見出し画像

【性同一性障害診断書】精神科にダラダラ通って意味あるのか?って話!!【同調圧力】※個人的な意見【性同一性障害】【GID】【ガイドライン】

※賛否両論ある「性同一性障害の診断書」についての話です。
※個々により事情は異なりますので、何が正しくて何が間違いないのか?とは誰にも言えません。自分で判断しよう!!

ま~別にわざわざ対立を煽りたい訳じゃないんですが、知人が実際にこの長期間通ったけれど・・・(精神崩壊…orz)という負の沼にハマっていたのを見かけたので記事にしておきます。はい。

☆まずは、私の見聞きした範囲での「即日診断書を貰う場合のメリット・デメリット」&「長期間通って診断書を貰う場合のメリット・デメリット」を下記に書き出してみました。

☆即日診断書の場合(M:メリット / D:デメリット)
・(M)即治療を開始できる(ホルモン注射など)
・(M)長年悩んでいた人にとっては希望の光となる。
・(M)近くにクリニックがなく遠方から来た人にとっては交通費などの負担を最小限に抑えられる(若年層の場合、金銭的余裕がない場合が多い)
・(D)誤診の可能性を完全否定できない(他の疾患などがあった場合)
・(D)事が早く進んでしまうので後々後悔(ホルモン注射・外科手術などは不可逆的処置なので)する可能性が否定できない。

☆長期間通って診断書を貰う場合(M:メリット / D:デメリット)
・(M)誤診の可能性を極限まで下げられる(他の疾患など)
・(M)治療は遅れるものの後々後悔(ホルモン注射・外科手術などは不可逆的処置)する可能性を極限まで下げられる。
・(D)即治療を開始できない(気付けば半年経ったり・・・)
・(D)遠方から通院している場合、交通費などの負担が大変キツい。
・(D)自分の嫌な(自分史に書くだけでも心的負担なのに話したくもない情報)過去や経歴について同じことを回数重ねて何度も確認される(自分史の読み合わせにダラダラ付き合わされる)
・(D)身体検査・染色体検査などに時間がかかる。
・(D)精神科に長々と通うという心的負担。
・(D)最終的に診断書出なかったら完全に心が折れる可能性もゼロではない。

上記のように「私のこの感覚は絶対に間違っていない」と本当に思うならば「即日診断書」という手段も有効なのかもしれません。実際、私も診断書取って直ぐにホルモン注射を開始しました。

ただし「ホルモン注射や外科手術は自分の身体に対して※不可逆的な変更を加えるもの」です。そして「個々によって差はあれど、必ず何かしらの副作用」も当然にあります。※不可逆=1度やったら二度と元には戻せないこと。

そして、他責(例えば医者があの時止めてくれたなら等)にしない(要するに自己決定を他人のせいにするなって話)なのは絶対条件です。

早期治療を望んで自分の責任で「即日診断書」を選んだならばその責任は自分にあります。

診断書取るのに1年もかけて通院、色々な検査を受けて・・・なんて、少なくとも私には到底出来ません。もうこのプロセス自体が「精神的苦痛」そのものです。

精神科とか心療内科とかって半日居るだけでも地獄ですよ!?

私の場合、ただでさえ嫌な(他人の体験話を嫌な程聞いて来た)イメージしかない精神科とかいう地獄の場所に、1日居るだけでも精神的苦痛な訳で。1年も通うなんて多分自〇すると思う。私ならね!?(みんながどうかは知らない)

逆に「この判断は本当に合ってるのかな?等と不安定な場合」は、カウンセリング的な意味も込めて、通院した方が良策なのかもしれません。

私の場合は、下記の「不変の事実」と「不変の意思」があり、かつ「20歳以上」であり、この判断が間違っていたとしても自身に責任があることを自覚した上で即日診断書を頂けるとお聞きした某精神科へ向かいました。

【私の場合の覚悟】※性別違和は言うまでもなく前提として。
・少なくとも15年以上は自身の性別が嫌 & 男性が怖い。
・現在20代前半ですが、スーツ着た経験ゼロ(常にカジュアルな格好)。
・仮に中性にしかなれなくても男性色が強くなるよりは絶対にマシ。
・結婚なんて20年以上願望ないし夢にも微塵も思ったことがない。
・そもそも精子いらない(全滅OK)& 睾丸だって必要性を感じない。
・性器自体不要だと思っていたから使えないサイズ20代で3cm以内。
・実際20年以上、性行為すら拒否してきたので性欲のカケラもない。
・どちらかと言えば管理職系なので職場に配慮する必要もない。
・親族に嫌われても全然平気(カミングアウト無しで既成事実を貫く)。
・保険証さえ使うのも嫌(男らしすぎる名前)なので、病院によっては自費で保険証無提出で受診することもしばしば。

☆他にも書きだせばキリがない程にありますが・・・。

上記のように「男性としての機能」を20年以上「全て放棄」し続けてきた私が、精神科やジェンダークリニック等の医療機関にダラダラ(しかも診断書確約もされていない)通って無駄な時間を取られる意味あるでしょうか?

そう。言うまでも無く、意味はないですね。「変わらない意思は変わらない」のです。生涯不変なのです。はい。こういう人も居るって話です。

ちょっと話が逸れますが・・・。
そもそも論で「精神科」に行くって結構ハードル高くないですか!?
正直、私は何より「怖かった」です。
何でって「精神科に行ったという事実だけで社会的地位が無くなるかもしれない」っていう恐怖感が本当にある(傍で見たこともある)からです。
精神科というモノに対してあまり良いイメージは無かったので。
昭和~平成20年頃生まれの人ってそんな感じですよね。
何て言うか…精神科=薬漬け or 異常者 or 自さつ願望のある人的な。
例えば友人が「精神科に通ってる」って言ったら引きますよね(今は違うのかな?年代によって様々かと思いますが)※当時中高校生頃の私なら一歩引きます。ちょっと距離を置く感じです。それぐらい年代によっては「精神科=怖い場所」な訳です。門戸を叩く時点でハードル高すぎ事案。
知っている人は知っているでしょうけれど。

ただし自分史の提出に関しては肯定派です。即日診断書だろうがダラダラ通った上の診断書だろうが絶対に必要だと思います。
私もA4用紙7枚程、Wordで打ちましたが、コレは「自分がどれほど苦い(辛い)経験をしてきて、どういった理由で診断書が必要なのか」を伝える唯一の証明そのものですから絶対条件としても良いと言っても過言ではないかと思います。

ただ「自分史の読み合わせ等でダラダラ回数を通わせ、同じことを何度も本人に尋ねるという行為はどうなのか?」って話です。

それと「染色体検査(他人から聞いた)」とか「心理検査(他人から聞いた)」って本当に必要なのか!? お金と時間の無駄じゃない!?

その「要るか要らないか分からない診察料」と「無駄かも知れない時間」を本来の目的である「ホルモン剤投与」に充てた方が十分マシでは!?

正直、自分の過去なんて思い出したくもない訳で、それを嫌々ながら記憶整理し、沢山のそういった事実を自分史に纏めて提出しているのに、それの読み合わせ(1回なら別に良いよ)を何回も通わせて同じことをダラダラ聞いていくって言うのは、嫌な記憶を更に思い出されるって話なわけで・・・。

ぶっちゃけ、ほぼ取調室(警察のね)と変わらないのでは!?
同じことを回数重ねて何度も確認されるっていうアレね…笑

要するに何が言いたいのかって言うと・・・
診断書の即日発行を行う医療機関や医師を「猛烈に批判」する団体があるようですが「個々によって事情が異なるので一律にガイドライン(そもそも遵守義務があるとの明確な記載は存在しない)の遵守を押し付けるべきではない」って話です。

はい。もう一度言います。
そもそも「ガイドライン」には「遵守義務があるとの明確な記載は存在しない」のです。だからこそ、臨機応変に対応しろって話。

過去に自分達が「これだけ通って」「これだけ検査して」「こんなにも苦労して」やっと診断書を取ったからって、決してそれを将来の人達に押し付けるべきではありません。(既得権益を握った人は誰でもそうなる ← 分かるよ。私もそういう経験あるから)

昔、同調圧力に苦しんできたであろう自分達が、逆に同調圧力をかける側になってどうするんですかって話。本当につまらない。

私達に出来る事は「肯定」も「否定」もせず「個々の事情に合わせた医療の提供を要望することのみ」ではないでしょうか?

あ、ちなみに「診断書を悪用する馬鹿」そして何処かのWEB記事にありましたが「虚偽で診断を得た極悪人」も問答無用で社会から追放しちゃって下さい!! こんなのは論外です。ハッキリ言って「敵」でしかないので。

という訳で、最初にも書きましたが「何が良くて?何が悪いか?」は個々の事情により多種多様ですから「よ~くよく考えて」行動しましょう!!

※あくまでも個人的な意見ですので予めご了承ください。文句は受け付けません。文句があるなら別記事立てて書いて頂ければと存じます。

以上。

最後までお読みいただきありがとうございました。



この記事が参加している募集

多様性を考える

よろしければサポートお願いしますっ!! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきますっ٩(ˊᗜˋ*)و