まさし(RINGO TONE)

RINGO TONEのベースやってます。 コラムとラジオがやりたいベーシストが 日頃…

まさし(RINGO TONE)

RINGO TONEのベースやってます。 コラムとラジオがやりたいベーシストが 日頃考えていること、好きなもののことについて書いてみます。 RINGO TONEについてはこちらから → https://t.co/JKAnEUZz8K?amp=1

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書いてみようと思った2つの理由

RINGO TONEというバンドでベースを弾いている自分が、noteを書いてみようと思った理由は2つあります。 1つは、文章を書いたり、伝えたいことを整理する練習がしたいと思ったから ここ数年で、コラムを書きたい、ラジオをやりたいという夢ができました。 それらはRINGO TONEとしていろんなことができる力を持った時にできれば、と考えていたのですが、そもそもその時のために文章力とか伝える力とか培っといた方がよくない?てか書きたいなら書いてみればよくない?と思い始めたの

    • この部屋に住む人へ 地の果てで

      10年住んだ部屋を引っ越すことにした。 理由は見栄えの良かった隣の空き地にマンションが建ったこと、街の再開発が始まったこと、上の階に越してきた人の足音が大きいこと。。。 挙げたらいろいろあるのだけど、大きな理由は10年も住んで単純に飽きたのと、面倒な心の癖を治したいなと思ったこと。 元々、部屋にいるのがあまり好きではなかった。 考え癖が加速するのと、取り残されて焦る気持ちだけ募っていくからだ。 世の中の状況が大きく変わって、家にいることが良いとされる事態になった。

      • 祖父とサウナ

        ここ1,2ヶ月バタバタしてた私用(バンド活動とは関係ないです。笑)が落ち着きつつある。ので久しぶりに書いてみる。 少し前から銭湯、サウナに行くのにハマっている。 元々たまに行っていたのだが、ご時世的になかなか外出しにくくなってから近所の銭湯に頻繁に通うようになって、そこからハマってしまった。 サウナは、サウナ→水風呂→外気浴というサイクルを3回ほど繰り返すというのが基本みたいなのだが、これがすごく性に合っていた。 日頃、特に1人でいたりすると、1つの小さな考え事から樹

        • 映画じゃないし終わらない

          先日大好きなバンドが解散した。赤い公園という名前のバンド。 解散が決まってから、いやそれよりずっと前から気持ちを文字に起こしたいと思っていたけれど、気持ちがまとまらなくて書けなかった。書くべきかすら迷った。そして今もまとまっていない。 赤い公園に出会ったのは2014年のSWEET LOVE SHOWER。 アコースティック編成でのライブを見て、ライブ後すぐアルバムを聴いて、あっという間に好きになってしまった。 90〜00年代のJ-POPを感じる丁寧でキャッチーなメロディ

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          あのこは貴族 それぞれの地獄

          映画関連のnoteは、大好きな「マグノリア」から始めようと考えていたが、「あのこは貴族」を観て思わずこれは書かねばと思った。 映画のメッセージを読み解くというよりは、映画から自分が感じたことを書きます。 具体的な内容にはあまり触れませんが、ニュアンス程度のことは書くと思います。 ネタバレが気になる方はこの記事を閉じてください。笑 あらすじは、公式から以下引用しますが、その下の予告編を見てもらうのが早いと思います。 東京に生まれ、箱入り娘として何不自由なく成長し、「結婚=

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          いい人、いい人、"どうでも"いい人

          「いい人、いい人、どうでもいい人」 浪人をしていた18才の時、年上の友人がふと雑談中に発したこの言葉に衝撃を受けた。 なぜなら、いい人でいれば救われると、その日までは本気で思っていたから。 この言葉の意味合いはおそらく恋愛的なもので、所謂「いい人」と呼ばれる当たり障りなく優しいだけの人は恋愛的な魅力としては毒にも薬にもならないし、箸にも棒にもかからない、という意味であろうと個人的には思うし、その面においてももちろんショックを受けたが、それだけではない何か大きな衝撃があった。

          いい人、いい人、"どうでも"いい人

          心の底から

          心底楽しいと思える日が年に数回ある。 もっと日々楽しく感じれないものかと、いろいろなものに触れてみてはいるが、おそらく自分の「楽しい」に対しての感度は基本そんな感じで、 つまらない人間だとも思うけど、きっともうこの感度は大きくは変わらないなと28歳になって最近は思う。 RINGO TONEの楽曲「あいつは雨のように」のミュージックビデオ(以下、MV)の撮影日が、まさに年に数回のそんな日だった。 文化祭で教室内にお化け屋敷を作るような、誰かと何か作品を組み立てていく作業が

          あんまり素敵じゃない世界の恵比寿リキッドルームで

          先日、恵比寿リキッドルームに長澤知之のライブを観に行ってきた。 誰かのライブを観に行くこと自体が1年以上ぶりだった。 一般発売にも購入期限があることを失念していてチケットを買い忘れるほど、ライブに関する様々なことを忘れていた自分に絶句。 (運良く当日券を買えたので本当によかった...。) 無事入場。会場に入ると床がテープで正方形状に細かく区切られている。どうやらその区切りにそれぞれ一人ずつ入ってライブを見るという形のようだ。声も基本的には出してはいけないようで、ここに来て

          あんまり素敵じゃない世界の恵比寿リキッドルームで

          羊雲は静かに揺れる

          卒業式が好きだった。 正確には卒業式の日の空模様、気温、「雰囲気」が好きだった。 それはきっと、幼稚園、小学校、中学校、高校、不思議と全ての卒業式の日が快晴で暖かかったから。 卒業式がどんなだったかはとっくに忘れてしまったけど、その日の天気はなぜか全部覚えている。 あ、それとその日は大人がみんな賑やかで優しかったな。そうかその頃ぼくは子供だった。 もう自分の卒業式なんてものは、今後の人生において考えうる限りはないだろうけど、またあの「雰囲気」にどこかで出会えたらな。

          羊雲は静かに揺れる

          話をしないか

          つい先日、何年かぶりに盛大に転んだ。 横断歩道を小走りで渡った際に道路の僅かな段差に足が引っかかって、一回転した。 怪我は着地した際に掌を擦った程度で大したことなかった。 が、ハッとしてポケットに入っていた革の財布を取り出した。気に入っている財布の表面に小さい擦り傷がついている。 これはマズいと思った。 自分は一つ小さく凹むと、遅発的にだんだんと大きな感情が押し寄せてきて、かなりの時間その感情に支配されてしまう。 今回の出来事を例にすると、いつも小さい凹みが大きくなっ

          泣けないという呪い

          泣きたい時に限って泣けない呪いにかかっている。 大学を卒業する時、涙を流してくれた後輩の前でヘラヘラ笑っていた。昔彼女にこっぴどくフラれた時、嗚咽する彼女をなぜか慰めていた。長年飼っていたペットが亡くなった時、立ち尽くすことしかできなかった。 小学生の頃までは、まわりによく「泣き虫」と呼ばれていた。泣き腫らしている時の口の中の塩辛さが、当時の記憶に頻繁に出てくる。 なぜ泣けなくなったのだろう。 嬉し泣きであれ、悲し泣きであれ、それが人前であればその行為は注目を集めた。

          泣けないという呪い

          SCHOOL OF LOCK!と深夜の馬鹿力

          10代の頃からラジオが好きです。きっかけは2つのラジオ番組からでした。 中学生の時に友人からTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」(メインパーソナリティが「校長」と「教頭」となり、リスナーが「生徒」として参加する学生向けのラジオ番組。以下「SOL!」)を勧められてラジオを聴き始めます。 「SOL!」は現在も放送している長寿番組ですが、当時アーティストではASIAN KUNG-FU GENERATIONやBase Ball Bear、女優では新垣結衣さんや戸田恵

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