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エシカルな暮らしがくれたこと。


エシカルに暮らすことで幸せになれた


日常の中で、メンタルを一定に保つって割と難しくありませんか?イライラしたり、ズドーンと落ち込んだり……。はたまた「るん♪」となってみたり。実は昔は感情の起伏が激しく、そんな「上がってんの?下がってんの?by KICK THE CAN CREW(年齢バレますね)」な自分に嫌気がさしたりしていましたっけ。

そんな私ですが、実はここ10年以上「上がっても、下がってもいない」つまり、フラットな状態を保つことが出来てます。それは無感情なのではなく、自分自身の感情を客観的に捉えることができている状態といった方が良いかもしれません。

この状態って、とっても心地よくて、心が疲れないからラクチンなんです。マイナスな感情がないわけではなく、怒りや悲しみももちろんあるのですが、その感情を「マイナスな感情を感じているなぁ。だったらちょっと、心を立て直すために〇〇をしてパワーをもらおうかな」というような感じです。そうなれたことは、確実にエシカルな暮らしに出会えたから。

いやいや、環境に良い暮らしをしただけでメンタルが安定するわけないやーん!と思われた方、少し聞いてくださいね。

エシカルな暮らしを志すということは、未来が良くなることを考えるということです。少しでも環境破壊を先送りにするために、美しい地球を子どもたちに手渡すために、自分の暮らしを見つめ直すということ。これってつまり「自分の人生を、ほんのちょっぴり誰かや何かのために使う」ということです。

このことは=(イコール)誰かの役に立っているかも!ということ。この誰かの役に立つことが、実は人の幸せにつながるということをご存知でしょうか?


アドラー心理学「幸せの三要素」


エシカルな暮らしは
たくさんの幸せをくれる



あまり公表していないのですが、学生時代に心理学を学んでいました。人の行動と心理にとても興味があり、心理カウンセラーの資格も取得したのですが、それ以外にも心理学の本を読むのが好きで、たくさんの本を読んできました。

学んだ中には「アドラー心理学」もあります。大ヒットしたのでご存知の方も多いかもしれませんね。

そんなアドラー心理学の中に、人が幸せになるための「幸せの三要素」というものがあるのですが、その三つが「自分が好きかどうか」「良い人間関係を持っているかどうか」「人や社会に貢献しているかどうか」。

これってとっても面白いと思いませんか?三つのうち、一つだけが対自分自身で、他の二つが対「他人や社会」なのです。つまり、人や社会に貢献し、良好な人間関係を保ち、自分を肯定できれば人は幸せだということになります。

反対に考えれば、人や社会に貢献している人は周りの信頼も厚いでしょうし、良好な人間関係を築くことができるでしょう。そんな人の自己肯定感が低いはずがありませんものね。

小さな子の自己肯定感は、できたことを褒めるよりも「助けてくれてありがとう!おかげでママはこんなに嬉しいよ!」と伝えることで上がるものなのです。できたことを褒めるだけでは、段々と「チャレンジしない子」になってしまうから要注意!

閑話休題。話がそれました。心理カウンセラーの血が騒いでしまった……。

このアドラー心理学からもわかるように、誰かや何かの役に立つことは、幸せな人生につながる。つまり、エシカルな暮らしは、幸せに生きてゆくための道標にもなるということ。

幸せを感じられるまいにちは、感情もフラットに保たれて当たり前なのです。

I &ME思考を減らす


究極の利他的存在
元保護犬のジジさん


エシカルという言葉は元々「倫理的」「道徳的」という意味です。倫理的とは、法律の縛りではないけれど、多くの人が正しいと思うこと。本来、人間が持つ良心から発生した「社会的な規範」のこと。

例えば、重い荷物を持って階段を登っているお年寄りに遭遇したとします。周りにエレベーターはないし、助けてくれる人も近くにはいません。このお年寄りを助けないことは法律で違反になることはありませんが、心がなんだかざわざわする。

その心の在り方自体が「エシカル」なことだと思うのです。

ですが、近年のSNS界隈では「私思考」が増えすぎてしまってないかな?と少ししんどくなることも。「私が幸せになること」はとっても素敵なことなのですが、私が幸せになれたら、他は別にどうでも……というのはエシカルではありません。

とはいえ、色々なことが重なり心も身体も疲弊することがありますよね。「私ばっかり損している」「こんなに忙しいのになんで私に言うの?」「私が、私が、私ばっかり」のように自分自身の思考に、I &ME思考が顔を出したら要注意だぞ!と、自分を戒めています。

エシカルライフは、そんなI &ME思考にストップをかけてくれる救世主かもしれません。例えば、家に常備しているフェアトレードでオーガニックのコーヒーや紅茶は、安い賃金や雇用で搾取されたものではなく、きちんと対価が払われているものです。農薬も不使用のため、契約農家さんの健康も守られているという事実に私自身も救われている。

遠く離れた日本で、このコーヒー豆を栽培してくれた方々に感謝をしながらいただくコーヒーは、間違いなく幸せをもたらしてくれる一杯だったりします。

一杯のコーヒーがくれる
エシカルな幸せ


私が得をすることじゃなく、誰も損をしないことを目指すことで自分自身の幸せ貯金が増えてゆく。エシカルな暮らしは「私が」→「誰かが」に変換されることで、一緒に幸せになれる、素敵な暮らし方なんです。

お互いがHAPPYを目指す暮らし。
まずは一歩をスタートさせましょ。
今日もゆるっとエシカルに。




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