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奇跡の電話!人徳のなせる業!!

ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)
の仕事の話😇


ソーシャルワーカーとは、
ざっくり説明すると!


様々な疾患や障害を抱える中で、その人らしい生活ができるように、支援する仕事である。

働く場所はそれぞれ
支援する内容も多種多様

枠や幅に捉われない
柔軟な対応が求められる。


私は精神科病院に勤務しているが、
日々仕事をする中で、感情労働が半端ない。笑



患者さんの病状
家族とのやりとり
病院内での多職種との葛藤
などなど🥲


どうしようもなく
途方に暮れることがあれば、

支援の限界を感じて
やるせない気持ちになることもある。


患者さんの中には、
家族から見放されて身寄りがない人も。

また、家族から今後一切の
関わりを拒否されてる人もいる。


例え、亡くなっても「連絡してくれるな」と。



これまでの人生を

どんな風に生きてきたのか
どんな風に人と接してきたのか
どんな風に愛を与えてきたのか


これまでの歴史の中で、
何があったのだろうと
想いを馳せながらも・・・



現実問題!
さまざまな問題が!!



「亡くなっても引き取らない」
「関係ないから連絡してくれるな」
って。



困ります。



病院には何の権限もない。
だが、放置するわけにもいかない。
行政の力を借りて、なんとか対応することになるわけだが。


実際、私も、
そのような患者さんの葬式に
立ち会ったことがある。


人生の最後に、家族から見放されて、
入院先の看護師とソーシャルワーカーだけが、見送る。


そんな異様な状況が、実際にあるのだ。




そんななか、本当に稀に、、


感動する出来事がある😭😭



つい先日もあったのだ😭


同じように身寄りがない方だった。
遠い親族の存在を知り、成年後見人を通して連絡がとれないか相談した。



すると、その方から電話があったのだ!!


甥という方と連絡がとれた。


遠方に住んでおられて、状況をきいてビックリされておられたのだが、「自分がなんとか対応します」と。



これまでも長らく疎遠だったであろうに、
「昔、子どもの頃、おばちゃんにはお世話になった」と言うではないか😭


そして話せば話すほど、
素晴らしく良い人である。


「どうして、そこまで?!」
と聞きたくなるほど、他意はない対応。


感動するー🥺🥹


正直ホッとしたのはもちろんだが、
それ以上に「有り難すぎる!!」の気持ちがとまらない。


絶妙なタイミングで、協力者が現れる。
それは、その方の

人徳のなせる業

としか思えない。



人は誰しも老いて亡くなる。

終末期医療、ターミナルケアに関わっていると、
人の一生について考えさせられる。


最後の瞬間、
その方の生きてきた歴史を感じるとともに、
生き様があらわれるものだ。




人生の最後に、
関わってくれる人がいることが、
どれほど幸せなことだろうかと、思い知る。




それが家族であっても、
決して、当たり前ではない。




長い長い年月をかけて
紡いできたものであるからこそ。



尊い。



人の温かい想いに触れた時、
芯から感動して、力をもらう。


この仕事をしていて、
やりがいを感じる最大の瞬間だ。


そしてその方の幸せを、
願わずにはいられなくなる。


そうやって
優しさは循環していくのだな🥹
と思う。



ああ、救われる〜


ありがとうございます😭♥️


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