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国や文化によって「男らしさ」「女らしさ」は異なる

中東地域、イスラム圏といえば、「男らしさ」「女らしさ」を重んじるイメージもあると思います。自分がその地域出身なわけではないので、断言するような立場にありませんが、確かに、そんな部分もあるかもしれません。

でも、日本で「男らしいこと」「女らしいこと」と認定されている事柄と、中東で認定されている事柄は、また違ったりするんですよね。

例えば、「甘いものを食べる」!

ご覧ください!男性同士で集まって可愛いパフェを楽しんでいらっしゃいます。なぜか日本ではパフェやケーキなど、見目麗しいスイーツは女の子の食べ物みたいになっておりますが、世界目線で見ると、甘いものは老若男女問わず、みんなに愛されています。中東地域だけでなく、ラテン系の国などでも男の人も普通に甘いもの大好きだなぁってシーンによく遭遇するものです。

なかでも中東地域は激しく降り注ぐ太陽のおかげで、フルーツも種類豊富で甘みたっぷり。フルーツの彩りを活かした美しいスイーツも多いのです。(そして、甘々なスイーツも多いです…笑)

また、カフェという文化に対する認識も日本と中東ではかなり異なります。
日本ではカフェでおしゃべりというと、やっぱり女の子的なイメージもありますが、中東ではカフェは一般的には男性の社交場らしいです。
私も2007年にエジプトを旅行したとき、カフェをよく見かけましたが、おじさんたちが集っていました。

日本では女性の方がおしゃべりが好きとか、それは原始時代に洞窟で女性同士で情報共有していた名残と言われるのをよく耳にしますが、んんーそれが本当だとしたら、アラブの男性たちのおしゃべり好きはどう説明したらいいのやら(笑)

あと、女性は共感を求めている、男性は解決策を求めているというのもよく聞きますが、エジプト出身の私の夫は、けっこう共感を求めているらしいです(笑)私も、けっこう共感タイプ。でも、例えば、私の母(日本出身)はかなり解決策タイプのような気が。だから、そのへんも本当に男女差なのかー?と疑っています(笑)

エジプトの市場に行った経験と、夫と話した経験しかデータソースがないので、言い切るのは乱暴過ぎるし、もちろん個人によると思うのですが、中東圏の男性ってコミュ力高いような気がするんですよね。
コミュ力というか、交渉力かもしれませんが。
言われたらその通りにするんじゃなくって、スタンスとして、なんでも交渉可能だと思ってるんですよね。そのマインドは、ちょっと困るときもありますが(笑)世界をサバイブしていくにあたって必要なものだったと思うし、個人的には見習いたいと思ってます。

ということで、話があっちゃこっちゃ行きましたが、「男性だから」「女性だから」、「〜すべき」って思わずに、自分のやりたいようにやるのがいいと思います。だって、「らしさ」はちっとも普遍的なものじゃなくて、国や文化や時代によってコロコロ変わるようなもんなのですから!

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