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「直感」を信じていい条件

レストランで仕事をしていると

「判断」

「想像力」

が日々、求められます。


これはレストランに限らず、仕事をしていると一日の中でそんな瞬間がありますよね?


だから中には、時間をかけて考えた上での判断ができない時もあります。レストランのピークタイムは息もできないほどのスピード感です。そんな時どうするか?それは、

「直感」


で対応することが一つの選択肢になります。


つまり自分の中で、最初にふわっと浮かんだ「なんとなく」を


信じるか?信じないか?


という2択に迫られる。僕はいつも経営シーンの中でそんなことを感じていました。


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そうしている中で先日、偶然みたテレビで将棋の羽生さんが言っていたことが妙にシンクロしました。もっというと「直感を信じていい条件」があるということがわかったんです。今日はそのことを書きます。


将棋って何通りもある選択肢の中から、その瞬間1つを選択していきます。言ってみればその連続の戦い。

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羽生さんくらいになると、多くの人が注目してる頂点の試合であり、格式のある場なので、一つ一つの手に時間をかけることができます。でもこんなこと言っていました。


「ほとんどの場合、長時間考え抜いた手よりも、その瞬間の直感を信じた時の方がうまくいく」


この言葉が妙に自分の経営シーンでの体験と重なった。確かに新しい料理のアイデア出す時も悩んで、考え抜いて、長い時間かけてひねり出したものよりも


すっと浮かんだイメージで作った料理の方がお客さんの反応が良かったりします。


この「人の直感」ってじつは、心理学や脳科学でも研究が進んでいて、本や論文で調べる、様々な研究結果がたくさん出てきます。そのなかの情報から根拠を導いて、言えることとしては、


ある条件が満たされた時の「直感」はかなりの確率で的中すると言われています。


その中の条件の一つに、

「自分の知識や経験が豊富な分野での直感」

 

 

があります。さっきの将棋の羽生さんの例でも、将棋に対してものすごい量の知識と経験があるからこそ直感が的中するわけで、


これがもしも羽生さんが全く経験していない、例えば「料理」の分野だったら、そんなに直感の的中率は高くない。将棋に対しては、人よりも圧倒的に経験と知識量があるから直感があたる。


その証拠になる現象として、羽生さんは、趣味でやっているチェスでも日本ランキング上位になってしまっています。


将棋とチェスは、ルールが違いますが、似たとこも多いので「直感」の的中率が高いからと言えるのではないでしょうか。

つまり何が言いたいか?


というと

僕たち料理人は、料理に対しての知識や経験。飲食店を運営することに対する知識や経験。は、誰よりも豊富に持っています。


だから、この分野での「直感」は積極的に信じるべき。


僕たちからすると、全く知識や経験を持っていない他のジャンルに対する直感よりも料理のことや飲食店のことに対する直感は異常に当たる。だから積極的に信じていく。


これを日々意識していると、判断に割く時間削れるし、強い気持ちで自分のインスピレーションを信じれるようになると思いました。

終わり。


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