言語脳

科学的に外国語を習得する方法(スピーキング)

初めまして、日本好きの外国人に日本を様々な角度から紹介しているメディアを運用しているRenです。今回、英語やフランス語問わず、外国語学習経験0から超短期間で話せるようになる方法を言語脳科学という分野の知識を活用して紹介していきます。

前置き

私は2014年4月に大学に入学し、

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約2年半でフランス語検定(英検のフランス語版)準1級に合格しました。

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*合格証書では二次試験合格時の日付が記載されています。一次試験は2016年11月に行われています。

準1級(ビジネスフランス語レベル):日常生活や社会生活を営む上で必要なフランス語を理解し、一般的な内容はもとより、多様な分野についてのフランス語を聞き、話し、読み、書くことができる。(仏検HP参照)

私のフランス語力は大学入学時はほぼゼロの状態でした。なぜ「ほぼ」かと言うと、「Bonjour:ボンジュール」と言う単語だけは知っていたからです。(笑)

大学の教授には2年半でゼロからその級に合格するのはかなりの成長スピードが必要だろう、試験の対策をしっかりやって臨まないと難しいだろうと入学当初言われました。ですが私は試験勉強はテストの一週間前くらいに前年の過去問を解いて形式を把握するくらいだけでした。1年分解いて「大丈夫だろう」と思ったからかと思います。

では何をやっていたかと言うと、

スピーキング力向上のための勉強

だけをしていました。この勉強法で私は準1級の1次試験(筆記)を8割で通過することができました。

なぜこの記事を書くのか

今回なぜこの記事を書いているかと言うと、世の中にはたくさんの外国語教材があり、「英語を英語で学びましょう」とか「外国語を話せるようになるためには積極性が大事です」みたいな何の根拠もないことを言って多くの外国語学習者からたくさんのお金と時間を巻き上げている教材、指導者がたくさんいると思ったからです。

そのような人たちを最初は無視していましたが、私の大学の友達やビジネスで知り合った仲の良い人がこのような教材を買ってあまり語学力が伸びず、他の教材に移るも結果は同じ、時間を無駄にしてしまった感じがあってちょっと悔しいと言っていたので、これは私も黙ってないぞと言う気持ちからこの記事の執筆に取り掛かりました。

また世の中には留学しないと話せるようにはなれないという事実無根の風潮があります。もしこれが本当であるなら、金銭的に余裕のない人の外国語を話せるようになりたいと言う気持ちを踏みにじり影でケラケラ笑っている人がいることになりますよ。

結論から言うと、留学しなくてもあなたが思い浮かべる会話力は身につけることができます。確かに留学をすると話せるようになる確率は高いです。ですが間違った会話の勉強をしている留学生は多くいて、そのほとんどがほとんど話せず留学を終えます。留学経験がある人はなんとんくわかってもらえるはずです。

私の勉強法は先ほど例に挙げた一般的な勉強法とは違って、言語脳科学という、

人間の脳が第二言語を習得するときの脳内の変化を研究する学問

の研究結果をもとに作られています。

ちなみになぜ「英語を英語で学ぶことができない」のかというと、人間の脳は6歳の時に頭蓋骨がカチッとはまりメンタルバリアというものが形成されます。これはメンタルブロックとも呼ばれ、

メンタルブロックとは:人間が何か行動等を起こす場合に、出来ない、ダメだ、無理だと否定的に考えてしまう思い込みによる意識の壁、あるいは抑止・制止する思考のこと。(コトバンク参照)

外国語学習の場合、これは日本語が第2言語習得時に障害になることを指します。

このメンタルバリアができる前(0〜6歳)の段階は潜在意識は常に開きっぱなしの状態で外部から入ってきた情報をなりふり構わず取り入れて吸収していきます。しかし、私たち大人はすでにこのバリアがあるため、情報を選択します。

つまり、「英語を英語で理解しましょう」とは6歳までの子供を対象とした勉強法であって私たちには全く適していない勉強法です。子供に戻りましょう?無理です(笑)逆に私はこのように教える人は信じることができません(笑)

この記事はこのように科学的根拠をしっかり示しながら「大人(メンタルバリアが形成された全ての人)に適した勉強法」を考察していきます。

これは独学で外国語を身に付けたい方には特にオススメです。なぜならこの勉強法で必要な教材は文法書1冊と辞書とメモ帳のみですから。リスニング教材や長文読解集、作文練習帳みたいなのは一切不要です。

しかし、この記事はタダで公開するつもりはありません。私もこの勉強法を見つけるまで大学1年の四半期を費やしました。今回この記事の料金は2700円に設定してありますが、もし私がこの勉強法を2700円払って大学入学時に知れるというのであれば、ためらいなく購入していたでしょう。

なぜならその研究時間を勉強に当てることができ、勉強効率を最大化できたからです。おそらくこの記事を読んでいる方の多くは社会人か大学生かと思います。もしかしたら高校生の方もいるかもしれません。外国語の需要は年々高まっていますが、通訳などの職業を目指している方以外の方にとって外国語は手段であって目的ではありません。その手段を身につけるのに今まで何年間を費やしてきたでしょうか?

高校生でしたら最低4年、大学生でしたら最低7年、社会人の方はそれ以上ですよね?本当に時間が勿体無い。

時間をお金で買いましょう。

うさんくさく聞こえるかもしれませんが、これをしっかり理解している人がどんどんステップアップしている気がします。

私も実際にあなたからお金を頂くため、生半可な覚悟でこの記事を書いているわけではありません。科学的根拠をしっかり示し、わかりやすく具体例を多くいれながら説明していくつもりです。

*もちろんこの勉強法が万人に適したものかは私が研究者ではないのでわかりません。その保証もできませんが、確かなことは人間の脳を科学してきた人たちの研究に基づいた勉強法であるということだけです。

では早速ご説明していきます。

繰り返しますが私の勉強法は

「スピーキング力向上を最重要項目」としています。

この記事では3つのことを説明しています。

①文法の勉強の仕方
②単語の覚え方と、どの単語を覚えるのか
③外国語と日本語の違いを理解する

他の教材にも載ってるかもしれない項目ですよね(笑)でもゴールが違います。私のは「話せるようになるための勉強です。」この3つにプラスして、④話せるようになるまでの意識の変化もご紹介します。

この記事を読むことによるメリットも最初に提示しておきましょう。

あなたが得られるメリット

①外国語を話せるようになる
②自信がつく
③読み書きなど、スピーキング以外の勉強をほとんどしなくてよくなり時間が大幅に削減できる。

では詳しく説明していきます!


①文法の勉強方法

まず、自分にあった教科書の選び方ですが、正直なところどの教材でもいいです。(できるだけ詳しすぎない教材を選ぶようにしてください)ですが購入の前に自分にこの質問をしてからにしてください。

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