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🚭禁煙81日目!ミャンマー技能実習生の面接実施!ミャンマーってどんな国?ミャンマー人や国内の現状を理解する!

▶ミャンマー人技能実習生、面接の様子

採用した2名!お疲れ様でした。
日本語も上手で笑顔もいい!
日本や介護に対する思いが伝わりました!
弊社の部長が面接に参加
2名採用!有意義な面接になりました。


▶ミャンマー人の特徴・性格7選

①温和で自己主張が少なく控えめな国民性

基本的に温和で、人前で怒ることはほとんどありません。これはミャンマー人の9割が仏教徒であるため、徳を積むとよいことがあるという考え方を持っているからです。また、怒りを表すことはよくないとされ、穏やかさが尊ばれます。素直でまじめな性格の人が多く、言われたことを忠実に実行する傾向で、同じくまじめで自己主張が少ないとされる日本人との相性は非常に良いです。

②親日派である

ミャンマーは過去の歴史から「親日派」であると言われています。イギリスの植民地であったころ、日本は、アウン・サン・スー・チー氏の父でありビルマ建国の英雄と呼ばれるアウンサン将軍に軍事訓練を施すなど、独立に大きく貢献したことが影響しています。また、日本から毎年多額のODA(政府開発援助)を行っていることも親日派である理由の1つです。

③家族を大切にする

多くのミャンマー人は家族を非常に大切にしています。親を敬う心が強く、これも仏教の影響を受けていると言われています。特に家族内での両親の立場が強く就職先を決める際など、両親の意向で最終的に決めることも多いようです。

④叱られることには慣れていない

先ほどお伝えした通りミャンマー人は穏やかで怒ることが少ないため、怒られることに慣れていません。さらに、叱ることに関しても両親や教員以外は行いません。そのためミャンマー人は職場できつく叱られてしまうと驚き、ひどく傷ついてしまいます。間違いがあった際は優しく指摘し、フォローしてあげると良いでしょう。

⑤挨拶の習慣がない

ミャンマー語にはもともと挨拶の言葉がなかったことから、ミャンマー人には挨拶をする習慣があまりないそうです。日本に来たばかりで不慣れなころはなかなか挨拶をすることが難しいかもしれませんが、悪気があるわけではありません。日本の挨拶の習慣を教えてあげると良いでしょう。

⑥慈悲深く、目上の人を敬い大切にする

ミャンマー人は慈悲深く、また、目上の人をよく敬うと言われていますが、これはミャンマー人の多くが仏教徒であることが影響しています。ミャンマー人の慈悲深さについては、世界の寄付指数ランキング※にも表れており、ミャンマー人は2014~2017年の4年間、119カ国中で第1位を獲得、2022年は国内の情勢が不安定な中にも関わらず6位です。ちなみに日本は118位、ほぼ最下位となっています。
※参考:World Giving Index|Charities Aid Foundation

⑦寂しがりな人が多い

日本で数年生活をしている場合はその限りではありませんが、家族に囲まれて育つミ日ャンマー人は基本的には日本での一人暮らしや職場で孤立することなどを非常に寂しく感じます。来日したばかりだと日本在住のミャンマー人の友人がいない場合もあり、職場や学校などに同じミャンマー人の先輩や同僚・同期がいると安心します。ミャンマー人に限ったことではありませんが、声をかけたり相談にのってあげたりするとよいでしょう。 ミャンマー人を孤立させないことが、日本での定着へと繋がります。


▶日本へ避難し働くミャンマー人が増加中

2023年1月末に厚生労働省が発表した「外国人雇用状況」の届出状況によると、47,498人のミャンマー人が日本で就労しています。

就労者数が最多であるベトナムが462,384人であるのと比較するとまだまだ少ないですが、対前年増加率は37.7%と非常に高く、インドネシアに次いで2番目に高い増加率でした。

先ほども解説した通り、ミャンマー国内では失業者が増加しており、国外で働くミャンマー人が増えていることが要因でしょう。また命の危険から日本へ避難してくるミャンマー人も増えています。

【対前年増加率が高い3カ国】

  • インドネシア 77,889 人 (前年比 47.5%増) 〔前年 52,810 人〕

  • ミャンマー 47,498 人 (同 37.7%増) 〔同 34,501 人〕

  • ネパール 118,196 人 (同 20.3%増) 〔同 98,260 人〕

ベトナム人の在留者数が横這いとなるなか、新たに上記3カ国の在留者数の増加が顕著です。ミャンマー人労働者の在留資格のなかでは技能実習が多くなっています。

▶これまでの歴史を詳しく解説



▶私たちにできること

日本に来て働きたい人に、安心して働ける環境、また成長できる環境を準備し、弊社の職員もいい刺激・影響を受け、切磋琢磨していければと思います。そのためにはミャンマーのこれまでの歴史や、国内の現状をしっかりと把握して受け入れていくことが大切です。


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