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野菜たっぷりエビの生春巻き サルディーニャの島ワインの潮香とハーブ香

エビの生春巻き、スーパーで430円。海老生春巻き。大根、人参、紫キャベツの細切りとレタスと野菜たっぷりでエビは小さな身がペラリ。野菜に対してエビがあきらかに少ないほぼ生野菜サラダ的、猛烈にヘルシーな生春巻き。トップにパセリがパラパラと。スイートチリソースがパッケージに添付。

前日にファミマの大きな海老チリに最高の相性を魅せてくれたサルディーニャ島の白ワイン。アルジオラスがヴェルメンティーノ品種で造るもの。同じエビ繋がりでエビの生春巻きに合わせてみる。
このワインはサルディーニャ南東部、州都カリアリの標高200〜350メートルの山腹に広がる日照条件に恵まれた粘土が混じる石灰質土壌の畑で造られるブドウから。格付けはDOCGに続くDOC。ちなみにサルディーニャ島で唯一のDOCGはヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラで主に花崗岩質土壌。その生産区域はサルデーニャ島の北東部なので、このワインはその南の反対側で造られているが、DOCGでなくとも素晴らしい個性に溢れる。

アルジオラス, イス・アルジオラス, ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャDOC, 3,784 円
Argiolas, Is Argiolas, Vermentino di Sardegna DOC, Italy, 2021, 14.5%

グリーンがかったフレッシュなややはっきりとした色調。
ハリのある柑橘香はピンクグレープフルーツ、オレンジピール、パッションフルーツ、パイナップル、そして微かにハーブと潮香!めくるめくフルーツ香。ソーヴィニョン・ブランとみまがうような爽やかなアロマをふんだんに含む。そして魅惑の麝香!
みずみずしくあたり厚みのある充実の果実味、日照に恵まれしっかり熟したからこその果実味。中庸ながら的確な酸味、中盤からほろ苦さがゆるゆると広がる。余韻に鼻腔に抜ける微かなワラ香がスパイスに。
(91/100)(11月16日)

エビの生春巻きにワインを合わせる。スイートチリソースとワインのエキゾチックで厚みのある果実味が驚異的に高いシンクロ。野菜のヴェジェタルな風味はワインのハーバルなフレーバーと繋がりよし。そしてワインの潮香に海老の風味も活き活きと際立つ。もう少しエビがたくさん入っていれば。また春巻きにパイナップルなどのフルーツが入っているとさらにこのワインとの繋がりがよくなるかも。いや、パイナップルを入れる代わりに、余韻にワインが含む南国フルーツの香りを重ねることで、口内で生春巻きが完成するという発想もよい。相性: ★★★★☆

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