みんな幸せがいいなんて、【エッセイ】

みんなが幸せだといいという
おとぎ話じみた馬鹿みたいな産物を大真面目に言っているやつはいないと思う

でも
みなさんの幸せがわたしの幸せです
みたいなことをいう場面を何度か見たことがある
それが悪いという訳ではないし、
人間関係上、社会上そういっていたほうが戦略的に正しいことは理解できる

だがそれは歪な正しさと幸せであるのだ

世の中で正しいことだけをいう人がいる
分かりやすくするために
"いじめは良くない"
と言ってるとしよう
これは紛れもない正論だ
しかしそんなことをいうやつは山ほどいたし
いうだけなら何の意味もない言葉である

いじめられたことのある僕の感想を挟むが
いじめられてる人に正しさなんて何の意味もない
だって世の中が正しいならいじめられてるこの状況は起こらないはずなんだから
そんなあまりにも間違ってる世界をどうにかするのは間違ってると言われることなんだと思う
具体的にいえばいじめっ子がこの世から消えればいいもしくは公開処刑されればいい
そうすればいじめはなくなる
ことはないけど少しは少なくなるだろう
話をもどそう

みんな幸せがいいというやつは
軽薄に好感度アップしたがるやつで
もっというなら幸せになんてできないやつだ
少なくとも僕はこんなやつ幸せにされることはないだろう
幸せなんて自分で勝手に思うもので他人から与えられるものではないんだから

最後に僕が学んだ"みんな"幸せになれる方法を
教えてあげよう

"みんな"の中から自分にとって都合の悪い人間をなかったことにすればいいんだよ
そうしたら"みんな"幸せになれる


ここまで読んでくれてありがとうございます
読んでくれた人の幸せを願わせてください

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