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ブックサンタやってみました。私たちの世代は。

ブックサンタ2023のプロジェクトに参加しました!

ブックサンタ、ご存知ですか?

「あなたも誰かのサンタクロース」を合言葉に、2008年から活動を始めた日本発祥の団体(※)。2023年現在、全国32都道府県42支部で活動。
ブックサンタのはじまりは2017年。ネパール山奥の村で、NPOチャリティーサンタ代表と日本出版販売(出版取次)担当者が偶然出会い、会話を重ねる中でブックサンタのアイデアが誕生しました。
現在も書店業界や印刷業界の関係者が運営ボランティアとして関わり、プロジェクトが健全に運営されるように努めています。

公式サイト https://booksanta.charity-santa.com/about/より 


ぼくは今年、こちら↓の記事で知りました。

noteの「今日のあなたに」に出てきて、読んでみて即「やりたい!」と思いました。
ちょーどジョシュア・ベッカーの「The more of less」を読んでて、チャリティに興味湧いてたところでタイムリーでした。

良い記事をありがとうございます!
note運営事務局様もナイスアルゴリズム!


やり方は、簡単。
プロジェクト参加している本屋に行って、本を選んでレジで「ブックサンタで!」と言うだけ。
簡単。素晴らしい。

簡単ながらも、どの本を贈るか選ぶ作業は難航。
今年読んだ本の感想を読み返してみたり、
自分が小中学生のときにどんな本読んでたか思い返してみたり、
本屋さんでも棚の前を右往左往。


半日かけて、僕が選んだ本はこちら。

瀬尾まいこ著「私たちの世代は」
愛にあふれた作品です。

『そして、バトンは渡された』『夜明けのすべて』の著者の書下ろし長編
いまを生きる私たちの道標となる物語の誕生!
「明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日からだよ」
今でもふと思う。あの数年はなんだったのだろうかと。
不自由で息苦しかった毎日。
家で過ごすことが最善だとされていたあの期間。
多くの人から当たり前にあるはずのものを奪っていったであろう時代。
それでも、あの日々が連れてきてくれたもの、与えてくれたものが確かにあった――。
【著者より】
何かと制限され思いどおりに過ごせない毎日を、大人も子どもも、誰しもが
困難を抱えながら進んできたと思います。そして、これから、また違う日々に向かわないといけない中で、ほんの少しでも明るいものを差し出せる物語になれれば。そう思っています。

Amazon内容紹介より

小中学生向けをイメージして選びました。
児童書やら啓発系やらも候補にあがりましたが、やっぱり僕も好きな小説で。

自分の中高生時代を振り返って、当時読んでて記憶に残ってる本は、
恩田陸「夜のピクニック」やら重松清「エイジ」。
学園もの好きだったんだなー。

あとは当時映像化された原作。
「トリック」に「タイヨウのうた」「そのときは彼によろしく」。

いま大好きな辻村深月のデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」も当時ハマってたなー。

なんて郷愁に浸ってたら、小説の好みは32歳の今と大して変わらないんじゃないかと気づきました。

という事で、変に子供の目線を合わせようとはせず、シンプルに僕が最近読んで面白かった本にしました。

子供って自分が一番育ちたいように育つ

瀬尾まいこ「私たちの世代は」より

↑作中の言葉そのとおりだと思う。

ほかにも「成瀬は天下を取りに行く」とか「この夏の星を見る」とかもいいなーと思ったけど、最後のポイントはお金。

この「私たちの世代は」は僕は図書館で借りて読んだので、著者や出版社に一銭も落ちてません。
なのでこのプロジェクトの場を借りて、感謝と贖罪も込めて選書しました。
関係者の皆様ありがとう!

実際にプロジェクトの目的のひとつに「書店の応援」というトピックもあったので、そういう発想につながりました。


実際にプロジェクト参加して思うのは、「いいお金の使い方だなー」ということ。
自己満ですけど。
よく言われる通り、寄付はお金の使い方として幸福感が高い。
間違いなく最近のベストバイ。

ステッカーもらえました

喜んでくれるといいなー。
とは思うものの、受け取った子にハマらなかったらそれはそれで。

どの本にするか選ぶ過程が僕は楽しかった。
もうそれだけで元は取れた感あります!

物欲も少なくなってきてるし、こういう活動にどんどん参加していきたいなと思いました。

興味湧いた方、ぜひやってみましょう!

以上

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