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海外大学院の入学直後の英語何もわからん状態をテクノロジーを駆使して乗り切った話

こんにちは!
以前このnoteを書いてからもう半年以上たち、1学期目を終えました。

今回は大学院に入学して英語わからん状態をテクノロジーを駆使して乗り切った話を共有します。この記事が海外大学を目指していたり英語圏で働くことに対して、英語でやっていけるか不安を感じている方の参考になれば幸いです。

大学院生活楽しいです!


前回書いた通り、ニューヨーク大学の大学院のITPという学部でアートとテクノロジーを学んでいます。正直めちゃくちゃ楽しいです…!

新しいことを学ぶってこんなに楽しいのか…と言うのを日々感じています。
自分が大学に行ってた時よりも明らかに楽しめていて、学生を終えて社会人になってからの方が学ぶ大切さと面白さに気づけるのは皮肉だな…とも思っています。

ですが、学期の初めは英語がわからなくて結構焦りました。

英語がやばい


入学時の私の英語力についてですが、留学に必要なスコアはDuolingo English testがラッキー込みでギリギリで点が取れていた、という感じで実践的な英語は正直不安しかない状態。
そんな私が授業で一番最初に驚いたことは、授業でほとんど先生の話が聞き取れなかったことです。笑

やはりネイティブの方の話すスピードが早すぎてわからない、音と音がつながっている、イディオムや特有の言い回し、ジョークなどが入ってくると途端にわからなくなり、少し聞こえなくなると全体の流れを見失って撃沈…
と言う感じでした。

どれくらいやばかったかというと、授業で宿題が出ていて次の授業までにこなさないことになっていたんですけど2週間それがあることに気づきませんでした。笑

たまたま優しい友達が教えてくれてなんとかなりましたが、そこで本格的にヤバイと思い、もう授業も始まっているしどうやってできるだけストレスなく乗り切ろうかと色々考えて試したものをこのnoteで伝えようと思います。

多分、留学に既に行っている方はみんな当たり前に使っているものばかりなのでこれから留学に行こうかなと考えていたり、学校生活不安だって方にこれがあればなんとかなるよっていうのが伝われば幸いです。

必須アプリはOtter, DeepL, Grammarly,Google翻訳

この3つをすべて有料版で課金しました。これは必要経費だと思っています。無料でもある程度使えますがストレスを削減するにはどれも課金しておいた方が無難です。1万円くらいで学校生活のストレスが減るなら大歓迎です。

Otter

Otterはリアルタイムに文字起こしをしてくれるアプリケーションです。いくつか文字起こしのアプリはありますが、とても精度がよく一番使いやすかったです。
日本の英語の勉強は読み書きが主流で、聞くと話すが苦手な方が多いと思います。私も読む方が得意でした。
なので授業で先生にOtterを使っていいかの許可を取って、その後にOtterを使ってずっとパソコンを開いたまま、パソコン開けないときはスマホのアプリを入れて文字起こしアプリを起動し続けていました。

直接クラスでの授業は文字起こしをいい感じにチラ見する技術が必要ですが、Zoomの場合は堂々と横に画面を並べて見れるのでどちらでも参加できる場合はZoomを選択していました。笑

リアルタイムで聞きながら見て内容を大体理解して、授業が終わった後に英語を読み直すなどして復習をしていました。
大体の文章が理解できれば、ある程度シンプルな返答だけでも返すことができるので、何を言ってるかを分かるようになるというのがとてもよかったです。

DeepL

https://www.deepl.com/translator

みんな大好きDeepL。便利なので既に使っている方も多いと思います。
DeepLは無料版で乗り切れる場合もありますがもし5000字超えていたときもガンガン使いたいので有料版にしていました。


精度がよい翻訳アプリケーションです。日本語→英語、英語→日本語どちらも使用していました。
デスクトップ版は入れておいて、ショートカットキーでコピー(Ctrl+C)2回でDeepLで翻訳されるようにしておきます(多分最初からなってる)
携帯アプリもあるので入れておきましょう。


Grammarly

https://app.grammarly.com/

Grammarlyっていうのは英語の文章を校正してくれるアプリケーションです。
無料でも便利ですがGrammarlyに課金すると、ニュアンスまで加味して変更してくれます。自信をもった風に、もっとフォーマルにとか、カジュアルになどを選べることができます。

最近DeepLにもDeepL Writeというサービスが似たような機能を持っているそうです。こちらは試してないですがもし気になる方はそちらも使ってみても良いかもしれません。


なので英語に自信がなかったり、文章を考える時間がなく早く発言したい時などは、日本語をDeepLで英語に翻訳してGrammarlyに貼り付けて修正していました。
携帯版はアプリ?というかGrammarlyのキーボードが追加できるんですがこれもめちゃくちゃおすすめです。
レコメンドが優秀で最初の2文字くらいで言いたい単語出してくれるし文法も書いているときにどんどん直してくれます。
チャットやSMSで素早いやりとりするときに重宝してます。

Grammarlyも完璧な文法やニュアンスを直してくれる訳じゃないので自分で読み直してくださいね。

Google翻訳


みんな大好きGoogle翻訳。英語の記事に疲弊したらGoogle Chromeで右クリック→Google翻訳をしてました。
ニュアンスなども変わったりするので、元気になったら英語の記事を読んで慣れていきましょう。
Google翻訳のGoogle Extention(拡張機能)もおすすめです。
 https://chrome.google.com/webstore/detail/google-translate/aapbdbdomjkkjkaonfhkkikfgjllcleb

webページ上のテキストを選択すると翻訳がすぐ出る機能があるのですがこれがとても便利です.


このように選択すると翻訳されるので、専門用語が多い記事などに便利です。

失敗したらどうしようメンタルは

まず基本的にクラスメイト大多数がネイティブの場合以外は、英語の文法が間違っていることに寛容です。(個人の意見です。)

日本では日本人が多く、クラスのほとんどを占め日本語をスムーズに話せない人がほとんどいないので、文法が間違っていると違和感を感じることがあるかもしれないですが、アメリカの大きな大学などはDiversityにも考慮されいろんな国からきています。
というか学校以外でも移民が多い国だからか、文法に寛容な印象です。(ニューヨークだけかも?私個人の意見です)


私の学部も75%がアメリカ国外からの学生です。
この場合、完璧な英語を話す人が多いって訳ではないので文法のミスなどはよくあります。伝えたい気持ちが単語でもあれば汲み取って伝わることがほとんどです。

でも!それでも!何か発言する時に、何か文法が間違っているんじゃないかとドキドキする。
そういうもんですよね。

そう言う時は「文法か何かを間違えて恥ずかしいと思われたとして、ここにいる人たちは自分の人生に何%影響するんだろう」って考えてます。

1%も影響しないなって思うと私は緊張がほぐれ、心が落ち着きます(辛辣ですみません)

というのも、恥ずかしい思いをするかもって緊張している時は、まだ仲良くない人が多い環境だと思うんですよね。なのでその場の誰かに何思われても今の自分の人生には関係ないなというのを客観視できるようになり、気負わなくなり緊張がほぐれます。

変に気負いすぎずどうでもよくなることがコツです。

英語力身につかないんじゃないの?

こういうのを駆使してやるのって、英語力のみないんじゃないの?って思うんじゃないかと思うんですが、補助アプリケーションを使わないスパルタ英語の方が早く英語力が身についているのかもしれないですが、個人的にはこれくらいテクノロジーに頼っていても半年前とは比べ物にならないくらいには英語力(特にリスニングとスピーキング)ができるようになったなあという実感があります。

臨機応変に話さないといけない部分もありますしね。
知らない環境って母国語でも結構ストレスなのに、話しかけられる言葉もわからなくて授業にもついていけなくなったらもっとストレスがたまるし、楽しめないと思うんですよね。
そもそも英語を学びに行っているのもありますがそれ以上に英語はツールの一つでその上で学ぶ分野を身につけにいっているはずです。

楽しめなくなることが何よりもったいないなと思っています。なので、できるだけこうやってテクノロジーを駆使して乗り切る方法が、私のマインド的にいいかなと思ってこの方法で乗り切りました!

まとめ


日々たくさん学ぶことも多くこれからのやりたいことも見えてきて、本当に人生として変わった分岐点として学校に入るチャレンジをしてよかったなと思います。

もしかして英語力が不安、英語がわからない環境は辛そうって留学や海外にくることを躊躇する方もいると思うんですけど、一例ですがテクノロジーを駆使してなんとかなるっていうのが私の実体験を共有します!

この記事が 海外大学を目指していたり英語圏で働くことに対して不安を持っている方の参考になれば幸いです。

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