインド【オープンマインド】


自分が正しいと常に思っている人が周りにいませんか?
そもそも正しいとはなんでしょうか。
絶対的に正しいことはかなり少ないです。
多くの場合、特に人間関係の場合は相対的に正しいということがほとんどです。

私達は自分の専門分野や、得意分野、興味がある分野などにおいては、自分が正しいと思いがちです。
「自分が正しいと思い込んでいる」と自分で認知して、初めて改善できます。
「だって私が正しいんだもん」
と思った人がいるかもしれませんが、記事をざっと流し読みしていただけたら幸いです。

柔軟性の視点

自分の意見に固執することの限界

自分の意見に固執すると、視野が狭まります。
例えばA案、B案、C案とたくさん案がある中、「私はA案しかないと思う」と自分の意見に固執するとA案以外が目に入らなくなります。

異なる視点や意見を受け入れることによる成長

柔軟な視点を持つと、「ベースはA案で、B案の要素とC案の要素も取り入れよう」みたいな折衷案も生まれる可能性があります。

コミュニケーションの視点

相互理解を深めるための対話の技術

コミュニケーションのスキルとして、「判断しない」という姿勢を保つことも大事です。
誰が(何)正しいと決めない、ただ相手の話を聞く。その姿勢はとても大事です。
自分が正しいと信じてやまなかった中古車販売大手の経営方針みたいに、どんどん視野が狭くなっていくと、コミュニケーションどころではなくってしまいます。

オープンマインド

例えば読書中や勉強中に「それ、知っているし」とか、勉強中に「聞いたことあるし」みたいな姿勢だと、知識や技術も吸収が遅れます。
AはどうせBでしょう。みたいな感じですね。
この記事のタイトルをみて「はいはい、どうせ意識高い系の話でしょう」みたいな感じで読んでも時間の無駄です。
こういう行為をラベリングともいいます。

オープンマインドとラベリング

ラベリングとは、人や物事に対して簡単なカテゴリーやレッテルを貼ることです。オープンマインドとラベリング、この二つは対照的な概念であり、それぞれが人の認識や思考に大きく影響します。

オープンマインドな人

オープンマインドな人は、新しい情報や異なる意見に対して受容的です。
人や事象を多面的に見ることができ、事前の偏見や先入観に囚われにくいです。多様な視点を理解し、それらを統合する能力があります。
新たな知識を吸収する際や、誰かに物事を教わる際に重要な姿勢です。

ラベリングする人

ラベリングは、簡単なカテゴリーやレッテルを人や物事に貼る行為です。
これはしばしば、偏見やステレオタイプに基づいており、限定的な視点を反映します。ラベリングは、人や事象の多様性や複雑さを無視し、誤解や偏見を生みやすいです。

ラベリングするおかん

わい「そろそろゲーム終わらせて、すぐ宿題するで」
バタン!(おかんが部屋に入ってくる)
おかん「またゲームばっかりやって!どうせ宿題終わっていないんでしょ!」
わい「あー、今ゲーム終わるところだったのに、宿題やる気なくなった。おかんのせいや」

オープンマインドとラベリングの関係

オープンマインドな人はラベリングを避け、人や状況をより広い視野で見ます。簡単なカテゴリーや先入観に依存することなく、深く理解しようと努めます。
一方で、ラベリングは閉じた思考を反映し、新しい情報や異なる意見に対する受容性を低下させます。
オープンマインドはラベリングによる限定的な視野を超え、より包括的で公正な理解を促進します。
つまり、オープンマインドでいることは、ラベリングによる狭い視野や偏見を超え、人々や事象をより深く、公正に理解することを可能にします。

結論:何が正しいかというのはどうでもよい

世の中にはさまざまな意見や視点が存在します。一つの状況に対して、「正しい」とされる答えは一つに限られません。他人の視点を受け入れることで、自分自身の思考が豊かになり、より広い視野を持つことができます。
これにより、より幅広い理解、柔軟な思考、そして対人関係の改善につながります。

オープンマインドで読書する

まずは、オープンマインドで読書しましょう!
リストを作っていますので、ぜひ参考にしてください!


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