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<おすすめ最新刊情報>〜 9月小説編Vol.5〜

「半沢直樹 アルルカンと道化師」池井戸潤 (著)

東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは――。

「沖晴くんの涙を殺して」額賀 澪 (著)

2020年、最高の感涙小説が登場! 北の大津波で家族を喪った沖晴は死神と取引をした。悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖を差し出して独り生還したという。残された感情は喜びだけ。笑うだけの不思議な高校生は、余命わずかの音楽教師・京香と出会い、心を通わせていく――。ありふれた日常と感情が愛おしくなる喪失と成長の物語。

「ルパンの星 ルパンの娘」横関大 (著)

Lの一族の娘・三雲華は、刑事で夫の桜庭和馬とともに娘・杏の育児に追われていた。一方、北条美雲は失恋の痛手を負い所轄でくすぶる日々。
ある日、美雲の管内で元警察官が殺され久しぶりに和馬とタッグを組むと、捜査は意外な方向へ――。ドラマ化でファンが急増した「ルパンの娘」シリーズ待望の第4弾〈文庫書下ろし〉

「カノジョの妹とキスをした。2」海空 りく (著)

初めての恋人・晴香と付き合って一ヵ月。親が再婚し恋人とそっくりな義妹が出来た。名前は時雨。晴香の生き別れの妹だ。俺はそんな義妹とキスをした。重ねられた時雨の唇の感触が忘れられない。晴香とキスはそれに塗り潰されて思い出せないのに。時雨を異性として意識する時間が増える。
でもそんなのは晴香に対する裏切りだ。俺は晴香との仲をもっと深め、時雨と距離を置こうとする。だが俺がそう決意した日、時雨が高熱を出して倒れてしまい……?彼女の双子の妹からの告白。高2の夏休み。お泊りデート。動き始める“不”純愛ラブコメ、『堕落』の第二巻!

「ルビィ」重松清 (著)

同じ痛みを抱いて、俺たちは、生きている。自ら命を絶った少女・ルビィと出会った、中年作家のダザイさん。「ねえ、ダザイさん、一緒に行こうよ」
ルビィが誘ったのは、見知らぬ誰かの命を救うための旅だった――。作家の仕事に疲れて自殺を図ったダザイさんは、一人の少女・ルビィと出会った。三年前に命を絶った彼女は、「七人の命を救わないと天国に行けないの」。ダザイさんは、その義務(ノルマ)を果たす旅に付き合わされ、出会った人たちの心の中に自分と同じ痛みを次々に見つけて……。命の哀しさと尊さに涙する感動長編。

「働く女子に明日は来る!」中澤日菜子 (著)

時崎七菜(31歳)はテレビドラマ制作会社のアシスタントプロデューサ-(AP)。尊敬するプロデューサー(P)の上司・頼子をお手本に、連続TVドラマ『半熟たまご』の現場で日々格闘中。クセの強い面々との仕事には、毎日トラブルが頻発状態。元来マジメで不器用な七菜は、つまずきながら、もがきながら、美味しいロケ飯を心の支えに一つ一つ乗り越えていく。そんなある日、先輩の頼子からPを引き継ぐことに。次々と襲いかかるピンチ。そして、ついには前代未聞の大ピンチに!果たして、七菜はどうする?
 働き方改革、パワハラ、モラハラ・・・・・・イマドキのお仕事問題をはらみつつもハートフル。働く女子の背中を包み込み、、優しく押す、前向きお仕事小説です。

「モテ薬」旺季志ずか (著)

「あの日」から、世界は変わった。
実力派の脚本家が書き下ろした、愛と欲望渦巻く科学サスペンスの傑作!!はじまりは、美人研究者による新物質発見の記者会見だった。だが次々に明らかになる論文不正は、ついに最悪の事態を迎える。いったい彼女は、絶世の天才科学者か、世紀の悪女か――。モテ薬は本当にあるのか、論文の不備が示唆するものとは――。

「空に住む」小竹正人 (著)

事故で両親を亡くした直美は、猫とともに叔父が用意してくれた都心の高層マンションに移り住む。眼下に絶景が広がるその部屋は、まるで空のような場所だった。ある日、直美はマンションのエレベーター内で人気俳優の時戸森則に出会う。「ねえ、オムライス作れる?」彼のそのひと言で、直美の運命は一変し――。人気作詞家が描く喪失と再生の物語。

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