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【仮説】小さいおじさんが眠剤をラムネに変えている気がする

おいおいおい、どうなっちまってるんだ。

私は眠剤を飲んでいる。
もう何年も毎日飲んでいる。いろいろと試して調節しながら今の薬に落ち着いた。飲んでどのくらいで効き始めるかもだいたいわかっている。

しかしである。ここ最近全然眠たくならない。効かないのである。「飲み忘れた?」と思うくらいだ。
でも強めの1錠を飲んでいるのでこれ以上は飲んではいけない。なので飲んだかどうか忘れないように、ちゃんと正座して、確認して飲んでいる。(流れ作業にならないように、残量も確認しながら)

飲んでいる。のに、効かない

冬季うつのときならわかる。明らかに寝過ぎていたから。いくら眠剤でも日中ずっと寝ていた時に眠気をさそうことはなさそうだった。
でも今は、日中ずっと寝ているとか昼寝をしているわけでもない。

いくら無職とは言え、深夜2時3時に眠れないと焦ってくる。私だって働きたいという気持ちはあるから、働ける状態にしておきたい。もしいい求人があっても、今のままでは大きく不安である。

私の眠剤はラムネにでもなったのだろうか?
いくら確認しても忘れないように飲んでも、中身がラムネじゃあ意味がない。虫歯になる(そこじゃない)。

さすがにPTPシート(ビンじゃなくてそれぞれ押して出すよくある包装)に入っている薬とラムネが入れ替わるとは思えない。

やはりあれだろうか。小さなおじさん

私は眠剤を布団の上で飲む。薬をパリッと出したら一度枕の上にそのままおく。枕元に置いている水筒のふたをあけ、再び薬を手に取り水分とともに飲む。

その一度枕に置いた瞬間だろうか。そうとしか考えられない。
小さいおじさんがしゅばっと飛ぶようにやってきて眠剤とラムネを入れ替える。私は気づかずにラムネを飲む。

なんのために…私の体を気遣ってくれてるのだろうか。こいつならラムネでもプラセボ効果で案外いけそうって思われたのか。残念、私は繊細側の人間です。

またはおじさんの小さな世界で、なんらかの理由で眠剤が必要になりそれを人間から拝借し、小さな世界で使っているのかもしれない。その世界のお姫さま的な人が眠れなくて…眠れる森の美女の反対みたいなことが起きててみんな困って寝かせようみたいな。ね。

今日は手から離さず握りしめたまま飲んでみる。
おじさん、もしこれを読んでいたらやめてください。

おわり。


不眠も過眠もどちらもつらい

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