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【福島県/県立中学校・高等学校等】2023年10月(4)【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築するという、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されていますので、福島県の教育に関わる様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思います。

今回は『2023年10月22日まで』の記事まとめです。



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1.「建設業に関する高校説明会」を開催しました!(県教育委員会)


建設業は、社会基盤の整備をはじめ、維持管理、除雪及び災害対応など、県民の安全・安心な暮らしを支えるうえで必要不可欠な地域の守り手としての役割を担っています。

そこで福島県では、建設業が持続可能で活力ある産業となるよう、「第2次ふくしま建設業振興プラン」に基づき、建設業振興に向けた様々な取組を行っています。

今年度も、建設業の担い手の確保に向け、建設業に対する理解を深めてもらおうと、普通科の高校生を対象とした説明会を開催しました。

9月14日(木)に、郡山市湖南町にある県立湖南高校で、1、2年生の35人を対象に説明会を開催しました。

建設業の現状や業務のやりがい・魅力を伝えることは重要です。
あまり良いイメージが無いかもしれませんが、社会インフラ整備に関わる大変重要な業種の一つです。

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2.R5.5.19-6.9 中ノ沢源泉。「湯の花」活用の可能性(県立猪苗代高校)


猪苗代高校の地域探究活動「猪苗代学」。

3年生は、自由テーマ型の個人探究

彼らの活動は、中丿沢温泉の源泉である「沼尻元湯」から採取される「湯の花」を利用した、鳥獣対策用の忌避剤づくり

独特の香りをもつ「湯の花」を田畑にまくことで、作物を荒らす動物たちを追い払えるのではないか

一方、2年生はゼミ制グループ別探究

9月に開催される中ノ沢こけし祭り。

そこで披露予定の「中ノ沢検定」作りが2年生の探究活動のメイン。

中ノ沢温泉の源泉へ実際に足を運びながら、検定試験作りのための素材集め。

「湯の花」採集の3年生たちとは目的が違っても、同じ地域に対してまったく別のアプローチをもって課題解決をはかることができる点が、「地域探究」のおもしろいところかもしれません。

地元の資源を様々な用途で活用する探究活動は興味深いです。

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3.【勿来物語24】自分を大切に:SOS出し方講座(県立勿来高校)


経済産業省が提唱する「社会人基礎力」の能力の一つに「ストレスコントロール力」があります。

ストレスをうまく制御できれば、「チームで働く力(多様な人々とともに、目標に向けて協力する力)」も高まるという考え方です。

さてさて、9月25日(月)6校時、1年生ではSOS出し方講座を実施しました。

テーマは「自分を大切に」。いわき市保健所地域保健課から2名の講師が来校してくださいました。

◆ストレスは誰にでもあるもの。良いストレスと悪いストレス。悪いストレスが係りすぎると心の不調につながることもある。
◆ストレスに気づいて、自分でケアすることが大切。
◆一人で抱え込まずに相談すること。相談窓口はたくさんある。
◆相談する人として「友人」が多数を占める。あなた方も相談する相手に選ばれることがある。相談を受けたときに注意してほしい事項。

などの話をいただきました。

企業でも「ストレスチェック」が行われるなど、これからはストレスと上手に付き合うことが必要になりますので、ストレスを良く知ることは重要です。

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4.『 公共 × LHR 』SDGs授業(県立白河実業高校)


8月31日(木) 「地球の未来をよくする提案」をテーマに、公共とLHRでコラボ授業を行いました。

夏休みにこのテーマについて生徒それぞれが、” 私の提案 ~ ” をサブテーマに新聞づくりに取り組みました。

この日は各クラスでグループワークを行いながら、お互いに自分の 考え 思い を仲間で共有する時間になりました。

「自分の考えや思いをまとめること」と、「他者と情報を共有することで、自分とは違った見方に気づくこと」は、集団生活を進めていく中で大変重要です。



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