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集客0というバンドマンの苦悩 ライブでの集客を増やすためには何が必要なのか

割引あり

僕はかつてライブバンドとして月5〜10本ペースでのライブを行なっていました。
しかし当然集客がうまくいくこともなく苦戦していましたが、これから書く内容を意識したことにより段々と黒字化し効率的にライブが行えるようになりました。
その時に意識し行ってきたことや先輩バンドから聞いた内容などを交えながら紹介していきたいと思います。
また最後には即効性のある集客方法も紹介します。

ライブに来てもらうということは

当然ですが観にいくということは時間もお金もかけるということです。
そんな労力をかけて観に来てもらうということを頭に入れてライブをしなければいけません。
ではどのような手法を取るかというと

よくある失敗しがちな手法

1 友達、知り合いを呼ぶ
誰しもがやったことのある方法だと思います、しかしこれは結局その場しのぎにしかならず何回も頼めばその友達すら離れていく諸刃の剣です。

2 フライヤーでの告知
ライブハウスに貼ってもらったりライブハウスで配っているチラシですね、これはライブハウスに来てもらうというハードルは超えているので効果的と思われますが実際はそんなことありません、なぜなら大量に同じようなチラシを貰うから覚えてないんです。

3 ライブの本数を増やす
これは僕もやっていた失敗ですがライブの本数を増やし観てもらえる人を増やそうという考えです。
簡単に言えば対バンのお客をかっさらろうということですね、しかし無名バンドの対バンは無名バンド、まずお客自体いないことがほとんどです。

4 SNSで片っ端からフォローし招待する
一見有効に見えますが悪手です。
下手したら鬱陶しいバンドというイメージを持たれて2度と来てくれなくなる可能性があります。


前提はファンであることが必須

順番を間違えてはいけません。
ライブ→ファン
ではなく
ファン→ライブなんです
まずお客さんはファンでないと観に来てくれません。

闇雲に行動しても何にもなりません、顧客を見つける、想定してから動かなければダメです。

「ライブをするから来てください」

じゃなく「ライブ見てみたいです」と言わせてからライブをしてください。

ぶっちゃけバンドマンがライブするメリットは横の繋がり以外ほとんどありません。

客は取れない、売り上げはない、ノルマは取られるの三拍子です。

これらを改善するにはファンを作ってからライブをすることです。

じゃあどうやってファンをふやしていくのかというと

ファンになるためには関門があるということを意識すること」

例えばバンドの告知がSNSで目に触れたとして100人見たとして1人でもフォローしてくれたらいい方です。
次にフォローしてくれた100人のうち1人がライブに興味を持ってくれて近場かつ予定が合い始めて足を運んでくれます。
さらにそこでいいパフォーマンスを出し、また来たいと思って貰えて初めてファンになったと言えます。
こう考えると物凄くハードルが高いですよね。
なのでフォロワーがいくら10万人いようとファンがいなければライブを行い継続して活動していくには厳しいと言えます。

曲を信じてファンがつくと思うな

曲がいいからといって黙っていてもファンはつきません。
ライブがいいからといって黙っていてもファンはつきません。
超絶技巧を持っているなら話は別ですがそんな人は一握りです、凡人の自覚があるならばやれることはすべてやるべきです。

集客は自分でしろ

よくお世話になっているライブハウスに任せているバンドも目にしましたがそれは効果的とは言えません、ライブハウスの付き合い方は別記事にて紹介しています。

どのようにファンを増やしていくか

ではどうすればファンを増やせるかというと
1 単純にフォロワーを稼ぎインプレッション数を増やす。
2 興味を持ってもらう工夫をする。

同時進行が出来ればベストですが固定客をつけるには絶対に2を行うべきです。
興味を持ってもらうということは100分の1であった確率が100分の2、100分の10にでもなるからです。
その具体的な方法とは

聴いてもらう客層の想定、バンドのブランディングが必須

まず闇雲に人目を惹きつけることを行なってもダメです。
よくあるのが流行っているTikTokやYouTubeでの企画を行ったりは NGです。上記のPRが有効なのはコミックバンドとかでしたら有効ですが、音楽で勝負したい、ライブで勝負したい、といったバンドであればマイナス要素にしかなりません。
カッコいいイメージが崩れるからです。

ではどうするのかというとバンドの方向性を決めることです。
方向性とはバンドがどう思われたいかです。そのイメージが湧かなければ有名バンドのファンをイメージするのでもいいです。
その際に聞いてもらいたい客層もしっかりと固めてください。客層とバンドイメージは一心同体です。

DMでの音楽関連の相談やベースのアドバイスも受け付けております。
またSNSやnoteのフォロー、スキしていただけたら励みになるのでよろしくお願いします。

ではここからは有名バンドの例を含めて紹介していきたいと思います。

有料区間で読める物

  • マーケティングはどのように行えばいいのか

  • 狙うべき層

  • SNSやインターネット活用

  • ライブの意味とは

  • 集客のコツ

  • My hair is bad 流集客術

  • ヒステリックパニック流集客術

  • 悪用厳禁 横の繋がりの活かし方

また集客面以外もこちらにてまとめております。

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