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Real Quest ─りあくえ─

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『ミラクルファンタジスタ Keroco』 『遊び人 りい』 『飯テロリスト 相模屋』 『文武両道 束子』 ………… 4人のプレイヤーがお届けする日常的冒険の書。 果たして世界は救… もっと読む
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最終章  終の頁

最終章  終の頁

 始まりがあれば終わりがある。
 それが世の理というものだ。
 終わる理由が何であれ、始まれば終わる。
 命が尽きるのと何も変わらない。
 生まれた瞬間から識っていた筈だ。
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2023年12月3日 リアクエ 完結
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 この半年を振り返る。
 毎週日曜筆にだらだらと書き綴った文字。
 そこはかとなく書き綴った取り留めのない言葉。
 そこには薄っぺらくも思い出たるもの

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りあくえ番外編:冒険譚(おまけ)

りあくえ番外編:冒険譚(おまけ)

今回の旅のテーマは『冒険』

某県某所で遊び倒した翌日は大人しく帰路に着くだけのはず、だったが……。ここで旅のメンバーから大きな寄り道の提案があったのである。

訪れたのは某美術館。

レプリカだらけで有名なあの美術館である。過去には紅白歌合戦に出場したアーティストのステージや歌舞伎の舞台として使用されたこともあるそうだ。

レプリカといっても侮ってはいけない。世界の名画の数々をワンストップで鑑賞

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りあくえ番外編:冒険譚(下)〜得た物〜

りあくえ番外編:冒険譚(下)〜得た物〜

これは某県への旅の記録である。

忍びの任務中に腰を負傷した私は次なるエリアを目指す(腰を負傷した件については前回の投稿を参照)

くれよんしんちゃんエリア!
くれよんしんちゃんエリアのアトラクションは幼児から大体小学生まで?楽しく遊べるアトラクションがメインの様だったが、あのふたば幼稚園を訪れたいという希望がパーティーからあがったのでチケットを購入することに。

チケット売り場から少し進むとしん

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バイバイって言わないで。またねって言って欲しい。

バイバイって言わないで。またねって言って欲しい。

 りい担当のりあくえ最終日です。

 本日のタイトルは一緒に旅行に行った75歳のおばあちゃんに帰り際に言われた一言です。とても可愛くて印象に残っている。

 ここまで一緒に走り抜けてくださった方、少しでも読んでいただいた方、半年間本当にありがとうございました。

 日曜の束子さんの最後の更新まで、りあくえを存分に楽しんでいただければ幸いです。



 思えばこの半年、様々なことがありました。

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りあくえ番外:冒険譚(中)〜忍びの任務〜

りあくえ番外:冒険譚(中)〜忍びの任務〜

Kerocoです……。
旅のおもひでを1回で書こうとすると長くなるなと思って分割したとです。
そしたら「マガジンりあくえは12月3日をもって終了しますが続きはどうなるんですか?」と連絡が来ました……。

Kerocoです……
Kerocoです……
Kerocoです……

綺麗さっぱり終了日を忘れていました。俺のターンは終わったというのに、いつまでもターンエンド宣言しない厄介デュエリストになるところ

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冒険譚(上)

冒険譚(上)

先週はお休みをいただきましたKerocoです。(無事ではないけど)旅から戻って参りました。

今回の旅のテーマは冒険

りあくえに相応しいのではないでしょうか。
それでは先週のKerocoのぼうけんのしょを開いてみましょう。







目的地は某県。その日は冷たい風が吹いていた。身体をあたためる為に自販機で買った紙コップのコーヒーは通常なら100円ぐらいのものだと思ったが、娯楽施設内

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第二十五章  どうして空を見上げるのかなぁ?教えてマーフィー!

第二十五章  どうして空を見上げるのかなぁ?教えてマーフィー!

 最近、空を見上げることが多くなった。
 そして写真に納めることも同時に増えた。

 秋の空は高く気持ちが良いなどと言うが………なぜ私は空を見上げるのだろうと、ふとそんな如何でもいいことが気になった。
 早速【空を見上げる 心理】で検索してみる。
何でも調べれば分かるお手軽な世の中、私は案外嫌いではない。ありがとうグーグル先生……。
 しかし。人間、知らないほうがいい事もあったのだ……。

理由1

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なんつーか、私こそが脳漿炸裂ガールなのかも、みたいな

なんつーか、私こそが脳漿炸裂ガールなのかも、みたいな

 キャメロットという舞台を見に行きまして、『アーサー王について“エクスカリバー引っこ抜いた人”ぐらいの知識しかなかった私が、円卓やらランスロットやらマーリンといったアーサー王の伝説をちょっとだけ覗き見た話』を書こうと思っていたのですが(300文字ぐらいは書いていたのですが)、昨日アーサー王とは全然関係のないロックバンドのライブに行ったら、なんかもう今はそのバンドのことしか考えられなくなってしまった

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今週のKerocoさん

今週のKerocoさん

私ごとですが、明日から年に1、2回あったら良いかなっていう『探さないで放浪期』に入りますので今週の投稿はおやすみさせていただきまーす!!!!

その分、次の投稿では放浪先でのことをお伝え出来る様な内容にしたいと思ってはいるけれども写真を撮り忘れることがかなり多いので、しれっと何もなかったかの様にいつもどおり好き勝手な投稿だったら目を瞑ってください。

前回の放浪時に食べたお寿司を載せておきます。そ

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第二十四章  本棚に並ぶ不穏な本 〜違いますこれは資料であり知的好奇心を満たすものでしかありません〜

第二十四章  本棚に並ぶ不穏な本 〜違いますこれは資料であり知的好奇心を満たすものでしかありません〜

 突然私が死んでしまったとして!
 しかも、それが不審死であったとして!

 そんな妄想をした時。私は身の回りを綺麗にしておかねばならないという結論にいつも至る。死んだ後に家族や捜査員に見られて恥ずかしい物やドン引かれるようなを残したくはない……。
 書きかけのシナリオのメモ書きや、ボイスデータ、押し入れにぶち込んだ同人誌、ハード(当社比)なBL漫画……。気持ちとは裏腹に、遺して死ぬにはあまりに危

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きらびやかなものは世界を明るく照らしてくれるよね。マツケンサンバみたいに。

きらびやかなものは世界を明るく照らしてくれるよね。マツケンサンバみたいに。

 今、俄然推しているバンドが、先日名古屋でライブを行っていたので、友人と共に参加してきました。



 MCの動画をポストしてくれてた。

 これを見てくれたら、私を知っている人は「りいさんってこういうの好きそうだね……」と理解してくれそうな気がしている。



 そんな感じでライブはもちろん楽しかったのですが、そのあと友人と一緒に行った、初めての名古屋城がとても楽しかったので、スマホで撮った

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ピラミッドの階で名前を叫ぶ

ピラミッドの階で名前を叫ぶ

この有名なフレーズはしばしば「人はみな平等である」というニュアンスで使われることがあるが、実はそれに続く文章を読んでみると筆者である諭吉が唱えたのはそうではない。

諭吉は「天は人の上に人を造らないと言われているらしいが、実際は学力や貧富、身分等で差がついている」

「だからその様な差を埋め、作らない様に勉強しなさい」と唱えたのである。

天は人に上下を造らない、かも知れない。
人に上下を造るのは

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第二十三章  ファッションセンスが行方不明 〜それは勘違いバンドマンか、大阪のおばちゃんか〜

第二十三章  ファッションセンスが行方不明 〜それは勘違いバンドマンか、大阪のおばちゃんか〜

 大学生の頃、古着にハマった事があった。センスよく着こなせていたとは言えないが、デートを兼ねて古着屋をハシゴすることも少なくなかった。海外から仕入れたユーズド古着を中心に、それ程高くはない買い物をして回る。今思えば大学生らしい趣味だったのだと思う。
 私は3人兄弟の一番上として育った。上に兄弟がいない人間は手に入れるもの全てが新品だ。学用品や制服、玩具や絵本。誰かの名前を消して使うという経験が私に

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第二十二章  スクラップブックはいいぞ!! 〜冒険の書を作ろう〜

第二十二章  スクラップブックはいいぞ!! 〜冒険の書を作ろう〜

 旅行に出る度に思うのは、撮った写真をただ保管するだけの勿体なさ。立ち寄った観光名所の入場券だって、気付けばどこに仕舞い込んだのか分からなくなる物悲しさだ。
 そうだ。それなら【冒険の書】を作ろうではないか!!!
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 スクラップブックを初めて見たのは、中学生だった。腐女子な友人が好きなBLイラストを寄せ集めて作ったスクラップブックを持っていたのだ。面白いことをするものだとは当時から思って

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