自分なりの心理学との付き合い方
心理学を少しかじると、話をしている相手の仕草がやけに目につくようになる。
「あ、急に腕組みした」とか「口元に手をやったな」とか、そんな仕草にもそれなりに意味があるようだ。この場合だと、腕組みは拒絶を示しているだとか、口元への手は嘘隠しの意味があるだとか。とまあ、少しだけ知った状態になると、会話中に話以外のものに気を取られるようになったりする。
知る前には気にも留めなかったことに、だ。
それが何とも嫌だった。
私は結構早い段階で、人の仕草だとか心理について調べることをやめた