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自分が面倒くさがりだと気づいた話

最近になって気づいた。
自分が面倒くさがりな人間だということを。

これまで私は自分のことをわりとしっかりしている人間だと思っていた。
長女なこともあり、実際に周りの人にもそう言われることが多かった。

20代後半にお付き合いしていた当時の彼氏に「お前は面倒くさがりなところあるよねー。」と言われたことがあった。正直、意味がわからなかった。
そんなこと今まで言われたことがなかったから。
今思い起こすと、自分の家と彼の住んでいる場所が遠くて、彼の住んでいる方にほとんど行くこともなく、彼の方から来てもらうことが多かった。
彼の家に行くとき、「これからたくさん来ると思うから道順覚えて。」と言われたけど、駅から徒歩20分くらいで「多分もう行くことはないだろうな。」と心の中で思ったことだけは、今でも覚えている。
こうして文字に起こすと改めてひどい人間だなと思う。
彼の言っていたことはあながち間違いではなく、私は面倒くさがりだったんだなと思う。

そして、今。
私は外に出る時はそこそこちゃんとしているが、まぁ家にいるときはひどい。

物が無いスッキリした部屋に憧れてはいるものの、仕事用デスクもダイニングテーブルもまともに綺麗な試しがない。常にお店を広げている。なんならレシートがその辺に落ちていることもある。

家事で最も嫌いな洗い物はすぐ溜めるし、何より手続き系が億劫で、
やりたいと思いつつやれていないまま時間だけが過ぎていく積み立てNISA。
お金ではなくめんどくさいを積み立てている。積み立て面倒。

そして面倒くさがりと言った彼とお別れしてその後何人かとお付き合いしたけど、
たまたまお互いの家が近い人と付き合ってしまった経験から、もう家が遠い人とは付き合いたくないなと思ってしまっている。
すぐ行ける、すぐ帰れるは安心感。これはまずいな・・・でもやっぱり距離が遠いと行くのが面倒くさい。

多分もう直らないと思う。
自分が面倒くさがりだと気づけただけよかったということにしよう。

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