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このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

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本文は以下より。

次の月曜日は3月11日ですね。東日本大震災から13年。マリサも同じ年に設立されました。これからも会社内の問題だけでなく、天災含めていろんなことが起こると思いますが、できる限り想定外を想定内にしながら、いつでも悔いのないようにみんなで一緒に仕事ができればと改めて思います。

今回は、「DAROU病」の話

まず、バリューの日めくりカレンダーが完成しつつあることが非常に嬉しいです。全員が参加してくれていたディスカッションの時間はもちろんですが、率先して浸透させようとしてくれているMさん、Kさん、Sさんありがとうございます。

経営陣の思いを形にしたMVVがさらに広がっていくことに、ただただ喜びを感じています。

ありがとう。完成が楽しみです。

なんだか最近、紛いにも10年くらい会社の経営に携わっているせいか起業や起業後、会社運営の相談を受けることが増えてきました。

マリサのことを過去も今も洗いざらい話をすることが多いのですが、よく言われるのは、マリサの人たちは素敵だということ。

マリサの一部の人を知っている人からそう言ってもらえることもあれば、まったく知らなくても、MVVのことや日頃のみんなの取り組みや姿勢、会社の考え方を話すと、うなる人が多いです。

そう考えると、やはり会社は事業よりも人の悩みの方が圧倒的に多いんじゃないかなということを思い知らされます。

みんなは実感がないかもしれませんが、私はマリサの今の進み方は間違っていないと確信を得ています。騙されたと思って、考え方や仕事の仕方、目標の追いかけ方に付いてきて欲しい。それくらい、マリサは私のみならず、リーダー陣そしてみんなそれぞれが会社の運営に真剣に向き合ってくれているのだと思います。

「どこにいっても通用する人間」とは、資格や知識、テクニカルな技術だけでなく、「人として」の部分だと思っているので、さらにみんなで磨き上げていきましょう。

さてさて、最近も話すことが多いですが、これまでいろんなことを経験してきて思うことの一つに、会社や組織を運営していく上で大切なのは「コミュニケーションロス」をいかになくすかということがあります。

これをさらに言語化すると、単に仲が良ければいいということではなく、お互いが高い意識レベルで仕事をしながらも、互いの認識の齟齬をなくしていく作業をしっかりとするということなのかもしれません。

そこで改めて気がついたことがあります。

・高い意識レベルで仕事をすること

・互いの認識の齟齬をなくしていくという作業

実は、この2つの要素が相反することが多いことを。

それぞれがプロなんだから(意識高くやってるんだから)、こっちの気持ちもわかるだろう。あれはやってくれるだろう。こうするべきだろう。みたいな思考が知らず知らずのうちに発生しまくっている(ここ大事)のだと思います。多少の発生ではなく、発生しまくっている状態です。無意識に、大量に。

一方で、認識の齟齬をなくしていくというのを言い換えると、いちいち確認するみたいなことになるので、確認される側からすると、え?信用してないの?うざったいなぁ。みたいなことになり得ます。

なんとなく想像できますか?この塩梅が意外とむずいんです。
(こういった現象は、カップルや夫婦でも似たことがあるかもしれませんね)

もちろん互いに仕事として最低限なところは確認をしているはずなので急に大きくズレることはないのですが、徐々に歯車が狂っていく感じで、気づいた時には大ごとになっていたりします。

組織や会社を運営する上で、こういう相反しているよね?みたいなことというのが実はゴロゴロ転がっているんですよね。私もよく同じ話の中で「180度違うが・・・」という話をしてしまうことがありますが、やっぱりそうなんです。180度違うけど両立しないといけないことが出てくるんです。

理念ですか?お金ですか?も、捉えようによっては180度違うことかもしれません。実際はどちらか一方では絶対にダメなのですが、180度違うことにも聞こえます。

ただ、今回で言うと、まずは「だろう」という潜在意識が発生していることにまずは気づきましょう。というシンプルなメッセージになります。

思い出しやすくなるかは分かりませんが、勝手に「DAROU病」と名付けました。

治す方法はシンプルです。

まず、自分が無意識に考えていることは「だろう」であるということを自覚すること。

そして「だろう」は、相手に聞かないと絶対にわからないと認識すること。

阿吽の呼吸なんていうものはないと理解して、ちゃんと聞くんです。

それだけです。

でも、それが一番、大変なんです。

実は直近で、CTOと、この「だろう」について齟齬や誤解が生まれていることがありました。

こんなに長く一緒にやっていても起こるのだなあと思ったのが今回話そうと思ったきっかけでもあります。

結局のところ、私の話でも本でもなんでもそうですが、テクニカルなことはいくらでも収集できるのだけど、実際に自分たちに当てはめて行動していないことには、正解には辿りつきません。

まずは、やってみる。そして徐々に修正をかけていく。よかったことや悪かったことを社内にアウトプットする。

みんなのインプットとアウトプットの量が増えれば増えるほど、さらにマリサを大きくしていくのだと思います。

3月11日の週もよろしくお願いします。

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