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”数字をつくる”力を鍛えるお薦めの3冊

今日は”数字”をつくる、ということをテーマに3冊をご紹介したい。

どんなビジネスでも、営利でも非営利でも、ほとんどの仕事では、数字を抜きに仕事をすることは考えられないが、自分で数字を作る、ということをやれている人は意外に少ないのではないだろうか。

私自身も企画を作ったりする中で、自ら数字を作ることの重要性を感じつつ、なかなかその力を身に付けることの難しさも感じていた。

そんな時に参考になったのが以下の3冊。他にもベストセラーとなった「ファクトフルネス」とか、「統計学は最強の学問である」といった本もあるが、もう少し数を作ること、指標化したり、計測可能な数字を作るという概念に近いものに焦点を当てて選んでみた。

文字通りの本。今のプロジェクトを始めた当初、茫漠としてつかみどころのないプロジェクトだったので、何を評価軸において、どのようにその効果を測っていけばいいのかということを考える際にとても参考になった。

数式などはほとんど出てこないが、数ある情報の中から、何が重要な要素なのか、そしてそれを測るように設計するにはどのようにすればいいのか、非常に分かり易く書かれている。個人的には超お薦め。

以前にグロービスの体験学習会に参加して、この人(鈴木健一さん)の授業を受けたことがあったのだけれど、メッチャ面白くって、刺激的な内容だったので、是非受講したいと思いながら、結局タイミングが合わずに本受講ができなかった。悔しくて買ったのがこの本。

統計学の基本的な内容はもとより、問題解決にあたってのフレームワーク、仮説構築力などに前半ボリュームが割かれてあり、そもそも何のために分析を行うのか、その結果何をするのか、といったそもそも論の重要性についても教えてくれる。

随分前に書かれた本で、私自身も10年程前に読んだ本だが、これもお薦めしたい。私自身、当時は数字の重要性をあまり認識していなかったのだけれど、この本が、そのきっかけを作ってくれたように思う。古典中の古典として、数や数字に親しむ上でも、お薦めしたい一冊。

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