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1991年/消防士/読書/アイスホッケー/ビール/コーヒー

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読んだ本リスト 2021-2024

2021年から読んだ本で、気に入ったところや思ったことを記録することにしました。 だいぶ書いてきたんですが、目次が欲しくなったので、noteでつくってみます! 2024年 25.弘兼憲史「増補版-弘兼流 60歳からの手ぶら人生 」 24.高瀬隼子「いい子のあくび」 23.夏川草介「スピノザの診察室」 22.原田マハ「さいはての彼女」 21.宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」 20.Daigo「究極のマインドフルネス」 19.益田ミリ「47都道府県女ひとりで行ってみよう」

    • 3月 GLORIA 本屋大賞

      3月が来た。嬉しすぎる。 あとひと月で今年度も終わり。 だいぶあったかくなってきて機嫌もよい。 冬の寒さ、たくさん服着ないといけなくて身動きが制限されるのが嫌だ。 どんどんあたたかくなってほしい。 異動の内示が待ち遠しいですねー。 入試シーズンである。 最近の個人的な爆刺さりCM。 同級生ホイホイ。 YUIさんの「GLORIA」。 2009年頃の進研ゼミのCMソングだったそう。 ウォークマンで聞きまくってた。 あの時代の受験生達のBGM。 15年たった今、転職サイトのCM

      • 本屋大賞2024ノミネート作品の感想①

        本屋大賞2024ノミネート作品まとめて感想① とりあえず3冊分! 「存在のすべてを」と「成瀬は天下をとりにいく」は別記事で書いてます。 〇『君が手にするはずだった黄金について』小川哲/新潮社 読んでる時に、フィクションなのかエッセイなのか分からなくなるような不思議な瞬間が度々訪れました。不思議な感覚! 主人公はおそらく著者自身。 実際の出来事がベースになっていると思います。 去年の「君のクイズ」はあんまりハマらなかったので、苦手意識があったけど、これは面白かった!! 2

        • 塩田武士「存在のすべてを」を読んで

          読みました。 まず、読む前のこと。 本屋大賞のノミネート発表前に、ノミネート候補として挙げられていて、この本を知りました。 帯文やらネットの口コミを見たら、内容がことごとく抽象的。ふわっとしてる。 でもほとんど大絶賛。 前評判が何と言っていいのやら、不思議すぎでした。 読んでみて納得。 めちゃくちゃ良かった。 読み応えありました。圧巻。 傑作やと思います。 なんといっても重厚感が凄かった。 ミステリーなのか愛の物語なのか哲学者なのか。 読んでる最中、何読んでるか分かん

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          41本

        記事

          2月や。1月長かった。減量。最近読んだ本。

          今日から2月。 1月が長かったー。 毎年、年が明けてから4月までの3ヶ月あっという間にすぎるから、「年明けたらすぐやぞ」っていうイメージを持ってたんですけど。 今年は体感すっごい長かった。 まだ◯日かよ。 まだ今年度は終わらんのか。 地球の公転周期はよせーよ。 って毎日思ってました。 2月と3月がとにかく早く過ぎる事を祈るばかり。 1月からスタートした減量はいい感じで進んでます。 58kg台でスタートして、いま54kg台。 エッグベネディクト法で計算した基礎代謝がお

          2月や。1月長かった。減量。最近読んだ本。

          大切なモノ

          「1番大切なモノ」 モノとは。 抽象的で難しいなー。 物質?形のある物? 泣かないでそこにはほーら。 ロードオブメジャー。 また間隔が空いてしまったのは、お題が難しすぎるからということにしとこう。 1ヶ月チャレンジ開始してもう約1年半。 一体いつになれば完走できることやら。 出来るだけモノに執着しないで生きたい。 と思う。 こだわりを持たず、どこでも何でも生きていける!みたいな“しなやか“な人間でありたい。 何でもワンクリックで手に入る時代。 なくして困る物もいまいち

          大切なモノ

          2023の内省、2024の抱負

          あけましておめでとうございます! 今年も宜しくお願いします!! ブックサンタの記事が沢山読まれてて嬉しいです! 読んで頂いたみなさま、あざす。 2023の内省 1〜3月は公私共に良い時間を過ごせたと思います。 4月からは全く希望してなかった救急隊に入りました。 ほんとに忙しかったです。眠れない。 自分の信条とも一致しない生活。 イライラをコントロールできず、メンタルにも負荷がかかりました。 救急隊を希望していたのに叶わなかった同僚を横目に、配属の意図を読み取れず、困

          2023の内省、2024の抱負

          ブックサンタやってみました。私たちの世代は。

          ブックサンタ2023のプロジェクトに参加しました! ブックサンタ、ご存知ですか? ぼくは今年、こちら↓の記事で知りました。 noteの「今日のあなたに」に出てきて、読んでみて即「やりたい!」と思いました。 ちょーどジョシュア・ベッカーの「The more of less」を読んでて、チャリティに興味湧いてたところでタイムリーでした。 良い記事をありがとうございます! note運営事務局様もナイスアルゴリズム! やり方は、簡単。 プロジェクト参加している本屋に行って、

          ブックサンタやってみました。私たちの世代は。

          小野寺史宜「まち」を読んで。

          めちゃくちゃ刺さった! 自分にとって最適なタイミングで爆刺さりでした。 よく言われるけど、読むべき本に読むべきタイミングで出会う必然性みたいなもの、あるんかなー。 まず瞬一。いろいろ被るとこがありました。 じいちゃんに育てられたとこ。 身体を使う仕事がしたいという感性。 歩いたり走ったりが好きなとこ。 図書館で本借りてるとこ。 喫茶店好きなとこ。 僕は瞬一のように出来た人間ではないし、強くも無いけど。 終始わかるぅー!てなってました。 じいちゃんの教え。名言の連発。

          小野寺史宜「まち」を読んで。

          寺地はるな「水を縫う」を読んで

          やっぱ寺地はるなさん、ええなー。 大切なことに気づかされる。 自分の狭量さを突き付けられ、心揺さぶられる。 それでも、どこか温かくて救われる思いです。 「大人は泣かないと思っていた」 「川のほとりに立つ者は」 に続いて読了3作目。 水泳を始めるか悩む祖母に清澄がかけた言葉。 刺さりました。ほんとそのとおり。 物事を始めるのには遅いなんてことはない。 続けさえすれば、積み重ねることができる時間はまだまだたくさんある。 せやんな。まだまだ人生長い。 これからこれから!

          寺地はるな「水を縫う」を読んで

          救急隊員の休職エントリ

          というのを書いてたんですが、やっぱり辞めました! 以下簡単な書きかけです。 このたび救急隊員の仕事を1か月位休職してました。 いまは無事復帰してぼちぼちやってます! 原因はいろいろありますが、簡単に言えば「やってられるかー!」に集約されます。 忙しい→寝れない→イライラのループにハマりました。 イライラを自分でコントロールするのが難しくなってしまった。 普段書いてる日記のおかげで、その辺のメタ認知ができました。 その点は素晴らしかった! 日記読み返すと、7月初め

          救急隊員の休職エントリ

          iPhone純正メモを使い始めた話、ロザンのパン職人の話

          最近なかなか書く時間とれないのが悩みです! もっとサクッと書けるようになるために、iPhoneのメモ機能を使うようにしてみました。 きっかけはこの記事。 と、その中で紹介されてるこの記事。 たしかに自動で引き継がれるのはめちゃ賢い。 やってみました。 これがめっちゃええかんじ。 書きたいなと思ってスルーしてる出来事を溜めておける! 今まではロルバーンのノートに手書きで「読書メモ」と「日記」を書いてました。 これはこれでいいんですけど、やっぱもうちょいサクッと書

          iPhone純正メモを使い始めた話、ロザンのパン職人の話

          こんなん本屋大賞やろ。辻村深月「この夏の星を見る」を読んで

          辻村深月の新刊がすごかった! めちゃくちゃよかった! もうこれは本屋大賞決まったわ。 昨夜25:30まで夜更かしして読み切ってまだ興奮さめません。 まず設定が秀逸。 著者は毎日新聞のインタビューで「この世代を書くにはコロナに触れない選択肢はなかった」と語っています。 そのとおりやと思う。みんないろんなことあったよね。 その中でこんなストーリーが現実でもあったんだろうなーと思うと胸が切なくなる。 辻村深月といえば作品クロスオーバー。 今回もありました! 今回は「家族シアタ

          こんなん本屋大賞やろ。辻村深月「この夏の星を見る」を読んで

          <はじめに>を読まないから。菅広文「京大中年」を読んで

          ロザン菅ちゃん大好きです。 なぜなら大学時代に似てると言われたから! 顔はそんなに似てないと思うけど、雰囲気とかかな? いい線ついてた!自分でも納得。 以来なんか気になる存在。 ちちんぷいぷいの道案内も大好きでした! そんな菅ちゃんの本。 「京大中年」読みました。 ええな~。よかった! 心に留めておきたい格言の嵐。 教科書の<はじめに>の部分を読まないから。 なぜ勉強しないといけないのか? よくある疑問への宇治原さんの答えだそうです。 その教科を勉強する目的は<は

          <はじめに>を読まないから。菅広文「京大中年」を読んで

          報酬は金銭だけではない 黒田悠介著「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」を読んで

          8つの報酬 報酬と聞くとつい「金銭」が浮かびがちだがそれだけじゃない。 8つの報酬があると言います。 ①スキルセット  価値を提供するスキル。仕事を通じて蓄積する。 ②人的ネットワーク  新しい情報や機会を与えてくれる広く多様なネットワーク。信用、信頼。 ③自己理解  自分の嗜好性や価値観。仕事の結果や、感情、思考の動きから得やすい。 ④ポジティブ感情  楽しい、嬉しい、面白いといった感情。 ⑤達成  自分で立てた目標を達成したり、課題をやり遂げること。 ⑥没頭  時間を

          報酬は金銭だけではない 黒田悠介著「ライフピボット 縦横無尽に未来を描く人生100年時代の転身術」を読んで

          「ドミノin上海」早く読みたい!

          久しぶりに書きます! 最近ほんまに忙しすぎて書けてないのがストレス! まとめたい本がいっぱい。 おもしろかったです! 2001年頃の作品なので、当時の時代感がありますが、それもまた興! ハラハラして読めましたー! 続きが気になってほんの数分の隙間時間にも読んでました。 確かに、そうかも。いや絶対そうやわ。 恩田陸先生。 中学高校時代は大好きでしたが、しばらく読んでませんでした。 読むだけでじめっとした暑さが伝わる「ユージニア」とか印象深い。 「夜のピクニック」も「六番目

          「ドミノin上海」早く読みたい!