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ズートピアを見た。

なぜか最近やたら眠くなる松木蓮です。毎日、夕方頃に眠くなるのですが、これは日照時間(デンマークの日没は16時前くらい)と関係あるのかな?



さて。今日はディズニー映画「ズートピア」を見た感想をひたすら書く回になっております。2016年に公開されたようなのですが、これまでどうも見る気になれなくて(知名度は高いですよね)4年越しに見ることになりました。理由は単純。町の図書館に置いてあったからです。

簡単な感想をまとめておくと、「おもろい!」と小学生が言いそうな感じです。動物の世界という圧倒的な世界観がまずスーッと入ってきました(こういう世界観を創り出すのがディズニーは上手だなととても勉強になります)。登場人物も多く、それぞれの役割が違っていてそこが味わい深いなと思いました(なので、見終わってからじっくり考える系の映画だと思います)。大テーマ(メッセージ)として、「人種差別」があると思うのですがストーリーそのもので伝えることはもちろん、わかりやすい3つの言葉に集約されているなと思いました。

それぞれ、

make the world a better place

anyone can be anything

try everything

です。短いメッセージと言うこともあり、なぜか見終わっても頭に残っている言葉でした。

「人種差別」を扱っているということもあり、一見するととっつきにくい映画かと思いきや見てみるとそうでもなくて、ファンタジーという切り口からこうした現実社会の問題を考えるきっかけを与えてくれるという点で評価が高いのかなと思います。とはいえ、映画を見るまでは何についてなのかすら僕は知らなかったので、これは結果論ですね。



▼なぜ僕はこれまで避けてきたのか?

今でさえ、突然ディズニー映画やピクサー映画を見るようになったのですが、これまで基本的に見てきませんでした。幼少期にはライオンキングや眠れる森の美女などなどそれなりに見た記憶がありますが、思春期を経て、ディズニー系の映画を見にわざわざ劇場まで足を運ぶことはあまりしてきませんでした。

ズートピアの存在はどことなく知っていて、当時CMでアピールされていたり、知人がSNSであげたりしていました。が、あまり面白そうに見えなかったというのが本音で、なぜそう感じたのかを考えてみました。

おそらく、中身をイメージ出来なかったというところだと思います。CMをみた記憶がないというので中身どうこう言えないのですが、ポスター(表紙みたいなやつ)をみてもよくわからなかったんですね。

よくわからなかったというのは、「誰に感情移入して良いかわからなかった」と翻訳することができると思ってて、あの画像を見ると登場人物が多すぎることに気付きます。物語の多くはメインキャラが2人(あるいは1人)で、これまでのヒット作を見ると大体こんな感じです。

トイストーリー(初代のやつ)なんかのタイトル画像を見ると、ウッディーとバズが2人だけ写ってます。中をみてみると他にも沢山のキャラクターが出てくるのですが、予めタイトル画像で2人の紹介をしてくれることで、「この人たちに注目してねー!」という製作者側の意図が感じられます(こういうのアフォーダンスっていうのかな?)。

ファインディング・ニモ(ドリー)、モンスターズインク、アナ雪(その他多数)もトイストーリー的だなと思います。

ズートピアのような予め登場人物多いですよーと伝えてくれるのは他にあるかなと探してみたのですが、「ペット」というのが思いつきました(これはnot ディズニー)。パッと見た感じ、誰がメインキャラなの?というのがわかりにくいなと感じます。

これには個人差がありそうですが、タイトル画像(YouTubeでいうサムネ)はやっぱり大事なんだなと再確認です。



▼日米の反応の違い

最近アニメーション映画を見るようにしているのですが、見た後必ずやるのが、「感情曲線の確認」と「世間での評価」です。

「感情曲線の確認」については、以前のブログで書いたとおりですが、人の感情をどのように操作していくのかというところは勉強しておくべきだなと思って、映画を見ながらメモするようにしてます。こういう型の感情曲円だと刺さりやすいなどと言うようにフォーマット化は出来ていないです。

もう1つの、「世間での評価」については、僕自身の感性と世間一般の感性がどれだけ乖離しているのかを知るためです。興行収入や映画そのものの評価を参考に、この映画はこれくらいヒットしたのかぁと逐一調べています。

ズートピアは先ほどの通り、人権差別を大テーマとして扱っていて、映画の中でも「predator(捕食者) vs prey(被捕食者)」という構図がよく出てきて、動物界の「肉食動物」と「草食動物」に置き換えて表現されています。

強い者が社会を取りまとめるという従来的な思想を解き放ち、anyone can be anythingという言葉の通り、そうした社会通念を変えていった方が良いよねというメッセージが感じられます。それを体現していたのが、ヒロインのウサギ(Judy)で、彼女は小柄ながらも女性警官としてズートピアという社会の治安維持に務めます。

薄々お気づきかとは思いますが、これはアメリカ社会の縮図になっていると言っても多分間違いないと思います。そもそもアメリカで作られた映画なので。それに、原作を持たないオリジナルの映画としても評価されているようで、時代の流れに合わせて必要になったから作られたと捉えることもできると思います。

Box Office Mojoによると、アメリカにてアニメーション映画の興行収入ランキングではズートピアは12位でした。一方、日本では、ランキングサイトによると17位でした(ただ、鬼滅の刃が反映されていないので18位かと思います)。

この5位、6位の差を誤差と捉えた方が良いのかはわかりませんが、ズートピアの内容からして、アメリカの住む人の方が強烈に刺さるんだろうなと感じます(「人種のるつぼ」がアメリカなので)。あくまでも単民族国家としての日本ではまだまだ自分達と異なるバックグラウンドを持つ人が割合上少ないので、それこそ地方にお住まいの方からなんのこっちゃという感想が出てもおかしくありません。

その差が12位と17位の差を生んだのかなと思います。


しばしば、こうした人種差別の問題は日本では他人事として扱われがちで、人は自分の周りを世界だと認識するので、ある意味で仕方がないのかなと思ったりもします。


事実、最近炎上したNIKEのCMも「なんでこんな批判・非難が出るんだろう、、」と思ってしまう声も見受けられました。問題を可視化した時、その問題提起者に対して批判の声が上がるのは普通だと思うので、それは良いと思うのですが、とはいえ問題の中身を見ようとする母数が増える必要はあるんだろうなと思います。

何かに対して批判の声が上がるということは、それだけ関心があるということの裏返しなので、問題提起をしても無風(無関心)であるよりはよっぽど良さそうです。

まだまだ日本国内では小さな問題として捉えられがちですが、一歩外に出ると思ったほか風当たりが強かったりするので、アンテナを貼っておいた方が良さそうです。


明日は、ナイキのウェアを着てジムに行こうかな。

素敵な週末を。


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