異世界を生きる同級生の話。

「周りの5人を平均すると自分になる」

僕は先日、高校来の友人からとある人物(O君:仮名)の話を聞いた。

O君は、僕と同い年の22歳。
大学3年生。
高校卒業後、1年の浪人期間を経て東〇大学に入学。

そんなO君は今、大学生ながら日本の平均年収を優に超え、ポルシェに乗り、彼女との写真をインスタに投稿している。

また、仕事がめちゃくちゃできるらしく、海外の企業からオファーを受けているそう。

それもかなり熱烈に。

そして実際に話をしたことがあるという僕の友人曰く、かなりの人格者だそう。

他人を見下すわけでもなく、だれとでも謙虚に接する。


「O君は一体何者なんだ?」


最初にO君のことを友人から聞いたときは、マルチ商法とかグレーな商売で稼いでいる若者であってほしいと思った。

が、話を聞いているとそんなわけなく、彼はいわゆる「非の打ちどころのない」完璧な人間であった。

僕はこれまでの人生において、勉強もサッカーもそれなりに頑張ってきたおかげで、基本的にある程度のことは大きな問題なく平均点以上の成果や結果を上げることができてきた。

そのため、周りからはよく、

「勝てるところが一つもないわ笑」

とか

「なんか苦手なこととかないの?」

ということを言われてきた。

そういわれるたび気分はいいし、自分の自信にもなっていた。


しかし、僕がO君に勝てるところは一つもない。

勝てるところが一つもない人は正直、初めて見た。(実際に見てはないか)

彼の存在を認知して以降、自分が何者でもなく、ミジンコみたいに小さい存在であるように感じる。

おそらくこれから僕が何か目標を達成しても、満足することはないかもしれない。

O君はさらに上の上をいっていると思うから。

ただ僕が今回言いたいことは、そんな自分を否定するようなことではない。

ここで冒頭の、「自分の周りの5人を平均すると自分になる」の話に戻る。

O君と日ごろから仲良くしている人たちはどんな人間でどんな思考回路で人生を生きているのだろうか。

似たような完璧人間に囲まれているのだろうか。

そしてお互い刺激を与えあって、ハイレベルな環境で高め合っているのだろうか。

O君が身近にいる世界を生きる人は、自分の人生にかなり大きな影響を受けるだろうと思う。

僕は友人経由でこの完璧人間O君の話を聞いただけなのに、めちゃくちゃにモチベーションが上がった。

そして「付き合う人間が自分を形成する」ことを改めて痛感した。

僕からすると、O君はいわゆる「生きている世界が違う人」に該当すると思う。

O君との関わりはないが、同級生の最高傑作を認知することができた。(もっと上もいると思うから”最”高傑作というべきではないかもしれないが)

でも存在を認知したことは僕にとってプラスでしかない。

僕は昔から「負けたくない」気持ちがモチベーションをブーストさせるきっかけとなっている。

僕はO君になれないし、O君も僕になれない。

だからO君になりたいとは思わないけど、O君にも対抗できるくらい人生のレベルを上げたい。

上には上がいる。

やります。

一緒にやりましょう。

マジで。


では、また。













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