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続き

展示の為に半年以上描いていた絵達が遂に終わり、完走した。ここまで聞くと一見大成功である。しかしまだまだ長い「未知の続き」に目を向けていかなくてはいけない。

半年前、進んでいるけれど止まっているような気持ちで絵を描き始めた。ずっと何が正解か分からなかった。

そう、初めて「大きな壁」にぶち当たったのである。目の前にある大きな合板は「果てしなく大きな壁」に見え、ペンを握ることを一度踏み止まった。そんな経験は、7年間無く全くの初めてだった。

そんな雲行きの怪しい半年前から今、絵と自分と向き合うことができたと心から感じる。誠心誠意向き合うことができたからこそ、「次の段階」に目を向けられるのかもしれない。

果てしなく大きな絵を描くことができたのも、
果てしなく大きな壁を感じれたのも、
色々な人間たちに、沢山の声を頂いたのも
これ以上ない幸福だ。未知の世界はきっとこの世には沢山ある気がしている、「未知の続き」の準備をまた始めるとする。
まだ走れる、走りたい。

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