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【モンキ】おぼえ書き_132  双極性障害と生きていく その21

みなさんどうも。「モンキ」です。
私の勤めている会社では、病気休暇を6か月取得することが出来ます。この間は有給です。
それ以降も休む場合は休職期間として扱われ、無給となります。
病気休暇は何度でも繰り返し取得することが出来ますが、いったん長い休職期間に入ってしまうと、職場復帰後180日勤務するまでは再度取得することが出来ません。
私の場合も休職期間に入った後に復職したので、再度同じ疾病で病気休暇を取得するには、180日間の勤務が必要となりました。
今回は、病気休暇の再取得について書いていきます。

この180日ルール(こんな言い方でいいのだろうか)については、復職するときに会社から言われました。
私は双極性障害という特性を持っていて、一時期よりうつ状態が改善したから復職したわけですが、再度調子を崩すことは十分考えられます。
その時に病気休暇がとれるか、休職扱いとなってしまうかは大きな違いです。

では復職後から180日、つまり6か月勤務すればいいと思ったのですが、そう単純なものではありませんでした。
私は復帰当初は6時間の短縮勤務だったわけですが、あくまで8時間勤務となってからカウントされるとのことでした。
それから実際の勤務日数をカウントするため、休日は対象とならないとのこと。
つまり単純に6か月ではなく、あくまで8時間の勤務を180日して初めて病気休暇が再取得できるようになるのです。

なかなかのハードルじゃないですか。

というわけで、一旦この話は忘れることにしようと思いました(笑)。
そんな先のこと考えてもしょうがないでしょう。
まずは短縮勤務からフルタイム勤務に持っていくことを考えないと。

ところが私の主治医からは、病気休暇の復活は大変重要なことなので、そこまでのカウントダウンをしなさいと言われました。
なんならカレンダーにXデーを記入しろと。

いやいや。
正直言って、今の段階でそんなことしてもかえってプレッシャーになりますって。

でもその後も主治医は思い出すたびにあと何日だと聞くのです。
嫌でも意識させられる。
ちょっとまいったなと思っていました。

とにかく一日一日なんとかかんとか仕事をこなしていき、年末年始の繁忙期を乗り越え、そのXデーが現実味を帯びてきました。
主治医は嬉しそうに、あと少しでまた病気休暇がとれるようになるね、ちょっと安心できるね、と言うのです。

でも私としては、この言われ方には違和感がありました。
だからといって、では病気休暇をいただきますとは言えないだろうと。
いくら会社の制度だからといったって、社員の正当な権利だからといったって、会社と同僚に迷惑をかけることに間違いはないわけです。
そんな何回も何回も病気休暇いただきますって、人としてどうなのよ。
いつまでも甘えてんじゃないよ。
ちゃんと社会人やれよ。

一方で、その目標を達成したら燃え尽きてしまうんじゃないだろうかという恐怖もありました。
頑張って頑張って、本当に病気休暇をとらなければならなくなるまで疲れ果ててしまうんじゃないだろうかって。
そんな複雑な気持ちを正直に主治医に言いました。

主治医はこう言いました。

もちろん継続して働き続けるのが良いのです。
もう少しであなたは、目標を達成できたという自信と、病気休暇を取得できるという安心感の二つを得ることが出来るのです。
そうすれば、心配せずとも問題なく継続することが出来ます。

なんだかわかったような、わからないような。
うまいこと主治医に言いくるめられてるような気もします(笑)。

その後、私は病気休暇を再取得できるようになりました。
休職期間をリセットすることに成功です(こんな言い方でいいのだろうか)。
でも喜んでいいものか、やっぱり複雑な気分です。
とにかく、ほっとした思いはあります。
もしかしたら、目標達成ってこんなものなのかもしれませんね。

私は双極性障害という気分に波がある特性を持っています。
だからあんまり喜びすぎない今の状態があっているのかもしれません。
これからも変わらず一日一日を過ごしていく。
きっとその積み重ねが大切なのでしょう。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、新年度スタートについて書こうと思います。

現在の状態:上がったり下がったり 気候の変化に振り回されている

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