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相手を知る事がビジネスにつながった経験3

こんにちは。
これまでの私の人材ビジネスでの経験を書いています。

前回、人材がすぐに辞めてしまう部署へ人材をご紹介する事になり
この部署がどんな部署なのかをもっと知るにはどのような質問をしたら理解できるのかを考え始めたところまでお話をしました。

なぜ人が辞めてしまうのか。
ご担当者がこれまで辞められた方の理由を話してくださりました。
前回の方は、思っていた業務と違うので辞めたいと。
その前の方は、自分のスキルでは業務ができないので辞めたい。
その前の方は確か、業務が難しいとのことで辞めたいと・・・
あとなんだっけ???


自分達のことは意外と分ってない事が多い


やはり何か見えていない部分に理由があるのだと思いました。

知りたい、知りたいという欲求をどう満たしたらいいのか。
私が聞きたい答えを引き出すためにどうしたらいいのか。

ストレートに質問をしても知りたい回答が得られないので、
人間はどうのように質問したらその方の特徴や本当の気持ちが見えるのだろうと
考えそれを知るにはたくさんの人に質問してみよう!と思いました。

幸い私の業務は就業されているスタッフの方、新しくご紹介するスタッフの方など毎日たくさんの方とお話しさせて頂くので、まずは質問リストを作成し
自分が知りたい事をどのような質問から導き出せるのかを考えました。

同僚、後輩、スタッフの方、他部署の方など色々と質問を投げかけ私が知りたい本当のことがどのくらい見えるのかを試しました。

直球な質問はみなさん警戒するので、柔らかい質問をしたいり話し方を
変えてみたり試行錯誤は続きます。

そんな事をしていると私も直球だけでなく変化球を覚えるます。
すると相手が答えにくい回答を引き出せるようになり
私が本当に知りたい事を引き出すための質問リストが出来上がってきました。

また、話す相手の表情や話し方の癖、使う言葉と選ぶ言葉など
相手の言動を注意深く観察するとこれまでとの違和感を感じるようになり、
ここには何かある!と相手を深掘りするポイントが見えてきました。

質問1を聞いた時に違和感を感じたから、
この方には質問2ーAを投げかけてみよう・・・というよう私の質問リストはフレームワークのようになり自分の中での質問コンテンツが出来上がってきました。

そしてもう1つ大きな気づきは、
私が知りたいことを相手気づいてない事があるという事です。
その人も見えていない気持ちや環境があるという事に気づきました。

次に続く・・・