ケトジェニックダイエットについて

こんにちは。
ワイマニです。

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最近TwitterやInstagramを見ていると、ケトジェニックダイエットに関する投稿が増えています。
これは、かつて流行った「アトキンスダイエット」にカロリー制限を組み合わせたアプローチ方法で、個人的には同じ理論に基づいていると感じています。


そこで今日は、ケトジェニックダイエットについて、私自身の考えをこのブログに残したいと思っています。


いつも通り結論から申し上げますと、ケトジェニックダイエットは、トレーニーの一般的な低脂肪ダイエットと比較して、特別な優位性はありません。


糖尿病患者に対するダイエット指導では、インスリンの急激な変動や、無駄なインスリンの放出を避けることが重要となってきます。
そのため、ケトジェニックダイエットは、ダイエットの対象を明確にしていない場合や、偶然カロリー制限が成功した事例を持ち上げて、ケトジェニックダイエットが効果的であるかのように誤解されることがあるかもしれません。

糖尿病などの疾患を抱える方にお薦めするダイエットと、私たちトレーニーが筋肉を維持しながら実施するダイエットは、大きな違いがあると考えるべきです。
筋肉を維持するためには、筋肉に適切な負荷をかける必要がありますし、無酸素運動を行う際には炭水化物が必要不可欠となってきます。
ダイエットは単に体重を減らすことだけではなく、筋肉を落とさないようにすることも必要であるということは、私の過去の記事(体重に縛られない生き方:https://note.com/rich_cosmos435/n/na750f8df4683)でお伝えしたと思います。
つまり、ダイエットを行う上で、炭水化物は避けてはならない栄養素と個人的には考えています。

ただし、コンテストビルダーがグリコーゲンローディングを目的として、一時的にグリコーゲンを枯渇させ、そこに高炭水化物の食事を摂ることによって、筋肉を大きく見せる手法として、ケトジェニックダイエットを短期間行う場合もあります。
しかし、これは通常のダイエットとは異なり、一時的な方法であることを覚えておくべきです。
率直に申し上げますが、ケトジェニックダイエットのみで、コンテストコンディションまで絞り切ることは不可能と考えてください。
その理由は、コンテストコンディションの体脂肪まで絞り切る際、炭水化物が必ず必要になるからです。
つまりダイエットという観点からも、わざわざ炭水化物を制限してやる割には、脂肪減少に有効ではない部分も出てくるということを覚えておくべきです。
体脂肪率が30%以上の重度の肥満の方でも、私は通常の高炭水化物、低脂肪、高蛋白質ダイエットをお薦めしています。

最後に。
ケトジェニックダイエットを実践している方へのメッセージとして、現在はうまくいっているかもしれませんが、いずれその方法は限界に達します。
脂肪を減らすためには、筋肉に対する適切な負荷が必要であり、その負荷には炭水化物が欠かせません。
そのため、特別な炭水化物制限を必要とするよりも、通常のダイエットで筋トレを続けることをお勧めします。
個人的には、持続可能なバランスの取れた栄養摂取が良い結果をもたらすと考えています。

それじゃぁ今日はこの辺で

ワイマニ

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