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【至急】たくわんの漬け方

おはようございます。
さて、私の事務所兼自宅の前は1週間がかりの水道工事により車の出入りが制限されていてかなり不便をきたしています。

水道工事ってこんなに時間がかかるんですね。
税金がなかったり、500年前とかだったら、自分たちで井戸を掘ったりしてたのでしょうか。考えてみると恐ろしいです。

工事をしている人には朝から夜まで仕事をしてもらっていて感謝の気持ちでいっぱいです。

さて昨日は認知症について専門的に仕事をされている先生と、OTの先輩(はるさん)とそのお友達と飲みに行ってきました。飲みに行くというよりも「これからについて話し合う会」のほうが正しいかもしれません。
勉強になる話も、くだらない話も出来る空間。
OTとして病院で仕事をしていない私がOTと繋がれる場所。
毎回すごく楽しみです。

たくわんの漬け方

たくわんの正しい作り方を知っていますか?私は知りません。
この間適当に作ってみたら見事に失敗しました。
たくわんが食べたければ買うのが普通になってきましたよね。

おばあちゃん世代は多くの人が「我が家のやり方」を持って作っていると思います。

そういう「経験」を教えられる人は、私より長く生きているので、通常に考えれば先に逝ってしまいます。
そういう上の世代から教えてもらうべきことはたくさんあるし、教えてもらえなければもったいない。

一つの食べ物を取ってもそう言えるので、慣習や地域行事はもっと受け継ぐべきことがたくさんあると思います。

母の味、家庭の味

思い出って感覚に強い影響を与えるものだと思うのです。
好きな人の匂い、どこかで聞いたメロディー、懐かしい景色

その中でも味、味覚はとても強い印象を受ける部分だと思います。
生まれてから食事をし続けて、今日まで何回の食事をして何キログラムの食べ物を食べたでしょうか。

美味しいもの、斬新なもの、食事は楽しみだし、一番好きなことという人もいると思います。
人には、やっぱり懐かしい味とか思い出の味があると思います。

イワガミ地区には私が小さい頃「十一屋」というお惣菜屋さんがありました。ひじきの煮物や揚げ物、今はスーパーで売っているようなものが並ぶお店。姉妹?家族で経営していて、行くといつも「いらっしゃい」と出迎えてくれました。

懐かしいお店がなくなる寂しさ

もう今はありません。
今あったとしても競合のスーパーやコンビニに戦えないと思いますし、物価も高いし経営は難しかったかもしれない。

だけど続いていたとしたらお客さんはきっと変わらずいたはずです。

「誰が」作ったのかわかる安心感、優しい声、変わらない味。

それが続かなかったのは体力や人手の問題。
結局マンパワーなんだと思います。

伝承とか後継とか

5年前の私には「ピン」と来ていなかった言葉ですが、今まであったものを残していくことは大切なことだとここ最近気づきました。

そういう言葉を使わずとも、当たり前のように行われている地域や人たちもいるけれど新しく生まれてくる人の数が少なくなっている今は、より意識していく必要があると思います。

たかがたくわん、されどたくわん。

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