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大学職員転職ケーススタディ⑧(首都圏小規模大学)

今回も例のごとく過去にあった求人からエントリーシートや面接についてお伝えしていきますね。


①大学情報

今回の求人は首都圏にある小規模大学。保育や福祉、心理といった専攻に特化しているのが特徴の文系大学。学生数は1300人にも満たないコンパクトな学校です。設置学科は3学部4学科。
今回の求人の年齢制限は特になし。四年制大学卒業以上の学歴か同等の能力を有する者、そして3年以上の社会人経験、という条件。
選考は書類審査、と面接2回と普通。ただ、Webテストや筆記試験が無かったため少し意外でした。それでは詳細を見ていきましょう。

②提出書類について

今回の提出書類は4点。一つ目は履歴書(市販のやつでOK)、二つ目は職務経歴書、使い回しでOK。三つ目が自己PR書、これはマイナビのWeb履歴書の自己PRをコピペでいきましょう。四つ目が成績証明書です。
提出書類については特に言及することが無いので、面接内容を見ていきましょう。

③面接について

今回書類選考が通れば面接が2回あります。
と面接の前に係の人からフェイスシートと質問票を渡されました。こちらの質問票は30分くらいで以下の2点を書くよう指示されました。

  • 何か続けてきたこと(趣味、スポーツなど)

  • 大学生時代の1番の思い出

パーソナリティを知るための質問という意図は分かりますが、その後の面接を想定して書く必要があると思い、それなりに話せる、パーソナリティの説明に使えそうなネタを書きました。

今回一次面接では、面接官3名に受験者2名の集団面接。自分ともう一人はIT系?の他業種からの若そうな男性でした。面接時間はおよそ25~30分。質問内容は全体的に普通でした。それと、質問に回答する際は集団面接なので個人を特定できる名称の発言は避けるように、という説明がありました。それでは質問内容を見ていきましょう。

  • 本学に来るのは初めてだと思うけど、実際来てみてどういった印象でした?

  • 志望動機について教えてください。

  • (私の志望動機を元に)志望動機に”アットホーム”ってあるけど、今のところはアットホームじゃないの?

  • 転職理由について

  • コロナ禍で保護者から学費返還についてクレームがありました。あなたが電話に出た場合、どういった対応をしますか?

質問に関してはこんな感じでした。2名の受験者でこの面接時間だったので、私一人にはだいたい10~15分くらいの時間が充てられていたと思います。質問としてはおそらくあらかじめ用意されていた質問と、提出書類と当日の質問票を元に質問された印象です。受けた質問について私はスムーズに回答できたのですが、やはりもう一名の方は他業界だったのでなかなか苦しい場面もありました。

実はこの時知り合いも同時に他の部屋で面接を受けていました。そして面接終了後、待ち合わせて互いにどうだったか話し合いました。やはり面接時間や内容については同じようで特に差異はありませんでした。
そして驚きなのが、今回知り合い含め私もこの面接を突破できませんでした。正直回答に穴は無かったですし、落ちた理由が見当たりませんでした。考えられるのは一次面接でもう取る人をほぼ絞って、二次面接は意思確認程度に済ませる、そのためにめちゃくちゃ絞られた、そんな感じでしょうか。
逆質問にもあまり答えてくれなかったこの大学は、知り合い含め結構不信感を覚えていました。


まとめ・おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回も実際の求人からケーススタディをやっていきました。たまにはこういう大学もあります。というか本当に30校も受けてたら色んな大学があるなー、と思いました。こちらは面接される側ですが、大学側も見られているということを忘れてはいけませんね。
今回の記事が大学職員を目指している人に少しでも貢献できれば幸いです。

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