おしゃ

いつまで経ってもおしゃれになれないのは、安心して失敗できる場がなさすぎるからでは?【おしゃ呪解vol.4】

こんにちは。服装心理カウンセラー・スタイリストの久野梨沙です。
あなたに巻き付くファッションへの思い込み・・・「おしゃれの呪い」をばっさばさと解いていくこの企画、略して「おしゃ呪解」。
企画趣旨はこちら

あけましておめでとうございます!本年1発目の記事です。

昨年末からオンラインサロンをはじめました。

このnoteではじめた「おしゃれの呪いを解く」試みを、学んで実践してもらう場所です。ここで実際に会員さんの悩みを聞くこと1ヶ月強。早くも確信し始めていることがあります。

それは、今の世の中、安心していろんな着こなしにチャレンジできる場所が少なすぎる、ということ。そしてそれこそが、アパレル不況の根本原因なんじゃないかということも。

今って昔に比べて、比較的手頃な値段でそこそこの服が買えちゃうじゃないですか。昔は
「胸に変な英文ロゴが入っていなくて安い服はないのか・・・・・・っ!」
って苦しみ悶えてた記憶がありますが、今はそんなことはなくなって、シンプルで着やすくて安い物がたくさん見つかります。

それと同時に、ファッション感度とかおしゃれレベルもすごく底上げされてる。売る方も買う方も全体のレベルがかなり上がってるんですよね。

だからこそ、「失敗できない」感が強い。おしゃれが苦手な人はこれに苛まれて、結局のところ無難な服に落ち着くしかなくなっています。デザイン性の強い服や高価な服なんて怖くて買えません。

でもね。何度も言っていることなんですが、「失敗なくしておしゃれの成長はありえない」んですよ。

「アパレル業界の人でもないのにおしゃれな人」「なんとなくの感覚でおしゃれ出来ちゃう人」っていうのは、若い頃に色々冒険して失敗して、その経験の中から「自分に似合う、おしゃれに見える服の選び方」を体得してきた人です。
理論を学ばないのであれば、実践の中で失敗と成功を繰り返して方法を学んでいくしかありません。

パーソナルカラー診断とか体型診断を受けたとて、すぐにおしゃれになれるわけじゃありません。「似合う服を選ぶ知識」と、それをうまいことコーディネートする技術はまた別物だったりするので、それを実践しながら身につけていくというフェーズはどうしても避けて通れません。

ええ、若い頃は良いわけです。失敗しやすい環境があります。バイトに行くときとか友達に会うときとか大学に行くときに多少変な格好していったって、まぁ黒歴史にはなるかもしれないけど、その程度で済みます。

でも大人になってからトライ&エラーをやろうと思うと、これがまた難しい。会社に行くときにとんでもない格好はできないし、休日に冒険しようと思っても恥ずかしさがあったり、友人も分別付いちゃって若い頃のように忌憚のない意見はもらえなかったりして、そもそも合ってんのかどうなのか確認する術もない!

画像1

だからなのか、うちのオンラインサロン「服装心理lab.」の限定チャット内では、コーディネートを投稿するスレッドが結構活発なんですよ。「映え」を気にしなくて良くて、投稿したこと自体を喜び合える空気があって、「アドバイスが欲しい」って言えばあれこれ意見をもらえて。

Instagramじゃあ、こうはいきませんよね。
あそこ、結構自信がないととてもじゃないけど投稿できないですよ。しかも顔出しで投稿するのなんかもっと勇気がいりますよね。でもやっぱり本当に似合ってるかどうかって顔まで見ないとわからないんです。オンラインサロンなら、決まった人しか見ないから顔出しも怖くありません。だからかなり的確なアドバイスももらえる。

そうなってくると、これまでは自分のコーデを自撮りするなんて考えたこともなかったっていう人まで投稿してくれるようになるんですよ。新しい着こなしにも挑戦するようになります。

これ、半年後、皆すごく変わりますよ。見た目におしゃれになるのはもちろんだけど、ファッションとか、自分に対する考え方が全然変わると思う!毎日必ずやらなければいけない「服を着ること」が楽しくなったら、どれほど人生にインパクトをあたえることか。

きっとサロン会員の皆が証明してくれるはず。本当にこれからが楽しみ!!

***

ぜひ、あなたに巻き付く「おしゃれの呪い」もお寄せ下さい。心を込めて、その呪い、解かせて頂きます。
以下のマシュマロからお気軽に投げて下さいね。

◆2種類の無料メールレッスン配信中!
自分のおしゃれを改善したいあなたへは、家にいながらおしゃれスキルを磨けるメールレッスンをこちらから

パーソナルスタイリストの仕事に興味がある方へは、自分に適性があるかもわかるメールレッスンをこちらから

◆久野によるおしゃれの呪いを解くカウンセリングや似合う服の診断をオンラインで受けられます

◆note未満の服装心理学ネタや育児つぶやきはこちら



頂いたサポートは、noteを引き続き書けるように本・映画などのインプットに使わせて頂きます。入れないと出せないタイプです。