キックオフミーティングのルーティン
当社も4月が年度開始の期の始まりの初月であり、昨日の午前中はカンパニーキックオフ、昨日の午後と本日の午前は2日に分けて私管掌組織のキックオフ。
キックオフをやる時に心がけてることを、自分もたまに忘れることもあるので、少し文字にしてみました。
キックオフというとサッカーを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
私はサッカーを12年くらいやっていたので、試合の度に前半と後半の開始のタイミングでキックオフがあるので、公式試合や練習試合含めるとおそらく1,000回以上のキックオフを体験してきていることになる。
サッカーのキックオフは以下のようなルールがある。
プレーヤーは全て自分のエンド内にいなければならない。
キックオフを行わないチームのプレーヤーはセンターサークル内に侵入してはならない。
ボールをセンターマークに静止させる。
主審の合図によってボールが蹴られる。
ボールはどの方向に蹴りだしても構わない。明らかにボールが動いたと判断された場合、試合が開始または再開される。
最初にボールを蹴った選手は、別の選手がボールに触れるまで再びボールに触れることは出来ない。
キックオフ前のチームは士気を高めるために、円陣を組んだり、作戦を事前に再確認したり、相手の要注意選手について誰がマークするか確認したり、試合前から戦いは始まっている。
サッカーをやっていた人であれば、なんとなくわかるかもしれませんが、主審のホイッスルが鳴って、キックオフの瞬間の高揚感というのは、私はなんとも言えない感覚がある。
子供の頃ではあるものの、私が最も長く経験したスポーツがサッカーだからか、キックオフにはそれなりに思い入れもあり、大切にしている。
ビジネスの場でもキックオフミーティング(またはキックオフ)がある。プロジェクトや期が始まる時に行う会議をそのように呼ぶことがある。
昔からビジネスの場のキックオフミーティングでは、試行錯誤しながらではありますが、以下のようなルーティンを意識しています。
プロジェクトや同僚の映像や写真を活用して視覚で伝える(なので、普段からちょくちょく写真を撮っている。最近は在宅勤務なので写真を撮る機会が減っているのでちょっと困っている。本当は映像とかもっと活用したいところ)
参加者に合った言葉を使う(例えば、日本人ばかりなのに慣れない横文字は不用に使わない。と、言っておきながらタイトルがカタカナだらけという 笑)
感謝を伝える(私自身からの感謝もしかり、同僚同士の感謝も)
自分の想いを込める(無機質に話すだけではなく、自分はどうしたいかという想いや意志を、よき案配で添える)
1年後、または数年後のイメージを伝える(できれば、参加者の頭に写真や映像のように思い浮かぶように)
定量的なわかりやすい目標を伝える(事業計画がプロジェクト目標があるはずであり、無ければ伝えれる範囲で伝える)
コロナ禍でなければ飲み会や懇親会をする(強制ではないですが、やりたい)
参加者にも発言や対話の場を設ける。キックオフの最初、途中、最後あたり。対話や租借はとても大事。できれば対話した内容を共有もしてもらう
会社の経営理念やビジョン、組織の行動規範などを自分なりに租借して、それも含めて伝える
言葉一つ一つに責任を持つ。キックオフで言いっぱなしでなく、絵に書いた餅にしたり、途中でうやむやにせず、四半期ごとくらいに振り返り、通年を通しても振り返るようにする。むしろ振り返れないようなものは無責任なので言うべきではない。とはいえ有言実行で転んででも前に進んでいく。
キックオフの感想や負担にならない程度のアンケートを取って、どんな捉え方、租借をしたかをある程度確かめる。私自身が一方通行で伝えた”つもり”になってないかの確認
過去、自分の組織でのキックオフや、ベンダー時代にお客様のプロジェクト開始のキックオフなど、ビジネスの場で、それなりの数のキックオフを経験してきました。
そもそもキックオフ無しで、期やプロジェクトが始まったり、中途半端なキックオフだったり、未達成の組織や失敗するプロジェクトをたくさん見てきたし、苦い思い出もある。
これまで働いてきたサイバーエージェント、Google、デードラマ、セールスフォース、どの会社もキックオフや社員総会への投資やエンタメ性、社員の士気を上げるのがとてもうまい会社ばかりであったから、私としても勉強になった。
とはいえ、キックオフをしたからと言って、必ず物事が成功するわけではない。
私もキックオフをしても、キックオフ自体がしっくりこなかった経験、うまいタイミングでキックオフすらできなかったこともある。
組織や事業とうのはナマモノのようにいつも異なりり、事業フェーズ・人・雰囲気等々、まったく同じという状況があまりないと思う。なので、引き続き毎回試行錯誤ではある。
だからこそ、キックオフは私は大切にしている時間であり、このルーティンを引き続き意識していきたい。
今期のホイッスルがなったので、高揚感が最高潮です。
引き続き楽しみながら、頑張ります。
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