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過去の抜け殻

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いろいろあって言葉を綴り。 迷いながら置いてきた、記憶の抜け殻
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少し眠たくて

少し眠たくて

眠いなぁ
現実から安らぎと逃避への解の黙示

茜色から紫の世界に替わりつつ有る、今日からと今日までの境界に漂う、終わりの始まりと身を沈めよと誘惑の彼方は、赤く紅く愛おしい焼けるとも凍てつくとも感じさせられる貴女は夕陽。
無にまかせた心の意思は、行く先も無くただ雲と光と闇の着かず離れず、魅せられた思い出という名のフィルムは繰り返し繰り返しスクリーンに映り輝いては消えては沈む。
出逢った頃の記憶は擦れ

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運命

運命

私が誰だって事は
どうでもいい事なの

もちろん

あなたが誰だかも
どうでもいい事なの

もしも、
あなたが私で、
私があなたなら
振り向いてくれたかしら。

神様も罪ね

◆フルメタルジャケット

◆フルメタルジャケット

歩く度に広がる道端の花の香りを嗅ぎながら、赤めいた自身の化身が重なり合って生きるライフが1つ1つと増えてくやさしい人生なんて、まるでゲームのアイテムを掴むかのような難しさは幻で、現れると分かってたり隠されてるのを知ってたりと、そんな優しい人生なんてありゃしない…
エネルギー切れの体に癒しの魔法をかけてくれれば元気百倍気分爽快性欲満点、そんなに上手く変われやしない体の声は悲鳴にも悲しく、無情にも過ぎ

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そうだ、イタリアに行こう

そうだ、イタリアに行こう

季節は春、散歩するには丁度いい気温
道には村の人々の声が、とても楽しそう

この町は、田舎町チンクエテッレ。
パステルカラーの屋根が並び、この街の
夕焼けは、暖かな幻想と家並みは変わる

海も山も人も家も、絵に収まる町。

眼下に見下ろす海は、太陽の光をキラメキ
碧と白と光を混ぜ合わすエメラルドブルー
浅瀬には子供たちが遊び、子犬も走る
何をも寄せ付けぬ海岸を小船が通り
今日の収穫にに大人たちは乱

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ショートショート 第4話(見上げれば幸せ)

ショートショート 第4話(見上げれば幸せ)

そんな
貴女が好きだから
嫌われたって
無視されたって
見てくれなくても
いつも傍に居たい

そんな
貴女が好きだから
まとわり付いて
まとわり付いて
そっと擦り寄り
いつも傍に居たい

そんな
貴女が好きだから
心から抱いて
優しさに抱かれ
僕はもう夢中で
いつも傍に居たい

そんな
貴女が好きだから
寂しさの夜も
悲しみの朝も
苦しさの昼も
そっと遠くから
いつも傍に居たい

そんな
貴女が好

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ショートショート 第3話(時代)

僕が知る限りでのこの世界は、
ONとOFF、0と1のみで形成された
人間が作り出した仮想デジタル
電気信号という名の波形の波に
上り詰めては、下り落ちる
その波に乗る僕はアナロジー

デジタルなんて存在しなくて、
0と1の間にはアインシュタインも
笑顔で語ってくれそうな論理
そんな途中が存在するの、
その途中の途中の途中の途中…
実にアナログチックな世界

ほら、デジタル時計の文字盤は
1から2に

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◆迷子のバラッド

◆迷子のバラッド

2011年7月8日 2:12

覗き込んだ窓辺は汗ばむ初夏の走りに邪魔されて、
夜空の星さえ瞬きするのを忘れたのはいつの頃か、
優しさを包んだ言葉を考えて歩いた夜道も寂しく、
きっと暑さは熱さの厚さを思う程に心は篤くなる。

忘れたわけじゃないのに思い出せなくて悩むには、
きっと苦しみが心に閉ざす扉に封印したかの様に、
ありきたりの絵の具じゃ書き足りなくて悔しさは、
言わないで過ぎ去る時の流れは定

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ショートショート 第1話(ハートカクテル)

ショートショート 第1話(ハートカクテル)

ラジオのチャンネルを回しては止め
そして、また回す

ザーザーザー
・・・過ぎた・・・求めて・・・ザー
・・・見つめる・・・ザー・・・
ザー・・・おやすみなさい。

前略、君へ

何度繰り返せば
一緒の朝に、
おはようを言えるだろう

あの頃の僕は、
好きとか嫌いとか愛してるとか

良く分からなかった

手を繋いで一緒に帰り
電車の窓から出を振り
遠ざかる君は愛おしく
明日までの時間が何を
神様か

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◆夜鷹の星を見つめて

◆夜鷹の星を見つめて

昔の記憶に思いを伏せ
少し肌寒いバルコニー
夜の帳を眺めている

生きることに失墜しながら
望むことに落胆してもなお
すべきことに支配される。

社会の中の悪しき流れに犯され
望む希望を悪しき未来に閉され
そっと己の目を閉し昇り上がる

喉で蠢く甲虫 俺は生きたい
足蹴に笑う空 俺は成りたい
何も求めぬ俺 そっと居たい

叶わぬ望み...

もう何もいらない...
もう何もない...
もう何も..

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ミリg秒

あの人の倍の時間は生きてるのに、半分も楽しめなくて、もう半分は折り返しの繰り返しで、振り替えると3分の1は知らない世界で、きっと僕の目には映らない仕掛けとバリア的な幕が覆い被さって、永遠によーいドンを待たされてる開かずの扉の穴を覗く陰は遠い。ひょっとしたら10分の1しか時間が経ってないのかも知れない。尺度は偶像で有るがゆえに、時間とてなお所詮作り物

◆空の彼方

◆空の彼方

仕事帰りの橋の上、東の空に星を見つけました。
久しぶりと眺めながら、ちょっと足を止めてみる
薄汚れた東京の夜空に、微な光り届けるのは木星かな

いつの頃からかな、、、星を見なくなったのは。

田舎に居た頃は、満天の星空に空の大きさを知り、
四季折々星座に、尽きることのない物語を知り、
無数に流れる流星群に、感動と興奮を覚えた日々。

いつの頃からかな、、、空を見なくなったのは。

見ようとしても、

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◆銀河鉄道の夜

◆銀河鉄道の夜

ガタンゴトン…

汽笛が夜空に鳴り響く

遥か先に見える先頭車両から、白くもあり綿菓子の様な煙が一筋の流れにそって時の流れを記している。

車窓に両肘を付きながら、空を走る汽車の車窓に思いにふけて、有るがままの自分が有るべき姿を書き綴る。行く先の夜空の旅路に想いは忘れない。

光り輝く一番星は泣き虫なお嬢さん、今日も涙の雫が光を乱舞する。きっと貴女は海を照らし迷える波の道しるべ。変わらぬ優しさで居

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◆あすなろ

◆あすなろ

若葉の頃は大空仰いで
命の光から愛情を感じ

青葉の先は潤う雨へと
叶わぬ恋に雫に溺れる

天向う幹に想いが宿り
幾重に伝う有るべき心

広げた枝は夢の数だけ
いつか見た明日を指す

あすなろの吟

◆ 欲情メランコリック

◆ 欲情メランコリック

2008/08/21 22:49

歩く道の波はいつも先が無く
気付けば道すら見えない闇と
傷付く事さえ知らないだろう

人の足音の渦に流されながら
変わらぬと信じた希望は愚か
振り向けば生きた道さえ失う

確かに聞えたあの声は
汚れた心じゃ聞えやしない
きっと擦れ違った事さえ
見て見ぬ振りをする。

冷る都会の帳は光さえ凍って
正直者と言う名の言い訳さえ
繰り返し溺れては沈んで行く

世の中から

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