【読書会感想】紹介したかった本のことなど
にしじまさんの次回の読書会、所用で出られないのだが、次回のテーマは「人生に意味づけは必要だろうか?」。テーマを聞いて紹介したいなと思ったのがこの本のこの章です。
上間陽子『裸足で逃げる』
亜矢は中学二年生の時に集団レイプされていて、そのときのことを身体の不調や何かの記憶との重なりがあると、ふいに話し出す。上間さんはその言葉を聞き、こんなに早く大人にならなくていいと思っている。
亜矢が、断片のままにある記憶とともに生きていくことのしんどさを想像してみる。それでも生きて