一流の技。
今日はジョージア国立民族合唱舞踊団 ルスタビの舞台を観に行ってきた。
ジョージアは、アジアとヨーロッパを結ぶ"民族の十字路"と呼ばれるコーカサス地方に位置し、ルスタビは1968年に創立された国家を代表する民族合唱舞踊団である。
もともとは母が観に行く予定だったそうなのだが、行けなくなってしまい、たまたま予定が空いていたので、僕が観に行くことが出来た。
もともと、演劇や舞台を見ることは好きだ。
民俗調の音楽に合わせて繰り出される歌と踊り、その一つ一つがあまりに美しかった。
何気ない動作に見える努力の跡。
当たり前ではあるけれど、一つのことを極めてきた、一流の技をそこに見た気がする。
何か一つを貫き、極限までに極められた技は、たとえ単純な動作であれ、他とは違うすごみを感じる。
それは特にスポーツの世界を見ていても思う。
大谷翔平のバットスイング
錦織圭のバックハンド
福島千里のランニングフォーム
彼らの姿を見ていると、スーパープレーではなく、一流は、当たり前の動作が美しいと気づかされる。
そこに至るまでにどれだけの努力をしてきたのだろうといつも思う。
ルスタビの演技は、歩くことさえ美しかった。
彼らのように、とはいかずとも、何か一つ。
自分が日常的にやっていることにこだわりを持ち、極めようとしてみることでもまた、何か気づくことはあるかもしれない。
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