先日、ボクシングのチャンピオンのお話しを書きましたが、音楽に置き換えて彼のお話しを聞いていました。

毎日の練習、減量、様々な葛藤。
チャンピオンに至るまでの半端ない彼の努力を思うと、胸がきゅんと痛みます。

壮絶な日常は想像に難くありません。


ギリギリまで頑張ったって、当日勝てなければ意味が無い、そんな世界。

そもそもチャンピオンになんてなれないんだから。


音楽もそうです。

死ぬほど練習したって、どんなにいい曲が書けたって、然るべき人に認めて貰えなければデビューさえ出来ません。


進路相談をしたとて、学校の先生は何も知らないし、そもそも意味が無い。


マニュアルが無いんです。

ミュージシャンのなり方なんて無い。


ミュージシャンの中でも、自分がアーティストとして前に出るのか、そのアーティストを支える側のスタジオミュージシャンになるのかでもプロセスが変わってきます。


その辺りは、親も学校の先生もわからないから、音大とか専門学校なんかを進めちゃうんだろうな。


多少知識はつくし、意味が全く無いとは言い切れないけど、学校行けばなんとかなるとは思わないほうがいい。


塾なんかもそうだけど、親の安心の為にお金を払っているようなもの。


音大に行った何人が、音楽だけで生きていると思う？

そもそも門下生やっている時点で、師匠を追い抜けない、というか、追い抜いちゃいけない世界です。


私には師匠はいません。

周りのプロミュージシャンから都度聞いて教わり、仕事を貰いながら実践してきました。

本当に寝る暇も無かったです。


それを努力というなら努力かもしれません。

何しろ、毎日が本番でしたから。


努力は当たり前。

道は自分で切り拓くもの。


気付いたらお仕事になっていました。


自分の価値は自分で創る。

それが出来なければ、安定した職に就くことをオススメします。



■音楽お料理

 
■リユカアーティストオフィシャル

居酒屋ホタコン出演