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家計簿アプリでシェアNo.1!マネーフォワードの成長戦略とは

家計管理アプリでシェアNo.1を誇るマネーフォワード。”お金を前へ。人生をもっと前へ”というミッションのもと、拡大を続ける国内フィンテック市場の中で、一際存在感のある企業です。代表取締役の辻 庸介さんはソニー、マネックス証券を経て、2012年株式会社マネーフォワードを設立。2017年には東京証券取引所マザーズ市場へ上場を果たします。成長市場の中で、どんな戦略をとっていくのか。様々な切り口から見ていきます。

マクロの視点から。

ミクロの視点から。

4Pの視点から。

組織構造の視点から。

成功要因のまとめ。

①辻CEOの強靭なリーダシップ。
ファイナンスとテクノロジーの融合であるフィンテックという比較的新しい市場で、両方のキャリアを持つ辻CEOの存在が大きな要因の一つ。業界での経験から「個」としての知識、スキル、人脈、が組織を引っ張っている。

②ミッション・ビジョン・バリューの明文化。
利己的ではない明確な指針がある。ミッションへの強い共感をもった優秀な人材が様々な業界から集まってきている。辻CEOの個としての強さと組織としてのミッションが相乗効果になって、ヒト・モノ・カネを集めている。

③法律への迅速な対応
電子決済等代行業者の登録を完了させ、銀行とのAPI連携も進めていることから、次のステップに進む土台を着実に作っている。

もし自分がCMOなら。

①マネーフォワードの非アクティブユーザーの可視化
登録は700万人。では、日常的に使用しているユーザー数は?
非アクティブになっているユーザの分析を進め、カスタマージャーニーマップの作成、UXの改善に取り組む。

②守りの強化
1位は標的にされやすい。コインチェックでの事件もあり、フィンテック=セキュリティが不安というユーザの意識がある。万全のセキュリティ体制の構築を進め、それを見える形で顧客に情報提供していく。

③インフルエンサーの活用
社内外でお金のリテラシーが高い、もしくはユニークな個人を起用。マネーフォワードを使うことで、どう変わったのか。アパレルのカリスマ店員のようにお金のカリスマを育て、バックアップするプラットフォームの構築。

マーケティングトレースは他にも。これからどんどん増やしていきます。


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